少年ジャンプの大人気マンガ呪術廻戦。
これは人間の負の感情が呪霊という化け物を生み出すダークファンタジーですが、この中に夏油傑(げとうすぐる)の肉体を借りた偽夏油(にせげとう)が登場します。
この偽夏油の正体が羂索(けんじゃく)という人物であることが明らかにされました!
この羂索はどのような人物で、何を目的にしているのでしょうか?
こちらの記事では夏油傑・偽夏油の正体である羂索について詳しくご紹介していきます。
それでは最後までお楽しみください!
Contents
呪術廻戦・偽夏油(にせげとう)の正体は羂索(けんじゃく)!
呪術本誌「辛そうですね 直哉さん」の乙骨先輩の顔と構図が「助けてあげようか 真人」の偽夏油思い出したよね。つまり来週は直哉くん“理解らせ”回って事で良いですか? #wj15 #呪術廻戦 pic.twitter.com/q1VDqcsQHk
— usagininaru (@devenirunlapin) March 14, 2021
さて偽夏油(にせげとう)の正体について迫っていきますが、呪術廻戦145話で夏油傑(げとうすぐる)の肉体に宿っている術師の名前が羂索(けんじゃく)であることが判明しました!
また145話では羂索について明らかになったことがありました。
それをここからご紹介していきます。
羂索は天元に次ぐ結界術の使い手
145話で明かされた羂索の術師としての実力。
それは、かなりのものであることが明らかになりました。
まず羂索は、天元に次ぐ結界術の使い手であることが判明。
そのため天元のいる薨星宮(こうせいぐう)の封印も、いつ解かれるか分からないと天元は語っています。
薨星宮の封印が解かれるかもしれないリスクがあるためか、天元は乙骨・九十九由基・脹相のうち2人に護衛を依頼しています。
また羂索の術師としての実力から考えると、天元は羂索に接触した時点で取り込まれてしまうかもしれないと考えています。
羂索は加茂憲倫(かものりとし)の肉体に宿って呪胎九相図を作り上げ、さらに夏油傑(げとうすぐる)の肉体に宿って五条悟の封印に成功したほどの人物です。
羂索の術師としての実力は、かなり高いレベルであることが明らかになっています。
羂索は千年術師をやっている?
また145話では羂索が宿儺とも関わりがあるようで、少なくとも千年術師をやっていることも判明しました。
ですので羂索は、少なくとも千年は前にこの世に生まれた人物ということになります。
果たしてこの羂索の元々の姿は、今後の呪術廻戦で描かれることがあるのでしょうか?
もしかすると呪術廻戦0巻のように、羂索の生まれた時代の物語が描かれることがあるかもしれませんが、果たしてどうなるのでしょうか?
羂索は呪詛師?
また羂索は、呪霊たちと何かを企んでいる呪詛師(じゅそし)です
ご存知のように呪詛師というのは、自分の呪力の才能を自分自身の欲望や快楽のために使う人たちです。
反対に虎杖たち呪術師(じゅじゅつし)は、呪力の才能を一般人を守るために使いますので、呪詛師は呪術師と敵対勢力の関係にあります。
呪術廻戦・夏油傑とは?
#夏油傑
呪術廻戦の夏油傑は、なんていうか俺は銀魂の高杉みたいな感覚でとらえていて
進んだ道やしてきたことは到底許されることではないんだが、共感みたいなものはあるし、救われて欲しいという気持ちはある pic.twitter.com/zeSQhYywXF— スナバ@銀魂/鬼滅/ヒプマイ/コナン/ヒロアカ/ (@tottoriganba) February 25, 2022
またこの羂索に肉体を乗っ取られた夏油傑(げとうすぐる)は、呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)を操る呪詛師であり、その位は特級とされています。
この呪霊操術というのは、呪霊を取り込んで自在に操ることができる術式で、夏油傑は特級呪霊さえ操ることができるとされていました。
また呪霊操術は、取り込んだ呪霊の術式を抽出することも可能です。
要するに呪霊操術で取り込んだ呪霊の術式を、夏油傑も使えるわけです。
夏油傑は五条悟と親友?
