鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。
2020年に惜しまれつつ少年ジャンプでの連載が終了(全23巻)しましたが、アニメ化・映画化などで今なお人気の高いコンテンツです。
今回はそんな鬼滅の刃に登場する最強キャラとも強すぎるとも言われるキャラクター・継国縁壱(つぎくによりいち)についてご紹介していきます。
この継国縁壱は始まりの日の呼吸の使い手であり、鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)をも圧倒する剣技を持っています。
この継国縁壱は、どのような最強エピソードを持っているのでしょうか?
こちらでは、鬼滅の刃の継国縁壱の最強エピソードや強すぎるエピソードをご紹介してます。
それでは最後までお楽しみください。
Contents
鬼滅の刃・継国縁壱の最強伝説エピソード
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まずは鬼滅の刃に登場する継国縁壱の、最強たる所以(ゆえん)といわれるエピソードをいくつかご紹介していきましょう。
継国縁壱の過去は本編でも描写されていますが、幼少時代から最強に相応しい片鱗を見せており、死の間際80歳を超えてもなお剣技は衰えがなかったとされています。
継国縁壱の最強エピソードを抜粋すると、以下のような出来事が本編でも描かれています。
- 生まれつきの痣者
- 7歳から剣の天才児
- 幼いころから透き通る世界が見えていた
- 80歳にしても衰えぬ剣技
では上記のエピソードに関してもう少し掘り下げてみましょう。
継国縁壱・最強エピソード:生まれつきの痣者
さて継国縁壱の強さを語る上で外すことが出来ないのは、鬼殺隊士の中でも一部しか発生しない「痣」が生まれつき発現していたという事でしょう。
そもそも鬼殺隊士の痣は、自身の身体能力を大きく向上させる代わりに肉体に大きな負担を強いるという諸刃の剣となっています。
そのため痣は、寿命の前借りにすぎないとも本編では描写されているぐらいです。
そのために通常の隊士であれば、痣の発現のためはある一定の条件下であることが必要となり、容易に操ることが出来ません。
しかし継国縁壱は生まれ持っての痣持ちのため、特定の条件下でなくとも自身の身体能力を向上させることが出来たと言えます。
そういった意味では、常人と比べると元々の身体能力に大きな差があったのではないかと推測されます。
25歳になっても死亡せず80歳まで生きた
鬼滅は継国縁壱が最推し pic.twitter.com/bc6DMr5qUN
— 鳥丸太郎 (@torimarutaro) December 13, 2020
また痣の発現に伴って、通常であれば「痣者は25歳を待たずこの世を去る」という代償を背負うこととなります。
これは、痣発現時の心拍数の増加・強い発熱という条件下での発現となるため、痣持ちの身体に多大な影響を及ぼす結果だと推測されます。
しかし生まれ持っての痣持ちである継国縁壱は、その代償を背負う必要はありません。
現に、本編でも継国縁壱は25歳どころか齢80まで剣を振るっていました。
この事から生まれついた痣持ちに関しては、身体に負担がかかるようなペナルティを負うことなく、常に身体能力を向上させることが出来るという事なのでしょうね。
継国縁壱・最強エピソード:7歳で父の配下を圧倒!
そんな継国縁壱の最強伝説は、幼少期の頃より片鱗を見せていました。
縁壱が7歳の頃、縁壱の兄である巌勝(みちかつ)の指導にあたっていた父親の配下と試しに手合わせを行う流れとなりました。
結果は縁壱の圧勝です。
縁壱は瞬き一つの間に、相手に4発もの打ち込みを行い、まさに一瞬の間に相手を失神させてしまったのです。
縁壱がそのような強さを発揮できたのには、ある理由があるのでした。
継国縁壱・最強エピソード:生き物の体が透けて見えた!
縁壱は幼少期より、生き物の身体を透けて見ることの出来る「透き通る世界」に辿り着いていたのです。
相手が透けて見える縁壱は、その身体の動きを筋肉の動きなどで判断し、その上で最適な動きを取りつつ、相手に攻撃を加えていました。
そして継国縁壱はこの透き通る世界を見通すことができたからこそ、相手の動きを先読みしながら攻撃の手を加えることが出来たのです。
継国縁壱は生まれつき透き通る世界が見えた?
継国縁壱さん描いてみました!
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ちなみに継国縁壱は、いつから透き通る世界を見ることが出来たのでしょうか?
この点は公式ファンブック弐で明かにされていますが、どうも継国縁壱は生まれつき「透き通る世界」が見えていたようです。
というのも公式ファンブックによると、継国縁壱は「幼いころから誰に教わることなく、この不思議な能力を生得(しょうとく)していたようだ」と書かれています。
そしてこの「生得」というのは、「うまれながらにして備えていること」を意味しています。
つまり継国縁壱は、生まれながらにしてこの透き通る世界が見えたことになります。
継国縁壱は見ようとしなくても体が透けて見えたのか?
では継国縁壱は、透き通る世界を見ようとしなくても常に見えていたのでしょうか?
