鬼滅の刃・継国縁壱と炭治郎の関係を徹底解説!炭治郎はなぜ縁壱の夢を見た?

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鬼滅の刃は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。

2021年12月からはファン待望のアニメ「遊郭編」も放送していて、今なお人気の高いコンテンツです。

そんな大人気の鬼滅の刃には主人公・竃門炭治郎(かまどたんじろう)と、作中最強のキャラ・継国縁壱(つぎくによりいち)が登場しますが、2人の関係はどのようなものなのでしょうか?

炭治郎と継国縁壱は生きた時代が違いますが、こちらでは鬼滅の刃の炭治郎と継国縁壱の2人の共通点や関係性についてご紹介していきます。

それでは最後までお楽しみください。

>>縁壱の日輪刀と他の日輪刀の違いとは?<<
 

Contents

   
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鬼滅の刃・継国縁壱と炭治郎との関係とは?

ではまず炭治郎と継国縁壱の2人は、どのような関係なのでしょうか?

結論から申し上げると、継国縁壱と竃門炭治郎の2人には直接の関わりはありません。

継国縁壱と関わりがあったのは、炭治郎の祖先の炭吉(すみよし)でした。

この炭吉と妻・すやこが鬼に襲われていたところ、助けに入ったのが継国縁壱でした。

継国縁壱が竃門家を助けたことをきっかけに、継国縁壱と竈門炭吉の交流が始まって親しくなったようです。

 

炭治郎の耳飾りは炭吉が継国縁壱からもらったもの

ちなみに炭治郎と継国縁壱は直接の接点こそはありませんが、同じものを身につけています。

それが耳飾りです。

作品の中で炭治郎が身につけている耳飾りは、元々は継国縁壱が身につけていたものであり、それを炭治郎の祖先である炭吉へ譲り渡したのです。

この耳飾りは竃門家に代々受け継がれて、大正の世に炭治郎の元にたどり着いたものでした。

 

炭吉は継国縁壱のことを後世に伝えることを決意

また作中では最強と称される継国縁壱ですが、妻を鬼に殺害され、兄がその鬼の仲間となってしまい、非常にネガティブな感情を抱いていました。

「自分には何の価値がない」

そう告げる縁壱に、炭吉は「あなたの事を後世に伝える」と申し出ます。

そして縁壱が旅立ちの日に、炭吉は改めて決意を口にします。

「縁壱さん、後に繋ぎます」

「貴方は価値の無い人なんかじゃない」

「何も為せなかったなんて思わないでください」

「そんな事絶対に誰にも言わせない!」

この炭吉の真っ直ぐな決心と思いが、耳飾りと日の呼吸を後世に伝える礎(いしずえ)となったのです。

 
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継国縁壱と竈門炭治郎は生まれつきの痣者?

また炭治郎と継国縁壱の共通点と言えば、額に広がる痣(あざ)です。

継国縁壱は生まれつき痣がある事が作中でも描かれており、また後発的な痣者と違って80歳の年齢まで生きていました。

では主人公・竃門炭治郎の額の痣も生まれつきなのでしょうか?

炭次郎自身は、額の痣は弟を庇ったときに出来た火傷痕だと思っています。

そして作中でも、炭治郎の痣が生まれつきの痣かどうかは描かれておりません。

しかし日の呼吸の使い手は生まれついての痣があると記述がある事や、炭治郎の父・炭十郎の額にもうっすら痣があること。

これらから同じく日の呼吸を使うことの出来る炭治郎が、生まれつきの痣者であった可能性は十分あると思われます。

炭治郎の場合、生まれつきの痣が火傷によって隠されてしまったという事なのではないか、と推測されます。

 

継国縁壱と炭治郎に血のつながりは無かった?

では竃門炭治郎と継国縁壱には、血のつながりは無かったのでしょうか?

原作を見る限り、2人の間に血のつながりは無かったと考えられます。

ただし縁壱は生まれつきの痣者で、炭治郎も前述記載の通り生まれつきの痣者と思われます。

2人が共に生まれつきの痣者であれば、縁壱の祖先と炭治郎の祖先がどこかでつながっていた可能性はあるかもしれませんね。

 

継国縁壱の日輪刀が炭治郎の手に渡る?

ちなみに継国縁壱と炭治郎の繋がりは、耳飾りだけではありません。

原作「刀鍛冶の里編」では、継国縁壱を模したからくり人形・縁壱零式(よりいちぜろしき)が登場します。

この縁壱零式は炭治郎の修行相手にもなりましたが、この縁壱零式を倒した時には人形の中から刀が出きました。(単行本12巻・第104話)

これは戦国の世に継国縁壱が使用していた日輪刀だと思われ、炭治郎の刀鍛冶である鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)がこの刀を研ぎ、単行本15巻・第129話で炭治郎の手に渡りました。

作中では炭治郎は何度も刀を交換しましたが、この刀が最終話まで使用した最後の刀となったのです。

 

 
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鬼滅の刃・炭治郎が見た継国縁壱の夢の内容とは?

また冒頭で書いた通り、炭治郎と継国縁壱には直接の接点は存在しません。

しかしながら、炭治郎は夢の中で縁壱の姿を見ています。

具体的には以下の回で、炭治郎は縁壱の姿を夢の中で見ています。

  • 12巻99話「誰かの夢」
  • 21巻186話「古の記憶」
  • 22巻192話「廻(めぐ)る縁」

この3話で、炭治郎は祖先の記憶を通して縁壱を確認しています。

ではそれぞれ、どのような内容の夢を見たのでしょうか?

 

炭治郎が見た初めての継国縁壱の夢

まず炭治郎が初めて縁壱の夢を見たのは、単行本12巻・第99話「誰かの夢」でした。

「遊郭編」で、炭治郎は上弦の陸・堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)との死闘に勝利したものの、その戦いでは深い傷を受けてしまって、2ヶ月もの間意識不明となってしまいました。

そんな炭治郎が意識が無い中で見た光景は、竃門家の祖先・炭吉と継国縁壱の会話だったのです。

直接接点の無いはずの炭治郎が見たその夢は、祖先からのメッセージだったのか、日の呼吸がもたらした記憶なのか定かではありません。

しかしこの夢をきっかけに炭治郎はこれ以降も何度か、祖先・炭吉と縁壱の夢を見るようになっていきます。

 

炭吉に語られた縁壱の過去や無惨との戦い

次の夢は鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の手によって、炭治郎が瀕死の重傷を負っている状況での回想となりました。

場面は、前回の夢から2年ほど経過した所でした。

「誰かに話を聞いて貰いたかった」

そう言って、継国縁壱は炭吉に自分の過去を語ります。

その内容は生まれつきの痣により疫病神とされていた事や双子の兄との差、そして母の死や最愛の妻・うたとの出会いと悲しい別れも継国縁壱の口から語られます。

そしてそのうたとの別れの元凶は鬼であり、鬼の始祖・鬼舞辻無惨との運命の出会いについてもこの時に継国縁壱の口から語られました。

縁壱から語られる内容は、記憶の遺伝を通して炭治郎に伝わってくることになりました。

 

炭治郎が見た縁壱の日の呼吸

そして最後に見た夢は、継国縁壱が炭吉に日の呼吸を継承している姿でした。

縁壱の日の呼吸の型は「息を忘れるほど綺麗で美しかった」と、夢の中で炭治郎はそう感じたそうです。

炭吉が日の呼吸を後世に伝えると言ったことに対して、継国縁壱は「ありがとう」と返答します。

そんな縁壱の姿を見て、炭治郎は感謝を伝えます。

そしてこの夢の回想は、鬼の始祖・鬼舞辻無惨を討伐するための「日の呼吸・拾参ノ型」へと繋がる記憶となったのでした。

 

 
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鬼滅の刃・炭治郎が継国縁壱の夢を見た理由とは?

ではなぜ炭治郎は、継国縁壱の夢をたびたび見ることになったのでしょうか?

この点は公式でも明確なことは公表されていません。

しかし炭治郎としては強い鬼との戦いの中で、自らの力不足を実感したことも多かったことでしょう。

それでも他の人を守るために、炭治郎は炭治郎なりにさらに強さを身に付ける方法を模索し続けていたことでしょう。

そしてそんな炭治郎の努力が、炭治郎が受け継いだ細胞の記憶を呼び起こして、継国縁壱の夢を見るに至ったのではないでしょうか?

またそれだけ必死に鬼を倒そうとしたがゆえに炭治郎が継国縁壱の夢を見たとすれば、竈門家の他の祖先は継国縁壱の夢を見たことはなかったのかもしれませんね。

 

 
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鬼滅の刃・竃門炭治郎と継国縁壱の関係は?まとめ

今回は、主人公・竃門炭治郎と日の呼吸の使い手・継国縁壱の関係に関して考察してきました。

以下がまとめとなります。

  • 炭治郎と縁壱は直接的な関わりは無い
  • 炭治郎の耳飾りは、継国縁壱が竃門家に託したもの
  • 炭治郎が最後に使っていた日輪刀は、継国縁壱が使用していた刀
  • 炭治郎は夢の中で祖先の記憶を辿り、継国縁壱の姿を確認していた

竃門家と継国縁壱の関係は、戦国の世だけに留まらず、現代に至るまで炭吉の公言通り後世に伝わっていました。

直接的な関わりは無くとも、炭治郎と縁壱が繋がった事で鬼の始祖・鬼舞辻無惨を倒すことが出来た事を考えると、改めて非常に壮大なストーリーなのだと思い知らされました。

それでは以上で、鬼滅の刃の継国縁壱と炭治郎の関係に関するご紹介を終わります。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 
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