また夏油傑は五条悟と同級生で、呪術高専の2年生の時には五条とかなり仲良くなっています。
その五条悟は、夏油傑のことを親友だと発言したこともありました。
このように夏油傑は五条悟と仲が良かったため、羂索に肉体を狙われることになっていきます。
夏油傑は闇落ちした?
また夏油傑本人は非常に優秀な呪術師であったものの、非術師(呪術を使えない人)の存在価値に疑問を感じ始めてしまいました。
そして夏油傑はいつしか非術師を抹殺することを考えるようになってしまい、呪詛師となってしまいました。
ですので夏油傑は闇落ちした術師と言えます。
ただこの夏油傑は、乙骨と五条との戦いに敗れて死亡しています。(呪術戦0巻参照)
羂索が夏油傑の肉体を狙ったワケとは?
ちなみに偽夏油の正体である羂索が、夏油傑の肉体をのっとった理由は何だったのでしょうか?
一つには羂索の目的を果たすために五条悟が邪魔であり、五条悟を封印しやすくするために、五条悟と仲の良かった夏油傑の肉体に目を付けたというわけです。
というのも羂索は過去に2度、五条悟と同じ六眼(りくがん)の術師に敗れていました。
2度目に敗れた時の羂索は徹底していて、生後1月以内に六眼を殺していたものの、天元の同化当日になって六眼は再び羂索の前に現れたようです。
そんな羂索は六眼の抹殺ではなく、六眼の封印に方針を変えました。
また現在の六眼の使い手である五条悟を封印しやすいのは、五条悟の親友でもあった夏油傑であり、この夏油傑の術式である「呪霊操術」も羂索は狙っていたんですね。
以上のような理由から羂索は夏油傑の肉体を狙ったわけですが、これまで羂索の思惑通りに事が運んでいます。
羂索の狙いを虎杖たちは阻止できるのでしょうか?
呪術廻戦・羂索の正体は一体どこの誰?
『偽夏油』『加茂憲倫』ことメロンパンの本名が『羂索(けんじゃく)』とようやく判明したけど
変換のしにくさと呼びやすさからこれからも『メロンパン』と呼ばれ続ける気がしてならない
#wj19 #呪術廻戦 #呪術本誌 pic.twitter.com/IQEBmN5Haa— 俄雨の降る日には (@rain_shower0119) April 11, 2021
ではこの羂索という人物は、一体どこの誰なのでしょうか?
羂索の正体は日本史上の人物ではないか?という予想もされていましたが、呪術廻戦の登場人物の関係者という可能性が考えられます。
さて羂索は、どこの誰なのでしょうか?
羂索は御三家の人物?
羂索が呪術廻戦の登場人物の関係者であるのなら、やはり平安時代の御三家の人物の一人という可能性が高いと考えられます。
体を乗っ取られることになった夏油傑も、元は呪術師として一般人を助ける活動をしていました。
しかし夏油傑は非術師の弱さや醜さに嫌気を差していき、非術師を抹殺しようとするようになってしまいます。
ですので過去に夏油傑と同じように、呪術師から呪詛師になってしまった人物が御三家から出ていた可能性も考えられます。
それが羂索なのかもしれません。
とはいえ加茂憲倫(かものりとし)が明治初期の術師であり、史上最悪の術師・御三家の汚点として名を残しています。
加茂憲倫が史上最悪の術師であり、御三家の汚点であるならば、それより古い時代の御三家の人物で加茂憲倫より悪名高い人物はいないことになるはずです。
その点から考えると、羂索は御三家の一人という可能性は低いと言えるのかもしれません。
それでは羂索はどこの誰なのでしょうか?
羂索は天元の一族か?
その他で羂索と考えられるのは、天元の兄弟など天元一族である可能性です。
それは以下の点がその理由として挙げられます。
- 天元は自分と適合する人間と同化しますが、その点が羂索の肉体を渡れる術式と似ていること
- 羂索が天元に次ぐ結界術の使い手であること
このように天元と羂索には、重要な点で共通点があると言えます。
羂索は、天元の兄弟なのか親または子供なのか?
