キングダム李信・王賁(おうほん)・蒙恬(もうてん)先に六将になるのは誰?

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キングダムは秦の始皇帝の時代を描いた大人気歴史マンガです。

このキングダムには秦国の武将として、李信・王賁(おうほん)・蒙恬(もうてん)が登場してきます。

この3人は同世代の武将でお互いをライバルとして意識していると思われますが、六将は1席が空席となっていますが、この3人の中で先に六将になるのは誰なのでしょうか?

またこの3人の強さを比較すると、どんな結果になるでしょうか?

こちらではキングダムの李信・王賁・蒙恬のうち、誰が先に六将になるのか?

またこの3人の強さの比較についてご紹介していきます。

 

Contents

   
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キングダム李信・王賁・蒙恬は誰が最初に六将になる?

さて早速ですが、キングダムの同世代の秦将の3人。

李信・王賁・蒙恬は、誰が最初に六将になるでしょうか?

この点を予想・考察していきますが、私が考える順番は以下の通りです。

  1. 蒙恬
  2. 王賁
  3. 李信

 

それではその理由をこれからご紹介していきます。

 

蒙恬が先に六将になる理由は朱海平原の戦い?

キングダム 李信 王賁 蒙恬 1

(引用:キングダム)

李信・王賁・蒙恬の中で一番先に蒙恬が六将となる理由。

それは蒙恬は朱海平原の戦いの中で、3人の中でいち早く左翼の将軍となったからです。

この時の戦いでは秦の右翼を担当していたのは、王翦軍・第二将の麻鉱(まこう)将軍でした。

ただこの麻鉱将軍が李牧に討たれる事態になり、この時の秦左翼は壊滅状態になるピンチでした。

しかしここで蒙恬がしっかりとした軍略を練り、なおかつ的確な指示を出したことで、麻鉱兵を予想以上に残すことに成功します。

そこで総大将・王翦は、蒙恬を左翼の将軍に昇格させて、左翼の全権限を与えることを決定します。

ちなみにこの時の3人の位は五千人将で、この時に蒙恬が将軍になったのはこの戦いに限る措置でした。

 

秦右翼にいた李信・王賁は将軍になれず

一方でこの朱海平原での戦いでは、秦軍の右翼も亜光将軍が倒れるという大ピンチに陥りました。

そしてこの右翼には李信と王賁がいて、右翼から王翦の元に再三の懇願があったものの、この時の総大将・王翦(おうせん)は李信と王賁を将軍に昇格させることはありませんでした

この差は何を意味するのでしょうか?

 

王翦は蒙恬を高く評価している?

王翦と王賁の親子関係には確執があると言われていますが、王翦は負ける戦に興味のない武将として描かれています。

ですので王翦という武将は、私情を元に物事を判断して戦を負けに導いてしまう武将なのか?という点は、非常に疑問と言わざるを得ません。

そうなると王翦が一時的にせよ蒙恬を将軍に昇格させたのは、3人の中で蒙恬を一番高く評価していることの表れだと思います。

ちなみにこの時の王翦は、蒙恬のことを「若いが蒙恬は 私と李牧の間に割って入る程 戦が見えておる」と評しています。

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王賁のマイナス面は?

また王賁は実力で大将軍になるために大きな武功を狙っているためか、危険な作戦を実行する傾向がありますし、「身を切る傾向がある」と羌瘣などからも評価されています。

王賁のその傾向は王翦も承知済みのはずで、無謀な作戦を実行しかねない王賁に右翼の全権を任せてしまうと、最悪の場合には右翼が壊滅状態に陥ることも考えられます。

負ける戦に興味のない王翦としては、それだけは避けたいという想いがあったのではないでしょうか?

 

李信のマイナス面は?

一方の李信ですが、個人の武の力は傑出したものがあるものの、様々な人間を率いる上では元下僕という立場がややマイナスに働く可能性があると考えられます。

もしも李信が右翼の将軍となれば、王賁たちの玉鳳隊も李信の下につくことになりますが、玉鳳隊は貴士族で構成された集団で、農民上がりの飛信隊を見下していました。

そんな玉鳳隊は、李信に素直に従うのか?

この点は疑問が残りますし、最悪の場合には右翼で不協和音が生じる可能性も出てくることでしょう。

 

また李信はやや知略に乏しい本能型の武将で、多くの軍勢を軍略に基づいて動かすという点はまだ未熟な面があります。

それを証拠に鄴攻めの後でこの3人は将軍に昇格したものの、李信だけは敵に押し込まれる事態になっていました。

ちなみに蒙恬と王賁は万の軍勢を率いることで戦術の幅が広がるなど、それぞれ鋭さを増した戦いを展開していました。

飛信隊では羌瘣(きょうかい)の不調(不在)という理由はあったものの、逆に言えば羌瘣不在という理由だけで力を落としていました。

この点を王翦は見抜いていたから、この朱海平原の右翼の戦いでピンチになっても王賁も李信も将軍に昇格させることはなかったのかもしれません。

 

王賁が李信より先に六将になる理由は?

また私は王賁の方が李信よりも先に六将になると予想しています。

その理由は先ほど挙げたように、多くの軍勢を率いてからの強さの比較です。

李信・王賁・蒙恬は同じタイミングで将軍に昇格しました。

そして王賁と蒙恬は万の軍勢を率いることで、より強さや鋭さを増したのに対して、李信は敵に押し込まれることになっていました。

また大将軍や六大将軍になれば、10万以上の軍勢を動かせることになるでしょう。

ただ将軍となってからの李信と王賁を比較した場合、どちらに10万以上の軍を任せられるか?

この点は明らかに王賁が李信を上回っていると思います。

もしかすると李信が軍略に関して覚醒をすることがあるのかもしれませんが、現状ではこれまで書いた理由から、王賁は李信よりも先に六将に駆け上がるのではないか?と予想します。

 

李信の主な役割は別にある?

こうなると主人公の李信は出世が一番遅いという結果になってしまいます。

これは物語として成立するのでしょうか?

この点について私はこう考えています。

李信には武将としての活躍以上に、重要な役割が今後控えている。

その重要な役割というのは、秦王・政を支えるという役割です。

政の弟の成蟜(せいきょう)が死亡した時、成蟜は信のことを「貴様の存在自体が 奴(政)の支えとなる」と語っていました。

それは中華統一という偉業を武力で成し遂げるためであり、そのため中華は悲劇で覆われることになることが予想されます。

そうなると、はね返ってくる怨念は長平の比ではない、と成蟜は言っていました。

そんな怨念は政が一人で受け止められるものではないため、政に支えが必要となるというのが成蟜の考えでした。

中華統一を成し遂げるにあたって、政を支える重要な役割。

それを李信が担う展開になることが、ここから読み取れます。

李信は六将になるよりも、もっと重要な使命が与えられると言えるのかもしれません。

 

 
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キングダム李信・王賁・蒙恬の強さの比較は?

それではここからは李信・王賁・蒙恬の3人の強さを比較してみたいと思います。

ただひとえに強さと言っても、武力での強さもあれば知力の優秀さもありますし、軍を率いての強さもあると思います。

それではそれぞれの強さを比較していきましょう。

 

武力が一番強いのは李信?

まず武力での強さを比較していきますが、公式ガイドブックの武力の数値は次のようになっています

  • 李信・・・91+α
  • 王賁・・・93
  • 蒙恬・・・89

 

また3人が討ち取った武将は次のようになります。

武将名 討ち取った武将
李信
  • 龐煖(ほうけん)
  • 趙峩龍(ちょうがりゅう)
  • 岳嬰(がくえい)
  • 慶舎(けいしゃ)
  • 霊凰(れいおう)
  • 万極(まんごく)
  • 輪虎(りんこ)
  • 魏加(ぎか)
  • 馮忌(ふうき)
王賁
  • 尭雲(ぎょううん)
  • 紫伯(しはく)
蒙恬 なし

 

李信の武功が突出しているのが分かりますね。

(ちなみに霊凰は軍師ですので、ここに入れなくても良いかもしれませんが。)

また李信の武力の数値には「+α」が入っていますが、これは相手の強さに応じて李信がその強さを増していくことから「+α」が入っていると思われます。

この相手の強さに応じて強さを増すという李信の特徴があるために、武力の数値100を誇る趙の武神・龐煖(ほうけん)を倒すことができたのだと思われます。

そんな武力100の龐煖を倒した李信は、キングダムの中で最も強い武将として位置づけられていると思います。

ちなみに王賁と李信は本気で戦い合うことがあって、王賁の槍の強さに李信も手こずりますが、李信はどこかで王賁に対して「味方同士だから」という意識はあるのかもしれません。

また蒙恬も武力は89ですが、「受け流し」という技を駆使して難敵との対戦をくぐり抜けてきていますが、難敵の首を取ったという武功はありません。

 

以上を総合して考えると、武力での3人の強さの順位は次のようになると考えられます。

  1. 李信
  2. 王賁
  3. 蒙恬

 

知力が優れているのは王賁か?

次に3人の知力の高さを比較していきますが、公式ガイドブックの数値は次のようになっています。

  • 李信・・・74
  • 王賁・・・89
  • 蒙恬・・・91

 

公式ガイドブックの数値上では蒙恬がトップです。

李信が最下位なのは仕方ありませんね。

(楚の項翼の安い挑発に簡単に乗っていましたので。笑)

蒙恬は昌平君ですら、その才能の底が見えなかったと評していました。

ちなみにキングダムの中では、蒙恬は昌平君の軍師学校に在籍していた過去があります。

ただキングダムの中では王賁が蒙恬の上ではないか?と描かれている場面があります。

 

王賁が蒙恬より知力が上回る理由は?

キングダムの中で王賁が蒙恬を上回るのではないか?

そう描かれているのは単行本53巻のことで、ここで河了貂(かりょうてん)が「王賁の才は蒙恬と同等かそれ以上だ」と発言する場面が描かれています。

実際に王賁は著雍(ちょよう)の戦いにおいて、呉鳳明の裏をかく作戦を立てて秦軍を勝利に導くことに成功しました。

しかしこの時の作戦について、羌瘣は全軍に無理を強いていると評していました。

とはいえ著雍の戦いを勝利に導いたのは王賁の作戦であったことは間違いなく、王賁はギリギリで薄氷の勝利をつかむことも多いです。

それは裏を返せば、難局であってもギリギリで勝てる戦略を描き出せる知力がある、ということになるのかもしれません。

普通ならば負け戦になるところでも、王賁は味方や敵の力を的確に見極めた上で、適切な戦略を描いて勝利に導く能力があるのかもしれません。

 

そんなギリギリの勝利を拾える知力が王賁にあるとすれば、3人の知力の高さの順位は次のようになります。

  1. 王賁
  2. 蒙恬
  3. 李信

 

王賁と蒙恬の差は、ごくわずかな差だと思われます。

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指揮力が優れているのは蒙恬か?

次に軍を率いる能力の順位を見ていこうと思いますが、公式ガイドブックの能力値は次のようになっています。

  • 李信・・・83
  • 王賁・・・88
  • 蒙恬・・・88

 

ここでも王賁と蒙恬が拮抗(きっこう)していますね。

個人的にはここは蒙恬に軍配が上がるのではないか?と考えています。

 

蒙恬が指揮力で王賁を上回る理由は?

さて指揮力で蒙恬が王賁を上回る理由ですが、これは朱海平原での戦いの時に蒙恬の優れた面が描かれていました。

秦左翼での戦いで麻鉱将軍が李牧に討たれた後のこと。

蒙恬はこの麻鉱軍を見事に復活させることに成功しました。

ただこの時の蒙恬のすごさとして軍略とは別に「全くの部外者が何の摩擦もなく麻鉱軍本陣の指揮権を完全に手中にしていることがさらに驚愕すべきことだ」と河了貂は驚きを見せていました。

また魏の山陽を攻略する戦いでも、蒙恬の指揮力の優れた面が発揮されていました。

それは廉頗(れんぱ)四天王の一人である輪虎を討つ時のことでしたが、この時に蒙恬は自らつぶれ役を買って出ました。

さらにこの時には反目しあっていた飛信隊・玉鳳隊・楽華隊の3隊のにわか連合軍を一つにまとめることに成功しています。

これは蒙恬の軽やかな人間性があってこそ可能なことかもしれず、王賁であれば言葉のキツさから軍内部の反発を生み出す可能性があると思います。

そうした理由から軍の指揮力に関しては、王賁よりも蒙恬を上に見立てたいと思います

 

ちなみに李信も檄を飛ばして軍を引っ張る能力は高い方だと思います。

ただ軍略に基づいて軍を的確に動かすことはまだ未熟ですし、元下僕という出自は貴士族を率いる時に不利になってしまうかもしれませんので、3人の中では一番劣ると思われます。

ですので指揮力に関して3人の順位は、以下のようになるでしょう。

  1. 蒙恬
  2. 王賁
  3. 李信

 

人気が高いのは李信!

ちなみにヤングジャンプで公式に人気投票が行われたことがありました。

この人気投票での3人の順位は、次のようになっていました。

  • 3位(12,620票)・・・・李信
  • 4位(9,469票)・・・・蒙恬
  • 11位(4,832票)・・・王賁

 

ここでは3人の中では、王賁が離された結果になっています。

ここから王賁の人間性が丸くなって、巻き返してくることになるのでしょうか?

 

 
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キングダム李信・王賁・蒙恬で先に六将になるのは誰? まとめ

ここまでキングダムの李信・王賁(おうほん)・蒙恬(もうてん)の3人のうち、先に六将になるのは誰なのか?

またこの3人の強さの比較をご紹介してきました。

まとめると以下のようになります。

 

六将になる順番

  1. 蒙恬
  2. 王賁
  3. 李信

 

武力の高い順

  1. 李信
  2. 王賁
  3. 蒙恬

 

知力の高い順

  1. 王賁
  2. 蒙恬
  3. 李信

 

指揮力の高い順

  1. 蒙恬
  2. 王賁
  3. 李信

 

人気順

  1. 李信
  2. 蒙恬
  3. 王賁

 

3人はそれぞれ個性があり、また長所や短所もあって人間味を感じさせる点にも好感が持てます。

それぞれが長所を活かしてこれからも活躍をしてくれると思いますが、ライバル意識を持ちながらも時には協力し合い、秦を引っ張ってくれることでしょう。

それではここでキングダムの李信・王賁・蒙恬の3人のうち、誰が先に六将になるのか?

また3人の強さなどの能力比較を終わります。

 
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