キングダムは紀元前235年に差し掛かってきて、ここで什虎(じゅうこ)城という城が登場してきました!
昌平君は魏との同盟のため、魏に対して什虎城を渡すと言ったものの、この什虎城は楚の城という展開でした。
そして秦が什虎城攻めを開始しましたが、ここに鎮座(ちんざ)していたのは満羽(まんう)・千斗雲(せんとうん)・玄右(げんう)という3人の将軍と、寿胡王(じゅこおう)という1人の軍師でした。
彼らは近寄る敵をなぎ倒し続けてきたことで、什虎城はどの国からも攻められなくなったということになっています。
では果たしてこの4人の人物は史実に実在していたのでしょうか?
また彼らの強さや能力の高さは?
そして彼らの最後はどうなるのでしょうか?
ここでは楚の什虎城に鎮座する満羽・千斗雲・玄右といった3人の将軍や軍師・寿胡王の史実での記録、そしてキングダムでの能力やその最後について考察していきます。
最後までお楽しみください。
Contents
キングダム満羽・千斗雲将軍は史実に実在した?
満羽・千斗雲はオリジナルキャラ!
蒙武より体がデカいという満羽将軍😅
早く戦いたくてウズウズしてる千斗雲😅秦国側は騰将軍が援軍に(๑˙❥˙๑)ココココ
楚国側は千人将2人が将軍に昇格してるΣ(゚Д゚)
項燕大将軍かと思ったけど、出てくるのはもっと後か😅#キングダム pic.twitter.com/VGjZTCNrj3— STU船推し🚢@ ひなぴよ沖舞みっほーパン(๑•8•๑) (@pzqop55) August 27, 2020
では什虎城の満羽・千斗雲・玄右・寿胡王といった人物が史実に実在していたか?という点ですが、調べてみるとこうした人物は史実には実在していなかったことが分かりました。
彼らは全て、キングダムの原先生の創作キャラクターですね。
とはいえ登場シーンはなかなかハチャメチャで、本当に強いのか?と思うほど。
彼らは史実に実在しない人物だけに、どうにでも動かしやすいキャラクターとも言えますし、ここは原先生の遊び心があふれてきたといったところでしょうか。
満羽・千斗雲たちが什虎城にいる理由?
また満羽や千斗雲たちは、元は別の国の将軍だったようです。
彼らは何という国の武将だったのでしょうか?
満羽は「汨(べき)」という国の大将軍。
千斗雲は「暦(れき)」という国の大将軍であることが判明しました。
また653話では寿胡王が亡国の王族であり、大軍師として知られていることが分かっています。
ただ玄右と寿胡王の元の国の名前までは、いまだに分かっていない状況です。
また満羽たちは楚に対する忠義の気持ちはそう強くないようで、そのため函谷関の戦いなど楚の大戦には出陣しないことが、騰(とう)の口から語られています。
楚の中枢である郢(てい)からしても、手なずけられない強者に什虎を与えていた方が都合が良いこともあって、満羽たちの4人はこの什虎城を根城にしていることになっています。
キングダム満羽・千斗雲・玄右将軍の強さは?
満羽・千斗雲将軍は本能型!
キングダムにワイにぶっ刺さりそうなキャラが久しぶりに出てきたな
満羽将軍、こいつぁいいキャラクターポテンシャル持ってるでぇ
トルケルおじさんと同じ匂いを感じる pic.twitter.com/itkJZq9PEk
— 見ざる猿 (@3vUjm) August 22, 2020
それではここから楚の什虎城の将軍たちの強さを見ていきたいと思いますが、まず満羽・千斗雲は本能型の武将と思われます。
少し登場シーンを振り返りましょぅ。
満羽も千斗雲も初登場は裸です!
(第650話「開戦の日」)
なぜ裸になりたいのかは分かりませんが、これは明らかに本能丸出し!
絶対に「知略型」な訳がないでしょう!!
その他にも千斗雲は、戦場でこのような動きをしています。
合図の音は鳴っていないのに、合図的な音が聞こえた「気がする」と言って出撃した千斗雲。
明らかなフライング!