この点も公式ファンブック弐に、以下のような記載があります。
「必要な動作だけに集中し、他の感覚を閉ざすことで、相手の体が透き通って見える領域に達する」
つまり継国縁壱は集中して他の感覚を閉ざすことで、透き通った世界を見ることが出来ました。
他の剣士で透き通った世界を見た剣士たちも、同じように集中して他の感覚を閉ざしたことで、透き通った世界が見えてたんでしょうね。
また縁壱の母は大病を患っていて、左半身に不自由がありました。
そして継国縁壱は透き通る世界で母の身体の異常を知ったようです。
そのため縁壱は、常に母の左側を支えるように寄り添ったというエピソードも存在します。
なぜ継国縁壱は体が透けて見えたのか?
ではなぜ継国縁壱は、透き通る世界を見る事が出来たのでしょうか?
その理由は公式には不明です。
しかし継国縁壱は生まれつきの痣者で、なおかつ元々飛び抜けた才能があったことを考えると、いわゆる才能の到達点に達していたということなのでしょう。
生を受けた瞬間から才能を授けられた継国縁壱だからこそ、幼い頃から透き通る世界へ到達できたということだと思います。
継国縁壱・最強エピソード:兄との再会時に剣技を極める
鬼滅の刃20巻 継国兄弟が出ずっぱりなのでよろしくおねがいします!! モデル:ありた式継国縁壱 継国巌勝 ステージ:azyazya様 pic.twitter.com/WGvSUtQhZD
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ちなみに継国縁壱は、母の亡き後の家を出ました。
その理由としては、「忌み子なので」ということが21巻・186話「古の記憶」で書かれていました。
ちなみに継国縁壱は父親から、お前は忌み子で、生まれてきてはいけなかった、不吉な子供だ、継国家に災いをもたらすだろうと二歳の時に言われています。
(21巻・巻末 戦国コソコソ話①より)
継国縁壱はこの父親の言葉を正面から受け止めて、自分は忌み子なので継国家に災いをもたらすと考えて、家を出たのだと思われます。
そして月日は流れ、再び兄弟は再会することとなりました。
弟・縁壱は鬼狩りの剣士となっていて、兄・巌勝はそんな縁壱に鬼から救われて再会を果たします。
巌勝は縁壱に追いつくためにと、自らも鬼殺隊士となって家柄も捨て剣技に打ち込みました。
しかし縁壱はこの頃には既に日の呼吸を編み出していたようで、他の剣士に剣技や呼吸を教えるほどになっていました。
家や地位を捨ててまで弟に食らい付こうとした兄と、すでに日の呼吸を操る弟。
その力の差は歴然となっていて、ついに兄は日の呼吸を操ることはできず、その派生の月の呼吸を極めただけで留まっています。
兄との再会時の継国縁壱は何歳?
ちなみに兄・巌勝と弟・縁壱が再会したときの年齢ですが、縁壱は母の没後にすぐ寺に向かい家を出ています。
過去の回想から考えると、その時縁壱は7歳前後と推測します。
そこから10年余りのちに兄と再会したとなっていますので、おおよそ20歳前(18歳前後)に兄・巌勝と再会したと思われます。
継国縁壱・最強エピソード:誰にでも剣技や呼吸を教える余裕
ちなみに継国縁壱は、鬼殺隊の剣士に剣技や呼吸を誰にでも教えていました。
この精神的な余裕も、継国縁壱の強さを表したものと言えますね。
ちなみに継国縁壱が活躍していた戦国の世は、強さが全ての弱肉強食の世でした。
つまり強ければ地位を高められ、弱ければ服従か死の選択という世の中です。
ですので本来は自分の強さに特別な秘密がある場合、自分の地位を確立するためその秘密を口外しないのがこの時代の当たり前でしたが、継国縁壱は違いました。
自身の持つ呼吸法を、他の隊士にも伝承していたのです。
縁壱は決して自分の力に溺(おぼ)れていたのではなく、純粋に鬼狩りの剣士の能力の底上げを試みるため、各隊士に指導をしていったのだと推測されます。
継国縁壱・最強エピソード:無惨を瞬殺
墨絵「継国縁壱」
鬼滅の刃 20巻の表紙を描きました☺#鬼滅の刃#模写#墨絵#イラスト pic.twitter.com/tQ6FiyKgrq— こバya4 (@kobayashi5290) April 7, 2020
そして継国縁壱の最強エピソードとして欠かせないのは、鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)を瞬時に圧倒したことでしょう。
鬼狩りとして活動していた縁壱は、鬼舞辻無惨と遭遇する事となります。
無惨と対峙した縁壱は、無惨を倒すことこそ自分の天命と感じて無惨に刃を向けます。
この頃の鬼舞辻無惨は鬼として人を喰らい続け、無惨の生きた時代の中で最も強い状態であったとされています。
しかし、そんな無惨を縁壱は一瞬で切り崩します。
人間の身でありながら、鬼の王を圧倒するその力に、鬼舞辻無惨は為す術もなく逃亡する結果となったのです。
