劇場版「鬼滅の刃・無限列車編」が興行収入400億円を突破し、大人気コンテンツとなった鬼滅の刃。
2021年10月からは無限列車編のアニメが放送されることも決定しました。
今回はそんな鬼滅の刃・無限列車編にも登場した、上弦の参・猗窩座(あかざ)に関して考察していきます。
猗窩座の特徴としては体中に入っている入れ墨がありますが、この猗窩座の入れ墨にはどのような意味があるのでしょうか?
今回は鬼滅の刃の猗窩座の入れ墨の意味を考察していきます。
それでは最後までお楽しみください。
Contents
鬼滅の刃・猗窩座の入れ墨の意味とは?
推しは猗窩座(あかざ)なんですが、同じ方いますか?
弱者の意味、入れ墨の意味、
彼の過去が悲しすぎて
グッときてしまいました。#鬼滅の刃 #猗窩座 #あかざ pic.twitter.com/ovqKdex8mk— こむぎ (@komugi563) March 4, 2020
さて無限列車編では、炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)と死闘を交え、その命を奪った憎き悪役として注目された上弦の参・猗窩座。
彼のトレードマークと言えば、全身を巡る入れ墨と言っても過言では無いでしょう。
では猗窩座の身体に入っているこの入れ墨には、何か意味があるのでしょうか?
原作18巻の設定こぼれ話として、「まっとうに生きるように父に言われましたが、鬼にされ罪を重ねていったせいか、罪人の入れ墨が鬼の紋様と混ざり合い、全身に広がっているように見えます。」
と記載されています。
ではそもそも、罪人の入れ墨とはどういった意味なのでしょうか?
罪人の入れ墨って何?
再掲(他所) 狛治さん pic.twitter.com/ztt0C6kqVZ
— けい (@zousui_005) December 28, 2020
さて猗窩座は鬼になる前、つまり人間だった頃の名前は「狛治(はくじ)」といいました。
狛治の生まれた家庭は非常に貧しい環境にあり、病弱で床に伏せていた父に代わって、狛治は食事や薬を調達しなければいけませんでした。
ですが少年の狛治にありつける仕事は多くなく、食べていくため、そして父の薬を買うために狛治は盗みを働かなくてはいけない状況だったのです。
しかし少年の犯罪は発見されることも多く、狛治は盗みを働いた罪人として腕に3本線の入れ墨をを入れられることになります。
この腕の入れ墨は、「罪人である証明」だったのです。
鬼になった猗窩座には、当然のことながら人間であった頃の記憶はありません。
しかし猗窩座の心の奥では、無意識の中で人を襲う事への罪悪感があったということでしょう。
人を襲い罪を重ねた結果、自分自身を罪人として認めた証こそが、猗窩座の入れ墨なのかもしれません。
鬼の紋様って何?
猗窩座さんの全身の模様は「無意識の自責」から施された罪人堀りで、狛治のソレが消えてるのは単純に「人間である事を捨てたから」なんだろうな…罪人堀りで鬼から人間に戻った事を描写するの、なんというかその…滅茶苦茶良いな… pic.twitter.com/Qb6JN5NqAF
— 鳩麦 (@hatomugi_x) April 27, 2019
では罪人の証である猗窩座の入れ墨と交わった「鬼の紋様」とは一体何なのでしょうか?
この点は公式には公表されていませんので推測になりますが、鬼の紋様というのは鬼が力を発揮しようとする時に出現していたものかもしれません。
というのも鬼となった禰豆子(ねずこ)が、上弦の陸の堕姫(だき)と対戦していた時に、次の画像のような文様が浮き出てきたからです。
この禰豆子の体に現れた植物のツルと葉のような文様は、それまでの禰豆子には無かったものでした。
またそれまでの禰豆子は堕姫に押されていたものの、この鬼の紋様(?)が現れてからは禰豆子は堕姫を圧倒するようになっていきます。
この点から考えると鬼の紋様は、鬼殺隊でいうところの「痣」と似ていて、鬼の紋様は鬼殺隊の痣のように、これまで以上の力を発揮するという意味があったように思います。
また猗窩座は鬼になってからも、より強い力・強さを求めていました。
鬼として力を付けるには人間を襲い、喰らう事が一番の近道となります。
そして猗窩座の全身の入れ墨模様について、設定こぼれ話では次のように書かれていました。
「まっとうに生きるように父に言われましたが、鬼にされ罪を重ねていったせいか、罪人の入れ墨が鬼の紋様と混ざり合い、全身に広がっているように見えます。」
この「鬼にされ罪を重ねていったせいか」という部分は、猗窩座が鬼となってから人間を食糧として襲ったこと、そして力を得るために人間を襲ったことを指しているのでしょう。
ただ猗窩座は、襲った人に対して無意識に罪悪感を覚えたのかもしれません。
(猗窩座の過去から考えても、猗窩座は根はいいヤツですからね。)
そんな猗窩座の罪悪感は、罪人の入れ墨に似た模様を、鬼の紋様として浮かび上がらせたのかもしれません。
その罪人の入れ墨に似た模様が鬼の紋様と混ざり合って全身に広がって見えることが、設定こぼれ話に書かれていた意味なのではないでしょうか?
鬼滅の刃・猗窩座の身体の入れ墨の意味は?まとめ
なんとか猗窩座が完成😭
今までで一番デジタルっぽくは出来たとは思う。まだまだ課題はいっぱいだけど次また頑張ろう☺️
結局今回グリザイユ画法使わなかったなあ…#イラスト#イラスト練習#鬼滅の刃#猗窩座 #イラスト好きな人とつながりたい #絵描きさんと繋がたい #物憂げな猗窩座#半分人間 pic.twitter.com/UYo6fYlaUo— もぐもぐ3世 (@mogumogu3sei) October 7, 2021
ここまで鬼滅の刃・無限列車編に登場する上弦の鬼・猗窩座の入れ墨の意味に関して考察してきました。
以下がまとめとなります。
- 猗窩座の入れ墨は罪人の入れ墨と鬼の紋様が混ざり合ったもの
- 罪人の入れ墨の意味とは、猗窩座が人間だった頃に犯した罪人の証
- 鬼の紋様とは鬼殺隊の痣の様な効果を持つものと推測
- 鬼となって人を殺した罪悪感が、罪人の入れ墨を肉体に浮かび上がらせた要因だったのでは?
猗窩座は鬼滅の刃の敵キャラクターの中でも、1~2を争うほど悲しい過去を持っていますし、実はいいヤツだということも分かっています。
そんな猗窩座の入れ墨は、本人の罪悪感によって体に広がったと考えると、猗窩座の無限列車編での登場から違った目線で見れるかもしれませんね。
それでは以上で、鬼滅の刃の猗窩座の入れ墨に関する考察を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。