というか単なるワガママ!!
出撃したい気持ちを抑えることができてませんね。
これも本能丸出しの行動で、千斗雲が絶対に知略型なワケがない証拠です!
あとは満羽将軍も次のようなシーンがありました。
左のコマは王都から何か聞いていたか?という部下の問いに「んー」と答えられない様子。
「覚えてないんですね」という部下からツッコミを受けてしまうあたり、この満羽将軍も明らかに知略型なワケがありません!
ということでこの満羽・千斗雲の2人の将軍は本能型であると判断できます!
満羽の能力値は?
また満羽の能力値はどうなるでしょうか?
満羽はかなり強力な武の持ち主であることが分かってきました。
おそらく満羽はトップレベルに近い武の持ち主。
蒙武の武力は99ですが、この蒙武との一騎討ちでも一撃で蒙武を馬上から叩き落すことに成功していたほどです。
こうなると満羽は高い武力を持っていることは明らかですので、武力は蒙武と同じく99程度はあるのではないでしょうか?
全体では満羽の能力値は、以下の程度と予想します!
- 武力・・・99
- 知力・・・75
- 統率力・・85
- 経験値・・A
千斗雲の能力値は?
また千斗雲は、どれだけの武の持ち主なのでしょうか。
千斗雲が戦ったのは乱美迫(らんびはく)と録嗚未(ろくおみ)の2人でした。
しかも千斗雲はこの2人を同時に相手にしても、まだ余裕があるほどの戦いぶりを見せていました。
ちなみに公式ガイドブックによると、乱美迫の武力は94、録嗚未の武力は91となっています。
この2人を相手にして余裕のある戦いを見せているのですから、千斗雲の武力は98~99ほどはあると思われます。
また敵を倒すことに喜びを感じている様子からは、やや猟奇的な性格も垣間(かいま)見えます。
以上から千斗雲の能力値としては以下のように予想します!
- 武力・・・98~99
- 知力・・・80
- 指揮力・・88
- 経験値・・A
玄右将軍は知略型か?
そして満羽や千斗雲に比べると、やや目立たない玄右(げんう)将軍ですが、満羽と千斗雲がぶっ飛んでいるキャラだから目立たないだけで、いたって普通のまともな将軍でしょう。
戦いの最中も蒙武が後退をするのを騰が助けようとすると、その騰の思惑を察知したように騰の前に立ちはだかる玄右。
戦況から敵の思惑を見抜いた上で素早く対応するあたり、玄右は知略型の武将と言えそうです。
また玄右の武力としては魏の馬介(ばかい)をあっさりと葬(ほうむ)っていましたし、玄右も亡国の将軍でありながら、楚との戦いで勝ち続けてきた猛者(もさ)であることが判明しています。
となると武力の数値は95以上はあると思われますし、知略も高めの武将と予想して能力値は以下のようになるのではないでしょうか?
- 武力・・・96
- 知力・・・93
- 指揮力・・90
- 経験値・・A
寿胡王の軍師としての能力と什虎城の強さの秘密は?
また什虎城の軍師・寿胡王(じゅこおう)は亡国の王族であり、大軍師と評されています。
この寿胡王の軍師としての優れた点はどのようなものなのでしょうか?
寿胡王はもしかすると本能型の軍師という異色の人物なのかもしれません。
元は本能型の人物が、兵法の基礎を学び軍略を操るようになった―――
そうして寿胡王は、本能型と知略型をあわせ持った軍師と言えます。
また本能型の武将と知略型の武将の戦いは、王騎をもってして永遠の題目と言わしめるほどのもの。
本能型の武将は知略型の武将の策を見抜いているわけでなく、知略型の武将は本能型の武将の行動を見切っているわけではない。
そうしてお互いがお互いの裏をかく動きをするために、どちらが優れているのか判断が難しいことを王騎の言葉は示していると言えます。
ですので寿胡王は、敵が本能型であれば味方の武将を知略によって操って裏をかくことを狙う。
または敵が知略型であれば、本能型の直感によって味方の武将を動かして敵の裏をかく。
そのようにして寿胡王は、自分自身の本能と知略を敵に合わせて柔軟に使い分けて戦うことで、戦局を有利に導くのかもしれず、それが什虎城の強さの秘密と言えるのかもしれません。
そして寿胡王の能力値は以下のように予想します!
