鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大ヒット漫画です。
2021年からはアニメ放送も再開して、今後も注目度の高いコンテンツです。
今回はそんな鬼滅の刃で登場する「日の呼吸」に関して考察していきます。
主人公・竃門炭治郎が継承したヒノカミ神楽=日の呼吸。
竃門家が日の呼吸の元祖・継国縁壱(つぐくによりいち)より受け継いだ呼吸法ですが、この日の呼吸の使い手には竈門家以外に誰かいたのでしょうか?
今回は鬼滅の刃の日の呼吸の使い手について深掘りしていきます。
それでは最後までお楽しみください。
Contents
鬼滅の刃・「日の呼吸」の初代の使い手とは?
実は継国縁壱さんなのですが、ほーーーんとにカッコよすぎて最近爆発しかけています…💣💥 pic.twitter.com/56VWGwABAf
— なび (@__oONabi__) October 31, 2021
さて鬼滅の刃の作中において最強の呼吸法とされる「日の呼吸」。
その「日の呼吸」の初代使い手とされているのが、冒頭でご紹介した継国縁壱です。
使用者の特性により刃の色を変えるとされる日輪刀が黒に染まると、その使用者は日の呼吸の使い手である事を示していて、継国縁壱・竃門炭治郎の日輪刀は共に黒く染まっていました。
そもそも日輪刀が黒に染まることはかなり稀少で、あまりにもサンプルが少なすぎるため、炭治郎の刀が黒く染まった時も、「黒の日輪刀は出世しない」というデマが流れるほどでした。
逆を返せば継国縁壱以降、黒い日輪刀の所有者はいなかったということなのでしょうが、竃門家以外には日の呼吸を受け継いだ人物は本当にいなかったのでしょうか?
「日の呼吸」の使い手は他にもいた?
剣士限定で殺してたから炭吉は生きてたんだね
多分、縁壱は日の呼吸を殺しの技術の為だけに使いたくなかったんじゃないかな
ヒノカミ神楽は鬼から隠れて日の呼吸を継承し続けたってだけじゃなくて、そういう想いもあったと思う pic.twitter.com/rkVepHiZCg— 月山 (@Tsukiyamma) October 15, 2019
結論からいうと、「日の呼吸」の型を知る者は他にもいたようです。
原作単行本21巻ラストの戦国コソコソ話で、継国縁壱が「日の呼吸」を教えていた剣士がいたことが明らかになっています。
しかし縁壱が死んだ後、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)が動き出して、継国縁壱が日の呼吸を教えていた剣士を皆殺しにしていたことも、その戦国コソコソ話で書かれていました。
また20巻・第178話「手を伸ばしても手を伸ばしても」の回でも、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)が無惨と共に、縁壱の死後に「日の呼吸」の型を知る剣士を皆殺しにしたことを回想しています。
ただ黒死牟の回想によると、継国縁壱は誰にでも剣技や呼吸を教えたものの、誰一人として継国縁壱とは同じようにできなかったことも分かっています。
そうなると日の呼吸の型を知る剣士はいたものの、当時は日の呼吸を扱える剣士はいなかったのかもしれません。
一方で剣技としてではなく、舞に見立てたヒノカミ神楽として受け継いだ竃門家祖先の炭吉に関しては、鬼殺隊に入っていなかったために無惨の魔の手から難を逃れられたようです。
これによって「日の呼吸」の継承は、竃門家のヒノカミ神楽のみになったとされています。
竈門家も「日の呼吸」の使い手?
さて竃門家先祖の炭吉は継国縁壱に対して、「日の呼吸」を絶やさないよう代々受け継いでいくことを約束します。
そして竈門家では「日の呼吸」をヒノカミ神楽として、子孫代々に受け継いできました。
しかも12個あった型は驚くほど正確に伝えられており、その舞を習得することにより「日の呼吸」の継承を絶やさないよう継承していました。
竃門家が代々「日の呼吸」の適性があったかは定かではありません。
しかし炭治郎の父・炭十郎は剣士ではありませんでしたが、絶対の境地である「透き通る世界」に辿り着くほどのポテンシャルを秘めていました。
代々「日の呼吸」=ヒノカミ神楽を継承していったことにより、竃門家の子孫は「日の呼吸」の適性が備わっていたのかもしれませんね。
炭治郎の子孫も「日の呼吸」の使い手?
『 舞 』
ヒノカミ神楽を、色彩毛筆 彩で塗ってみました。#鬼滅の刃#イラスト #アナログイラスト#模写 pic.twitter.com/Rqyqo98Z6R
— mu_______🖋 (@mu_______h) March 16, 2021
また鬼滅の刃の最終回では、炭治郎の子孫として「炭彦(すみひこ)」「カナタ」というキャラクターが登場します。
公式ファンブック弐によると、ヒノカミ神楽が現代でもカナタと炭彦に受け継がれている事が記述されています。
そのため炭治郎の子孫もヒノカミ神楽の継承者=「日の呼吸」の使い手ということです。
現代は平和になっており、戦いとして日の呼吸を使う機会はないのでしょうが、日の呼吸を日常で使うことが出来ればスポーツで優秀な成績を取ることは容易に出来そうですね。
鬼滅の刃・日の呼吸の使い手は?まとめ
鬼滅の刃、竈門炭治郎描きました‼︎
無限列車編のポスターを水の呼吸→日の呼吸にしてみました‼︎#鬼滅の刃 #鬼滅の刃イラスト #鬼滅の刃無限列車編 #鬼滅 #竈門炭治郎 #イラスト好きな人と繋がりたい #イラスト #アナログイラスト pic.twitter.com/t9Ws8HgN77— ルシくん!YouTuber(?)の変態絵師 (@Rushikun0530) January 24, 2021
今回は鬼滅の刃に登場する「日の呼吸の使い手」に関して考察してきました。
以下がまとめとなります。
- 「日の呼吸」の初代使い手は継国縁壱
- 「日の呼吸」は竃門家以外にも継承されていた
- しかし「日の呼吸」の使い手は全て無惨によって殺害された
- 以降はヒノカミ神楽を舞として受け継いでいた竃門家のみ受け継がれた
- 現代にいたるまでヒノカミ神楽は継承され続けている
無惨を追い詰めるほど強力な力であった「日の呼吸」ですが、その強力さゆえに無惨の手によって滅ぼされてしまったということでしょう。
しかし竃門家が代々受け継ぐことが出来ていなければ、炭治郎の代で無惨を打ち倒すことは出来なかったかもしれません。
それは剣士では無く炭売りだった竃門家だからこそ成し得た功績だったと考えると、鬼滅の刃は時代を超えた非常に壮大なストーリーだということをしみじみ感じますね。
それでは以上で、鬼滅の刃の日の呼吸の使い手に関するご紹介を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。