継国縁壱・最強エピソード:80歳を超えても衰えぬ剣技
今日の1日1絵です✨
今月は 鬼滅の刃 特集です㊗️今日は
継国縁壱
を描いてみました✨ファン多そうで
緊張😳💦#イラスト#イラスト好きと繋がりたい #鬼滅の刃 pic.twitter.com/Etcrpp4xqE— 比宇加(ひうか) (@hiuka_art) October 19, 2021
また継国縁壱の最強エピソードとして、80歳を超えても剣技に衰えが見られなかった点が挙げられます。
継国縁壱は、鬼舞辻無惨の打倒という自身の天命を全うすることができませんでした。
そんな縁壱の前に姿を現したのは、無惨の血を取り込んで鬼となった兄・巌勝(みちかつ)でした。
その兄は黒死牟と名乗って、縁壱と対峙することとなります。
そして継国縁壱は80歳を超えていましたが、鬼となった黒死牟に圧倒的な力の差を見せつけたのです。
こうして縁壱の剣は老齢になってなお、衰えることを知らなかったことになります。
継国縁壱・最強エピソード:80歳を超えても鬼となった兄を超えていた
ちなみに黒死牟である兄・巌勝は、家や地位を捨てて鬼殺隊士となって、その次は人間を捨て鬼となりました。
しかし結果は、縁壱の前に黒死牟は手も足もでませんでした。
この時の継国縁壱の強さは、鬼である黒死牟が嫉妬するほどでした。
しかし、縁壱と黒死牟の戦いは突然幕を降ろします。
縁壱は黒死牟との戦いの最中、直立したまま寿命を迎え天へと旅立ったのです。
こうして黒死牟は己の憤りを解消することが出来ないまま、戦いを終幕させることとなったのでした。
継国縁壱・最強エピソード:死してなお無惨の細胞を灼き続ける
194話「灼熱の傷」(原作)
炭治郎『縁壱さんがつけた傷だ──何百年もの間 無惨の細胞を灼き続けた』
何百年もの間…縁壱さん最強で尊すぎるでしょ😭😭😭#鬼滅本誌 pic.twitter.com/DpVH2xhm0z— 獅子皇 (@lionlion1018) February 18, 2020
継国縁壱の最強エピソードは、彼の没後にも語れるものがあります。
それは、鬼の始祖・鬼舞辻無惨に何百年も消えない傷を負わせたこと。
縁壱と無惨が対峙したときに、縁壱が斬り付けた傷が何百年経っても無惨の細胞を灼(や)き尽くしたのです。
結果的にその傷が無惨の弱点となりましたし、この傷は大正時代の鬼殺隊士たちが無惨を追い込むのに役立ったと思われます。
継国縁壱・最強エピソード:死してなお無惨のトラウマとなる
鬼舞辻無惨、あの時代の最強生物なので柱の男やDIOや範馬勇次郎の様に本来「逃げる」っていう概念がないはず。しかし継国縁壱とかいう化物に敵認定されたせいで生き残る為だけに逃げる生命体に成り果てた。上弦のはぐれメタル。 pic.twitter.com/hFWDaVtCJD
— 小悪魔な肺炎 (@play_doll_1982) December 13, 2021
さらに継国縁壱は、鬼舞辻無惨の身体だけでなく心にも傷を負わせています。
鬼舞辻無惨は黒死牟と同様に、縁壱と対峙した時に手も足も出ませんでした。
鬼舞辻無惨は継国縁壱との戦いに逃亡した後は、縁壱の寿命が尽きるまで身を隠し続けました。
そして鬼舞辻無惨は次なる脅威が現れないようにと、日の呼吸の継承者を殺害し続けるほどでしたので、それだけ縁壱と日の呼吸には脅威を感じていたと思われます。
また鬼舞辻無惨は炭治郎たちと対峙した最終決戦でも、「本当の化け物とはあの男とのことをいうのだ、私ではない」と縁壱の姿を思い浮かべながら告げていました。
この様子からすると鬼舞辻無惨には継国縁壱に対して、相当のトラウマを植え付けられていたのは明白ではないでしょうか?
鬼滅の刃・継国縁壱の最強エピソード!まとめ
#鬼滅の刃遊郭編
鬼滅の刃最強の男、継国縁壱さん pic.twitter.com/TarsAQ8b2y— 天地百八❖ (@TenkouTisatu108) December 5, 2021
さて今回は、鬼滅の刃の最強キャラ・継国縁壱の強すぎる最強エピソードをご紹介してきました。
以下がまとめとなります。
- 継国縁壱は出生時より痣持ちだった
- 幼い頃から透き通る世界を見ることが出来た
- 7歳の頃に父の配下を圧倒するほどの才能の持ち主
- 鬼舞辻無惨や黒死牟も縁壱の前では手も足も出なかった
- 死してなお、無惨の心と体に傷を負わせるほどの実力を持っていた
鬼滅の刃本編において、継国縁壱はまさにチート級ともいえる最強エピソードの数々を持っていました。
継国縁壱がいたことによって、後の炭治郎たち鬼殺隊士は無惨を倒すことが出来たといっても過言ではないでしょう。
まさに最強の名にふさわしいキャラクターですね。
それでは以上で、鬼滅の刃の継国縁壱の強すぎる最強エピソードのご紹介と考察を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。