- 武力・・・55
- 知力・・・98
- 統率力・・97
- 経験値・・S
寿胡王は年齢が高そうな見た目ですので、経験値はSとしました。
次の公式ガイドブックが出るのが楽しみですね♪
キングダム満羽・千斗雲将軍たちの最後は?
一騎討ちで戦死する?
魏の援軍が到着しても、楚軍はまだ余裕充分の様子。魏軍がどれだけの軍勢なのかはまだ分かっていませんが、それだけ什虎城の武将とこの寿胡王(じゅこおう)という軍師は優れているということでしょうか。これからの戦いで什虎城の武将や軍師たちの凄さが明らかになっていくんでしょうね。#キングダム pic.twitter.com/YLd0FW3P0g
— comic-search (@search_comic) September 3, 2020
また満羽や千斗雲将軍たちは、どのような最後を迎えるでしょうか?
一つ考えられるのは、戦場での一騎討ちでの戦死です。
什虎城戦はすでに終了しましたが、その後の戦いで信など武力の高い武将との一騎討ちで戦死してしまうという可能性もあるのかもしれません。
ただ千斗雲は乱美迫と録嗚未の2人がかりでも倒せなかったほどの武の持ち主ですし、満羽も同程度の強さがあると思われます。
この2人を一騎討ちで葬(ほうむ)り去ることは、かなり難しいと言えます。
味方を守るために壮絶な最後を迎える?
または満羽や千斗雲は、味方の武将を助けようとして戦死するという展開が待っているのかもしれません。
今後の戦いで満羽や千斗雲たちが激戦が巻き込まれて追い詰められていき、例えば最後に千斗雲がピンチに陥った時に、千斗雲を助けようと満羽が敵の矛を受け止めようとして壮絶な最後を迎える、という展開もあり得るように思います。
初登場は裸だったように、満羽も千斗雲もぶっ飛んだキャラクターですが、実は意外にも熱い友情で結ばれていた―――
そんな意外性のある最後が2人を待っているのかもしれません。
裏切られて死亡する?
または満羽たちは裏切られて死亡する、という最後を迎えるのかもしれません。
満羽や千斗雲たちは、祖国で王や大臣たちに裏切られる結果となりました。
そしてその時には満羽たちが守ろうとしていた民衆にまで裏切られていることも判明。
守ろうと思っていた民衆にまで裏切られたことで、満羽の中で何かが壊れ虚無を悟ったということになっています。
そんな哀しみを抱えた満羽たちが、再び裏切りによって非業(ひごう)の最後を迎える―――
そんな哀しい最後が待っているのかもしれません。
裏切ろうとしてそれが発覚して死罪となる?
または裏切られてきた満羽たちは、この後の戦いで国を裏切る側に回ろうとするのかもしれません。
しかしその裏切り計画が何者かのしわざによってバレてしまう。
そこで裏切りの罪を問われて死罪となる。
裏切るつもりがなくても、裏切りの疑いをかけられて死亡したケースもこの時代にはよく見られています。
実際に史実では李牧がそのような最後を迎えているんですね。
ですので満羽たちも裏切るつもりがなかったのに、裏切りの疑いをかけられて死罪になる可能性もあり得ます。
裏切られた満羽たちにそんな最後を迎えて欲しくはありませんが、果たしてどうなるのでしょうか?
寿胡王は仁・淡に狙われて戦死?
また軍師の寿胡王は、戦況を把握すべく高いイスに座って本陣に陣取っています。
この状況は弓の名手にとっては、格好の標的になるようにも思います。
そうなると例えば飛信隊の弓矢兄弟が寿胡王を狙ったら―――
かなりの長距離射撃で寿胡王を射抜くことが可能にも思えます。
そんな弓矢による死に方が、寿胡王の最後なのかもしれません。
満羽たちの悲劇の先にある何かとは?
