キングダムは秦の始皇帝の時代を描いた古代中華の歴史マンガで、このキングダムの中には女性キャラが多く出てきます。
そのうちの一人に飛信隊の副長の羌瘣(きょうかい)がいますが、この羌廆は蚩尤(しゆう)という伝説的な暗殺者集団の一員としてキングダムの中では描かれています。
そして蚩尤に伝わる様々な術を使いこなす羌瘣。
そんな羌瘣は信が龐煖(ほうけん)を倒して命の火が消えてしまった後、死んだ人を生き返らせる禁術を使って信の命を救ったことがありました。
(単行本58巻 第630話「天地の間(はざま)」~第632話「再始動」)
羌瘣はこの禁術を使ったことで、悪いこと一つといいこと二つを羌象(きょうしょう)から告げられることになります。
ここで悪いことは寿命が縮んだことが明らかになりますが、その他の術も使えないか弱くなったかもしれないと言われています。
それでは悪いことで使えなくなった術とは何なのでしょうか?
また二つのいいことについては、この禁術を使った時には何も明らかにされていません。
では、この羌瘣の二つのいいことは何なのでしょうか?
ここでは羌瘣に告げられた悪いことと二つのいいことについて考察していきたいと思います。
最後までお楽しみください!
Contents
キングダム羌瘣(きょうかい)の悪いことは?
巫舞が使えなくなる?
やたら上手いチャージャーの人って何で撃ち抜く前にトーントーンってジャンプしてんだろ?と思ってたけどあれ絶対キングダムの羌瘣と同じ呼吸使ってるわ。巫舞使われたら勝てんて。 pic.twitter.com/rJJsIRxNDj
— げそ (@yowarimeatarime) June 4, 2019
では羌瘣のいいこと二つを考察する前に、悪いこととして寿命が縮んだことが明らかにされていましたが、「他の術も使えないか弱くなったかもしれない」と羌象(きょうしょう)から伝えられました。
この使えないか弱くなったかもしれない「他の術」とは何なのでしょうか?
もしかするとそれは巫舞(みぶ)なのかもしれません。
荒ぶる神をおとし 術者の意識は陶酔の中 舞って目につく人間を斬殺する
それが巫舞だとキングダムの中では描かれていましたが、羌瘣は禁術を使ったためにこの術が使えないか弱くなっていることが考えられます。
実際に巫舞の説明でも「術者」と書かれていますので、巫舞は「術」という認識で間違いなさそうです。
ただ最悪の場合、もしも巫舞が使えなくなっていたらどうなるか?
時折、羌瘣は戦場でかなり無理をすることがあります。
その無理は巫舞があるからこそ出来ることもあります。
そして最悪のケースを考えると、羌瘣がまた戦場で無理をしようとしたその時、そこで巫舞が使えないことが判明すると取り返しのつかない事態になってしまうことも考えられます。
そうなると使えないか弱くなった術というのは、巫舞ではないのかもしれません。
とはいえ羌瘣と信は剣術の訓練をすることがあります。
その時に羌瘣が巫舞を使えないことが分かるという展開になれば、いざ戦場という時に羌瘣が無理をすることはないのかもしれません。
もしも羌瘣の巫舞が使えないか弱くなっていたら、どこでそのことに羌瘣が気づくのか?
このポイントは、羌瘣の命がかかるほどに重要な局面と言えます。
とはいえ羌瘣は知力も高いですので、羌瘣は巫舞が使えないとしても知略型の武将として充分に活躍が見込めると言えます。
医術が使えなくなる?
キングダムの羌瘣(きょうかい)は蚩尤(しゆう)に伝わる様々な秘術を使いこなしますが、このシーンでは信が負傷して苦しんでいたところで羌瘣が信の額に手をかざすと信の表情が楽そうになっています。他にも薬など蚩尤には様々な秘術がありそうですね。#キングダム #きょうかい pic.twitter.com/JpCE2XFs3n
— comic-search (@search_comic) July 22, 2020
または羌瘣が使えなくなった、または弱くなった術というのは巫舞ではなく、医術のような術なのかもしれません。
羌瘣は上のツイッターのように手を額にかざしただけで、荒かった信の呼吸が収まるような不思議な術を使った場面がありました。
他にも信が羌瘣のことを「普通の軍医ができねェ不思議な治し方もできる」と語る場面もありました。
ですので羌瘣が使えないか弱くなった術というのは、この医術のような術なのかもしれません。
信の命を救った時、羌瘣は他人を生き返らせるこの禁術はもう二度と使えないと羌象に言われました。
この流れで「他の術も使えないか弱くなったかもしれない」という話になりましたので、命を救う系統の術が使えなくなった、または弱くなったと考えるのが妥当のようには思います。
もしもこの医術のような術を使えなくなると、これからの信もそうですが秦の武将がひどい手傷を負うことになった時、羌瘣の医術に頼れなくなるので死亡してしまうリスクが高くなることを意味してきますが、果たして使えないか弱くなった術というのはこの医術のことなのでしょうか?
それは今後のキングダムで明らかにされることでしょう。
内側から破壊する術が使えなくなる?
または羌瘣の内側から破壊する術が、使えないか弱くなってしまっているかもしれません。
この北斗神拳のような「内側から破壊する術」というのは、龐煖と信が対戦した後にキングダムの中で羌廆が語る場面として描かれています。
(単行本14巻 第149話「再結集」)
この技を龐煖(ほうけん)から受けたにも関わらず信が死ななかったこと。
それで羌瘣がこの龐煖の術のことを語る場面が描かれています。
しかし羌瘣がこの術が使えなくなっていたとしても、それって非常に分かりにくい!
物語の重要性は乏しい!
ということでこの術が使えなくなっていたとしても、キングダムの中で描かれる可能性は低いでしょう。
キングダム羌瘣(きょうかい)の二つのいいこととは?
#キングダム#羌瘣
このシーンなんか無性に好き💕
このいいこと2つの前に、おまけでって言葉があるだけなんかすごく好きなシーンになったの。 pic.twitter.com/8vnlWmZxAg— 毛ガニクラブ2号 三上プリン (@UmZ5tsfFZUI9850) June 20, 2020
では羌瘣の二つのいいこととは何なのでしょうか?
670話でそのうちの一つが明らかになりました。
それは呼吸法を極める蚩尤族の寿命は元々極端に長く、さらに羌瘣の寿命はさらに長いので、禁術で寿命が縮んだものの、それで他の人と同じぐらいの寿命になったことでした。
だから寿命が縮んだことはそれほど気にすることではないと、羌瘣は李信に伝えています。
ではもう一つのいいことは何なのでしょうか?
もう一つを羌瘣は忘れてしまったと670話では言っていました。
ですのでもう一つのいいことは漫画の中で明らかにされない可能性もありますが、回想シーンとしてそのことが触れられる可能性はあるのかもしれません。
それではここから、羌瘣のもう一つのいいことを考察していきます。
信の気持ちが分かったこと!
それでは羌瘣が羌象から言われた「いいこと」のもう一つは何なのでしょうか?
これはやはり信との恋愛に関することかな?と思います。
というのもこの禁術を使う前に、キングダムでは羌瘣の姿と共にこう書かれていました。
「術はたしか 互いの気の道を開いていって繋(つな)ぐもの」
この禁術を使う場合、羌瘣は自分自身と信の気の道を開いて繋いだ結果として、信の命を救うことができたと思いますが、お互いの気の道を開いて繋いだ結果として、羌瘣は信の心の中が分かったのかもしれません。
そして信の心の奥底には、羌瘣に対する想いがあった―――
それが分かったことが羌瘣のいいことの一つだと私は思います。
ただそれは信の内面の気持ちが分かっただけであって、すぐに恋愛に発展するかどうかは二人次第。
さて二人はどうなっていくのか?
今後の展開が楽しみですね。
大将軍になれる?
または羌瘣が将来大将軍になれることが「いいこと」なのかもしれません。
羌瘣は仇討ちが終わってから飛信隊に戻ってきて、将軍を目指す、大将軍になると言っていました。
それが実現することが、この時に分かったのかもしれません。
ただ少し疑問なのは、信と羌瘣の気の道を開いてつなげたことで、なぜ未来の羌瘣のことが分かるのか?
この点は疑問を感じるところで、この生き返らせる禁術を使って分かることは、羌瘣の内面や信の内面に関することのようには思います。
また大将軍になるということが事前に分かると、羌瘣の気持ちとしてはどうなるでしょうか?
例えばこれが私なら「何もしなくても大将軍になれるわ~!」なんて怠けようという気持ちが出て来るかもしれません。
羌瘣も「元々 まじめな方ではなかったからな」と自ら語る場面がありました。
(単行本14巻 第149話「再結集」)
そうなると大将軍になれるということをここで知ることは、もしかすると羌瘣にとってマイナスに作用することがあるかもしれませんね。
(まあキングダムの中でそういう流れにはならないとは思いますが)
巫舞の呼吸が常識を超える長さになる?
または「悪いこと」の部分で羌瘣が巫舞を使えなくなることを予想しましたが、羌瘣が信との間で深い心のつながりを持てるとすれば、巫舞で意識を落としてもそこで感じ取れる光が強くなっている可能性もあるのかもしれません。
そうすると羌瘣には何が起こるのか?
今までよりも、さらに深い領域に精神を落とし込むことが可能になるのかもしれません。
羌瘣は恋をすることによって、さらに強さに磨きがかかる!
それが証明されると、蚩尤でも祭(さい)を行うより恋愛が奨励される流れになるかもしれませんね♪
それも展開としては面白い流れのような気がしますが、もしかするとそれが羌瘣にとっての「いいこと」という可能性も考えられます。
また龐煖と戦った羌瘣は、龐煖について「呼吸の制限がないのではなく 蚩尤(しゆう)の常識を超える長さを身につけているだけだ」と語る場面がありました。
この龐煖と同じように、羌瘣も蚩尤の常識を超える呼吸の長さを身につけることも考えられますし、それが羌瘣にとっての「いいこと」かもしれません。
そういえば幽連を倒した後で、羌瘣は幽連から「必ず次の蚩尤が貴様を殺しに行くぞ」と言われました。
もしもそれが現実になるとすると、羌瘣の巫舞が使えなくなっていれば、おそらく新しい蚩尤に討ち取られてしまうことも考えられます。
逆に羌瘣の命を狙った蚩尤が返り討ちにあうぐらいの巫舞を、羌瘣に披露してもらいたい!
個人的にはそんな気持ちもありますし、もしも恋愛によって羌瘣が強くなったとしたら、羌瘣は自分の命を狙いに来た蚩尤に恋愛をすすめるようになるかもしれませんね♪
さて今後のキングダムの展開はどうなるでしょうか?
羌瘣のいいこと二つ まとめ
漫画の感動シーン「キングダム」 信を生き返らせるシーンで、自分の寿命が減るのに信を生き返らせるために羌瘣が迷わず「全部やる」と言うセリフは、本当に感動しました😂羌瘣には自分の命よりも信の方が大切なんだなと思いました! #マンガ #漫画 #漫画好きと繋がりたい #感動シーン pic.twitter.com/5MzTeT3FWc
— MANA (@manngaapuri) July 17, 2020
お疲れ様でした。
ここまでキングダムの羌瘣(きょうかい)の二つのいいことについて考察してみました。
まず信を生き返らせたことで起こった悪いこととしては寿命が縮んだこと。
それと共に他人を生き返らせる術が使えないことも羌象に言われましたので、同じように羌瘣の命を救うタイプの術が使えないか弱くなったと予想します!
また二つのいいことについては、一つ目は元々羌瘣の寿命が長いために、禁術によって寿命が縮んでも、それで他の人の寿命を同じぐらいになったことでした。
もう一つのいいことは、信の心の内が分かったことが挙げられると予想します。
または巫舞でさらに深い領域まで精神を落とし込める、または常識を超えるほどの呼吸の長さを体得することが挙げられると思います。
つまり羌瘣は恋によってさらなる武力を身につけるということになりますが、そんな「いいこと」がいつか明かされるのかもしれませんね♪
他にも様々な可能性があると思いますが、それではここでキングダムの羌瘣の二つのいいことに関する予想・考察を終わります。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!