鬼滅の刃の透き通る世界を徹底解説!痣との関係と見るための訓練方法は?

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鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。

2021年12月からはアニメ「遊郭編」も放送され、連載が終わった今でも高い人気を誇るコンテンツです。

そんな鬼滅の刃に登場する、剣技を極めた者だけが辿り着くとされる境地に「透き通る世界」があります。

この「透き通る世界」とは、一体どのようなものなのでしょうか?

今回は鬼滅の刃における「透き通る世界」の原理や能力に関してご説明していきます。

それでは最後までお楽しみください。

 

Contents

   
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鬼滅の刃・透き通る世界とは?

まずは鬼滅の刃に登場する「透き通る世界」に関して、ご説明していきます!

「透き通る世界」とはその名の通り、人間や鬼の皮膚を透(す)かして、血管や筋肉の動きを視認できる状態である事を指しています。

この「透き通る世界」に到達すると、筋肉や血管の動きを読み取ることが出来るため、相手がどのように動くのかを予測し対応することが可能となります。

また、主人公・竃門炭治郎(かまどたんじろう)と上弦の参・猗窩座(あかざ)との闘いでは、炭治郎が「透き通る世界」に到達した時点から、猗窩座への殺気を消すことが出来るという効果も発揮されていることが描写されていました。

 

透き通る世界が見えた時の特徴は?

では、この「透き通る世界」に到達した時の特徴をまとめてみましょう。

  • 動きの予測の速度が格段に上がる
  • 攻撃の回避の速度が格段に上がる
  • 動きがゆっくりに見える
  • 闘気がないまま攻撃できる

また先ほども書きましたが、皮膚を透かして血管や筋肉の収縮を確認出来ることから、戦闘における予測・回避速度を大幅に向上させる効果を持っています。

命を賭けた闘いのコンマ何秒の差は、戦闘の勝敗を左右するほど重要な時間となりますので、先読みが出来る事は身体能力が向上するよりも重要な要素かもしれませんね。

 

透き通る世界と痣との関係は?

また鬼滅の刃では「痣(あざ)」というものも能力アップに欠かせない要素でした。

この痣と「透き通る世界」には、何か関係があるのでしょうか?

この点は公式には何も明らかになっていません。

ただ鬼滅の刃の本編では、キャラクターは痣が出てから「透き通る世界」が見えるようになっていました。

ですので「透き通る世界」が見れるようになるまでに、痣を出現させておく必要があるのかもしれません。

>>鬼滅の刃の痣を徹底解説!<<
 

透き通る世界とはゾーンのこと?

ちなみにスポーツにも、似たような現象が発生することがあります。

俗に言う「ゾーン現象」と呼ばれるものです。

これは、アスリートの集中力が極限に達した時に起こりうる可能性のある現象で、ある人は周りの動きがゆっくりと見えたり、自身の能力以上の行動が取れたりと効果は様々あると言われています。

では、「透き通る世界」とはゾーン現象の事なのでしょうか?

こちらは残念ながら公式には公表されていません。

しかし、「透き通る世界」はゾーン現象よりも高度な状態ではないかと推測されます。

なぜならゾーン現象は、主に「自分自身の調子が凄く良い」という状態であるだけで、相手の筋肉の動きや細胞などを視認することは出来ないはずだからです。

その点、相手を透かして視ることの出来る「透き通る世界」は、まさに人智を超えた現象であるといって差し支えはないでしょう。

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透き通る世界を見るための訓練方法は?

では、この「透き通る世界」に到達するために必要な事とは何でしょう?

この点については単行本17巻・第151話「鈴鳴りの雪月夜」の中で、炭治郎の父・炭十郎が語っていました。

炭十郎の言葉によると、以上のことが「透き通る世界」に到達するために必要な訓練方法ということでした。

  • 必要なのは正しい呼吸と正しい動き
  • 最小限の動作で最大限の力を出すこと
  • 五感を開き自分の体の形を血管の一つ一つまで認識すること
  • 力の限りもがいて苦しんで辿り着く領域

鬼滅の刃に登場する「全集中の呼吸」を極めることが、「透き通る世界」に到達するための足がかりとなりそうです。

 

透き通る世界はいつも見えてしまうの?

ではこの「透き通る世界」、一度到達してしまうと以降はずっと透けて見えてしまうのでしょうか?

結論としては、常に「透き通る世界」が見え続けるわけではなさそうです。

公式ファンブック弐によると、必要な動作だけに集中し、他の感覚を閉ざすことで、相手の体が透き通って見える領域に到達する、ということです。

つまり他の感覚を閉ざすほど集中した状態でなければ、透き通る世界は見れないということのようです。

いつも見れたら気持ち悪いですもんね♪

 

透き通る世界は現実に見れるの?

さて相手の身体を透かしてみせる「透き通る世界」ですが、私たちの生きている現実世界で到達することはできるのでしょうか?