またキングダムでは、寿胡王が満羽たちの悲劇の先に何かあることを願っていました。
人は愚かだと断言していた寿胡王は、人の愚かさの先に何かがあることを願っていたんですね。
満羽たちの悲劇の先にある何かとは、人の愚かさの先にある何かとは、一体どのようなことなのでしょうか?
答えは政が持っている?
私はその答えを秦王・政が持っていると思います。
政もその幼少期は悲劇に包まれていました。
趙の長平での40万もの人たちが生き埋めにされた後、趙に残されていた幼い頃の政は趙の人たちの憎しみを一身に受けていたことがありました。
しかしキングダムの中で紫夏(しか)という女性に出会ったことで、政は人の本質を光だと言い切るほどの名君になっています。
その目は確かにしっかりと中華統一への路(みち)をとらえていて、王騎将軍は慕っていた昭王亡き後、その政の目に希望を見出したほどでした。
しかし政はその後も順調だったわけではありません。
これまでも政は本来であれば王を補佐すべき呂不韋に命を狙われても、裁けなかったという悔しさを感じたこともありました。
また政は弟の成蟜(せいきょう)に王位を奪われかけたこともあります。
それでもこれまでの政は、蕞(さい)での戦いでも民衆を鼓舞して民兵を覚醒させたほどの能力を披露しています。
人の闇を一身に背負ってきた幼き日々があり、身内や重臣にまで裏切られた過去を持つ政は、そんな過去さえどこ吹く風だと言わんばかりに中華統一への志を捨ててはいません。
上に行けば権力争いがつきもので、権力争いに裏切りはつきもの。
裏切りに打ちのめされるよりも、さらなる偉大な夢を持て!
もしかすると政が満羽たちに出会ったら、そんな言葉を投げかけるのかもしれません。
満羽たちの悲劇の先にあるものとは、そんな政の強き姿勢であり目の輝きなのではないでしょうか?
キングダム満羽・千斗雲将軍 まとめ
今週のキングダム🔥
千斗雲おもろすぎやろ(笑)
騰もやべえ(笑)
呉鳳明の側近の荀詠さん、これはできるイケメンやな✨
誰がすりつぶされるのか楽しみ⚔️💥 pic.twitter.com/CaXVo0jtOY— ミルティ (@miltino_) September 3, 2020
それではこれまで、キングダムの満羽や千斗雲、玄右や寿胡王が史実で実在したのか?
また強さや能力値とその最後の死亡を予想・考察してきました。
満羽や千斗雲などの将軍は、史実では実在していなかったことが明らかになりました。
それだけに漫画で自由に描ける創作キャラクターとも言え、個性的なキャラクターとして描かれています。
また武将としては満羽と千斗雲は本能型、玄右は知略型と思われますし、これらの個性を寿胡王が上手く活かして戦うことが什虎城の強さのようにも思います。
そしてその最後は、満羽や千斗雲は戦闘を好む武将のようですので、戦場で死亡することが有力でしょうか?
ここからさらに彼らの過去がこれからのキングダムで明らかにされていくと思われますが、裸での初登場からは意外なまでに熱い友情で結ばれている可能性もあります。
そうした友情から味方を守るために戦死してしまうという悲しい最後を迎えてしまうのかもしれません。
はたまた裏切られた過去を持つ満羽たちは、裏切られて最後を迎えるということになることも考えられます。
または裏切るつもりがないのに、裏切りの疑いをかけられて死罪となるケースも充分に考えられます。
その他、軍師・寿胡王については高いイスに座って戦場を眺めているだけに、弓矢の標的になりやすいように思いましたので飛信隊の弓矢兄弟の矢に射抜かれるという最後も考えられます。
今後の展開が楽しみではありますが、それではここまで什虎城の満羽や千斗雲、玄右や寿胡王の史実や最後の死亡に関する考察・予想を終わります。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。