それとも天元一族の中でも遠い血縁関係者になるのでしょうか?
術式の近さや結界術の実力から、羂索は天元一族の誰かだとは思いますが、果たして誰なのでしょうか?
天元は羂索の味方?
また天元に対しても、やや疑惑が生じています。
それは実は天元が羂索と裏でつながっているという可能性です。
それは本誌の173話で伏黒恵の考えとして描かれましたが、ただこの点についてはこの173話の時点で可能性がないと伏黒は考えています。
もしも羂索が天元一族だとしても、2人がつながっている可能性はなさそうです。
呪術廻戦・夏油傑の肉体は捨てられる?
お昼までの家事の合間らくがき
五条袈裟の夏油傑さんはじめて描いたよ!
公式が認めた五条袈裟だよ🥳
尊い✨✨✨メロンパンはすぐるから出てけー!#夏油傑 pic.twitter.com/uFhmRQMj7g
— もちのき君(お休み中) (@mochinokikun) March 19, 2021
また夏油傑の肉体を乗っ取った羂索は、脳を入れ替えれば肉体を転々と出来る術式を持っています。
ですので夏油傑の肉体も、いつか捨てられてしまう時も訪れることでしょう。
ただ羂索は、夏油傑の呪霊操術も欲しいと言っていました。
ですので羂索は呪霊操術を使いつくして目的を果たすまで、夏油傑の肉体を使い続けるのかもしれません。
羂索が乗っ取った肉体は年を取る?
ただ羂索が乗っ取った肉体は、普通の人間の肉体です。
つまり普通の肉体ですので、年を取って老化していくはずです。
夏油傑の肉体が衰えて戦いにおいて不利な状況になるなど、羂索にとって不都合が起こった場合には、やはり羂索は夏油傑の肉体を捨てて別の肉体を乗っ取るのかもしれません。
ただ夏油傑の肉体はまだ若く、五条悟と同い年で28歳です。
となると夏油傑の老化という理由で羂索が夏油傑の肉体を手放すのは、かなり先のことになると思われます。
羂索が敗れたら夏油傑の肉体はどうなる?
また夏油傑の肉体を乗っ取った羂索が、もしも虎杖たちに敗れて死亡した場合、夏油傑の肉体はどうなるでしょうか?
当然ながら羂索が死亡すれば、すでに死亡している夏油傑は遺体となるでしょう。
ただ肉体は夏油傑でも、脳みそだけは羂索のものに変わっています。
夏油傑の脳みそは羂索が消滅させているのかもしれませんが、羂索を倒すことでようやく夏油傑は永遠の眠りにつけることになります。
呪術廻戦・夏油傑/偽夏油の正体は羂索! まとめ
「千年前から」「呪術全盛、平安の世が」と言っていたことを思うと、偽夏油の正体(一番最初の肉体)は宿儺と同じ時代の誰かだろうか pic.twitter.com/2FhnQwjQ1Q
— 鳥山 鋼次 (@metalmanga) January 27, 2021
さてここまで呪術廻戦の偽夏油(にせげとう)の正体である羂索(けんじゃく)について考察してきました。
呪術廻戦の漫画の中でも、脹相によって偽夏油が加茂憲倫(かものりとし)であることが判明してきました。
ただ145話になって天元の口から、偽夏油の正体となる人物が羂索(けんじゃく)という術師であることが判明!
また羂索は肉体を渡る術式を持っていますので、これまで羂索は様々な人物の肉体を渡り歩いてきたことでしょう。
そしていつか羂索は夏油傑の肉体を捨てて、別の人間の肉体を乗っ取ると思われますが、この羂索の正体は天元一族という可能性も考えられます。
さて羂索の正体は、いつになったら分かるのでしょうか?
それでは以上で、呪術廻戦の夏油傑・偽夏油の正体と、羂索の正体に関する考察を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました