キングダムは秦の始皇帝である政と、その政に付き従っている信が主人公の物語です。
主人公は秦国の人物ですが、この秦には頼りのなる人物がいます。
その名を王翦(おうせん)と言いますが、趙の鄴(ぎょう)攻めを行った際には趙三大天の李牧を破って鄴を落とすという成果を挙げました。
またこの王翦は将軍ですが、王翦軍には優れた部下や将軍がいます。
こちらではキングダムの王翦軍の部下やメンバーの将軍を一覧でご紹介していきます。
ちなみに王翦自身が知略型の武将ですので、部下には武に優れた将軍が多いと感じますね。
それでは王翦軍のメンバーをどうぞ!
Contents
函谷関戦での王翦軍の部下は?
孟知(もうち)・孟龍(もうりゅう)

(引用:キングダム)
では王翦の部下をご紹介していきますが、キングダムで王翦将軍が出て間もない頃には、孟知(もうち)と孟龍(もうりゅう)という副官がいました。
この2人は函谷関の戦いの時に登場していましたね。
ちなみに孟知は王翦の指示で、燕のオルド軍の主力に矢の雨を降らせた武将です。
そいて孟龍は王翦の指示で燕将・オルドの生け捕りを狙いますが、オルドから返り討ちにあって戦死してしまいます。
この時には孟知は生き残ったはずですが、その後のキングダムには登場していません。
王翦軍・第一の将軍は亜光(あこう)!



(引用:キングダム)
また秦が趙の鄴を攻めた時から出てきた王翦軍のメンバーですが、第一軍から第四軍で構成されていました。
その王翦軍の第一将を務めるのは亜光(あこう)将軍で、王翦から最大の信頼を得ている人物です。
この亜光は王翦の戦術をいくつかそのまま使いこなせるほどの武将で、亜光は王翦の下につかなければ大軍の総大将を十分に張れる有能な将軍とも評されています。
また亜光軍は後ろから来る騎兵は前にたとえ親や兄弟がいようと、絶対に馬のスピードを落とさずに全速力で駆け抜けることで知られています。
その非情なほどの躊躇(ちゅうちょ)の無さは大きな突進力を生み、そのためこれまで亜光軍は正面からのぶつかり合いで負けたことが一度もないと言われています。
また亜光は王翦の戦術をそのまま使えるほどの武将ですので、王翦から授かった防陣をそのまま使いこなして、趙の3人の将からの同時攻撃も防いでいました。
ただこの王翦から授かった防陣の弱点を李牧に見抜かれてしまいます。
そして趙の馬南慈(ばなんじ)と尭雲(ぎょううん)の2人と戦うことになってしまい、危機一髪のところを部下の亜花錦(あかきん)に救われることになります。
亜花錦



(引用:キングダム)
その亜花錦(あかきん)が亜光将軍を救ったのが上の場面です。
この亜花錦は亜光軍に所属していた千人将でした。
現在では王翦の息子である王賁の玉鳳隊に所属しています。
亜花錦は性格難で”悪童”とも言われていて、上の立場の将に対しても口が悪い場面も描かれていました。
また王賁と尭雲の戦いには段茶(だんさ)という武将とお金を賭けるという悪さをやっていました。
この時には王賁が尭雲を討ったことで、亜花錦は十金を儲けたことになっています。
そうした悪さをする一方で戦術眼には優れたものがあり、頼りになる奴とも亜光軍内で一番惜しい男だとも、戦の終盤に貴様が健在で良かったとも評されています。
また亜光将軍のピンチに駆けつけたように、身を切る覚悟も内に秘めています。
段茶



(引用:キングダム)
また朱海平原の戦いで、秦右翼の亜光将軍が討たれて重傷となった後、右翼の大将代理となったのが段茶(だんさ)という武将でした。
実は上の場面の後で、信が秦右翼の実質的な大将となることが、右翼の人たちで了承されます。
しかしこの段茶も馬南慈を少数の兵で止めようとするなど、気概あふれる場面を見せています。
またどのくらいの地位なのかは不明ですが、亜光将軍が重傷となった後で右翼の大将代理を務めるほどですので、亜光将軍に次ぐ地位、五千将または副官の地位にはあるのではないでしょうか?
虞寧(ぐねい)



(引用:キングダム)
また亜光将軍の副官に虞寧(ぐねい)という人物もいました。
この虞寧は上の画像でも自ら語っているように、王翦将軍の戦術をいくつか操れる優れた武将です。
しかし朱海平原の戦いで虞寧が相手にしたのは趙将・尭雲(ぎょううん)でした。
亜光将軍が馬南慈と一騎討ちで戦っている間、尭雲の足止めをするのが虞寧の役割でしたが、尭雲には虞寧の戦術は何一つ通用せず、虞寧は尭雲に一刀両断にされてしまいます。
佳恭(けいきょう)



(引用:キングダム)
またそれほど出番はありませんでしたが、亜光軍の二千将に佳恭(けいきょう)という武将がいます。
この佳恭は千人将の亜花錦から命令されていましたが、そのことをあまり意に介さない心の広い人物として描かれています。
また亜花錦の実力を適正に評価していて、上記の画像のように戦の終盤に亜花錦が健在でよかったと評しています。
王翦軍・第二の将軍は麻鉱(まこう)!



(引用:キングダム)
次に王翦軍の第二軍の将軍のご紹介ですが、その名は麻鉱(まこう)将軍と言います。
この麻鉱率いる第二軍は、練兵(れんぺい)に練兵を重ねて個の力を鍛えに鍛え上げた兵団で、麻鉱軍は王翦軍内最強の自負を持っています。
また麻鉱は部下の疲労が限界にきた時には「立って戦え」という言葉で励ましていました。
ただ李牧が自らの手で麻鉱将軍を倒しに来るという離れ業(わざ)をやってのけました。
このため麻鉱将軍は戦死しています。
丁陽(ちょうよう)・高順(こうじゅん)



(引用:キングダム)
また麻鉱将軍は登場して間もなく戦死してしまいましたので、第二軍の武将はそれほど多く出てきていません。
麻鉱将軍が戦死した後で戦の勢いは趙に移ってしまい、そこで麻鉱軍の多くの武将も戦死していました。
そのとき、麻鉱軍の指揮官となっていたのが丁陽(ちょうよう)と高順(こうじゅん)という武将でした。
この2人は見せ場を作れなかったものの、麻鉱将軍が討たれた時に作戦参謀も討たれてしまっていて、そこから手を打ったもののどれも敵の流れに抵抗することはできない結果になりました。
ここから蒙恬が麻鉱軍の指揮を取り、麻鉱軍は犠牲を大幅に減らすことに成功します。
王翦軍・第三の将軍は田里弥(でんりみ)!



(引用:キングダム)
次の王翦軍・第三の将は田里弥(でんりみ)将軍です。
この田里弥は、亜光や麻鉱とは違い、戦場で自ら矛をふるう将ではありません。
しかし田里弥軍の兵は個々の戦闘能力は異常に高いとされています。
また田里弥軍は田里弥の練兵(れんぺい)によって”賢く”戦う集団であり、一度苦戦した相手には現場で修正。
田里弥率いる第三軍は、攻め方を自在に変化させ柔と剛の両方の強さをあわせ持つと言われています。
黄馬(こうば)・山比(さんぴ)・陸(りく)



(引用:キングダム)
またこの第三軍には他の武将もいますが、まだ現時点では名前のみで姿を現していません。
その名は黄馬(こうば)、山比(さんぴ)、陸(りく)と言います。
ただ武に秀でた武将なのか、どのような人柄・特徴があるのか、それも不明です。
これからも姿を現さない人物となるのかもしれませんね。
王翦軍・第四の将軍は倉央(そうおう)!



(引用:キングダム)
次の王翦軍の第四将は倉央(そうおう)という将軍です。
この倉央という将軍は戦い専門の将軍で、高い武力を誇ります。
またこの倉央は女好きでも知られていて、桓騎軍の黒桜(こくおう)にも色目を使っていたほどです。
また次にご紹介する副将の糸凌(しりょう)という女の武将と、戦の最中でも夜の営みに励んでいる模様です。
糸凌



(引用:キングダム)
先ほどご紹介した女の副将・糸凌(しりょう)は、王翦軍・第四軍の副将を務めています。
大柄な女で、遠目には男と間違えられるほどです。
またこの糸凌は朱海平原の戦いで秦軍が趙中央軍の挟撃に成功した時に、趙の共伯(こうはく)という武将を討ち取ることに成功しています。
その後、紀彗(きすい)軍の馬呈(ばてい)とは互角の戦いを演じましたが、馬呈もかなりの武の持ち主ですので、馬呈との戦いで互角ならばかなり強いことになります。
また倉央からは最高の女だとも、夜はさらに最高とも言われています。
キングダム王翦(おうせん)軍の部下一覧・メンバー将軍 まとめ
倉央も戦局を見極める目は、やはり確かですね。王翦軍第四将を務めるだけはある。そして馬呈と渡り合った糸凌もいるので攻撃力が半端ない。李牧といえどもこれは辛い展開になりましたね。#キングダム pic.twitter.com/Tn02lxNL2S
— エンタメブログセカンド (@entame_blog_2nd) March 13, 2020
ここまでキングダムの王翦軍の部下やメンバーをご紹介してきました。
一覧にすると以下のようになります。
①当初の副官
- 孟知(もうち)
- 孟龍(もうりゅう)
②第一軍
- 将軍・亜光
- 副官・虞寧(ぐねい)
- 朱海平原の大将代理・段茶
- 二千人将・佳恭(けいきょう)
- 千人将・亜花錦
③第二軍
- 将軍・麻鉱(まこう)
- 部下・丁陽(ちょうよう)
- 部下・高順(こうじゅん)
④第三軍
- 将軍・田里弥(でんりみ)
- 部下・黄馬(こうば)
- 部下・山比(さんぴ)
- 部下・陸(りく)
⑤第四軍
- 将軍・倉央
- 副将・糸凌(しりょう)
当初は王翦軍の武将はそれほど多く登場しなかったものの、鄴攻めのころから第一軍から第四軍が王騎軍には存在することが分かりました。
また王翦自身が知略に優れた将軍のためか、王翦軍の配下には武力に秀でた武将が多い印象があります。
実際に第三将の田里弥以外は、自ら矛をふるう将軍です。
王翦は自分の軍には、自らに足りない人材を集めているのかもしれませんね。
それではこれで、キングダム王翦軍の配下・メンバーのご紹介を終わります。