あくまで鬼滅の刃は漫画だ、といえばそれまでですが、まず私たちが到達することは不可能だと思います。

ちなみに先ほど書いた「ゾーン現象」は、様々なアスリートやプロの世界でもよく耳にする話です。

しかしどの人からも、相手の身体が透けて見えるといった話が聞かれたことはありませんよね。

もしもイチロー選手など一流のアスリートが「相手の体が透けて見えた」と言っていれば、本当にそうした世界に辿り着くことができるのかな?とは思います。

とはいえこの「透き通る世界」が見える境地そのものまでが、完全に無いとは言いきれないかもしれません。

ただイチロー選手に「透き通る世界」が見えていなければ、もしも「透き通る世界」が見える境地があったとしても、誰もたどり着くことはできないでしょう。

存在はするものの、現実の人間ではたどり着くことができない境地。

それが「透き通る世界」なのかもしれませんね。

 

 
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鬼滅の刃・透き通る世界が見えた柱は誰?

では、この「透き通る世界」に到達した柱は一体誰でしょうか?

以下が作中で「透き通る世界」に到達することの出来た柱となります。

  • 岩柱:悲鳴嶼行瞑(ひめじまぎょうめい)・・・20巻・173話「匪石之心が開く道」
  • 蛇柱:伊黒小芭内(いぐろおばない)・・・22巻・191話「どちらが鬼か」
  • 霞柱:時透無一郎(ときとうむいちろう)・・・20巻・173話「匪石之心が開く道」

それぞれが強敵との闘いの中、突如として「透き通る世界」に到達していました。

やはり生死を賭けた闘いは、集中力を限界以上まで引き上げてくれるということなのでしょう。

 

透き通る世界が見えたその他の人物は?

また作中では、柱以外にもこの「透き通る世界」に到達したキャラクターが存在します。

以下が、柱以外で「透き通る世界」に到達したキャラクターです。

  • 日の呼吸の使い手:継国縁壱(つぎくによりいち)
  • 上限の壱:黒死牟(こくしぼう)※人間だった頃は縁壱の兄・巌勝(みちかつ)
  • 竈門炭十郎
  • 竈門炭治郎

ちなみに黒死牟以外は、日の呼吸(ヒノカミ神楽)の使い手・継承者でもあります。

そう考えると、代々ヒノカミ神楽を継承していった炭治郎の祖先たちも、この「透き通る世界」に到達できていた可能性は高いと思われます。

 

炭治郎が透き通る世界に入ったのは何巻何話?

ちなみに炭治郎がこの「透き通る世界」に到達したのは、何巻・何話の出来事なのでしょうか?

それは、単行本17巻・第151話「鈴鳴りの雪月夜」となります。

猗窩座との戦いで、炭治郎は「透き通る世界」に到達したのです。

ただその前にも単行本15巻・第126話「彼は誰時・朝ぼらけ」で、炭治郎が上弦の肆・半天狗の本体を透かして発見したとう出来事も描写されています。

実は炭治郎はこの時から、「透き通る世界」に到達できる片鱗は見せていたのかもしれませんね。

 

 
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鬼滅の刃・猗窩座はなぜ透き通る世界に到達できなかった?

ちなみにこの「透き通る世界」は、猗窩座が望んできた「至高の領域」そのものたったのです。

では圧倒的な武の才を誇る猗窩座は、なぜ「透き通る世界」に到達することが出来なかったのでしょうか?

鬼だったからでしょうか?

しかし、上弦の壱・黒死牟は透き通る世界に入れていますので、鬼でも透き通る世界を見通すことは可能だと推測されます。

ただ先ほど書いた通り、透き通る世界に到達したキャラクターの大半は、生死を伴う戦闘の最中にようやく「透き通る世界」に到達したように感じます。

逆に言えば、死ぬかもしれない極限状態だったからこそ、自身の集中力の限界を超え「透き通る世界」に到達した可能性は極めて高いとも言えるでしょう。

その点で鬼である猗窩座は再生能力も高いことから、生死に関わる危機意識が乏しかったと推測されます。

猗窩座の場合はその危機意識の乏しさが、透き通る世界に到達することを困難にしたのではないでしょうか?

 

 
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鬼滅の刃・透き通る世界とは?まとめ

さてここまで、鬼滅の刃に登場する「透き通る世界」に関して解説・考察をしてきました。

以下がまとめとなります。

  • 透き通る世界とは相手の身体を透かしてみることの出来る領域
  • 透き通る世界を見通せると、動きの先読みが可能になる
  • 正しい呼吸で正しく動くことが透き通る世界に到達するための条件
  • 命がかかった極限状態でこそ、限界を超える集中力を発揮することが出来るのではないかと推測

鬼を倒す上で、「痣」と同様に重要となってくるのが「透き通る世界」です。

鬼殺隊の中でも最高位である「柱」でも、一部しか到達できない領域であることから、「極めることの難しさ」は理解できるのではないでしょうか?

実際に見えたら非常に気持ち悪そうですが、一度は体験してみたい領域ですね。

それでは以上で、鬼滅の刃の「透き通る世界」に関する考察を終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 
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