キングダムの桓騎(かんき)将軍は、元野盗上がりの将として登場しています。
桓騎は残忍な性格として描かれていて、黒羊でも紀彗(きすい)の弱点を浮き彫りにした上で、周囲の村々で虐殺を行っています。
そんな桓騎はそうした残忍な方法を使いながらも、普通の武将では考えつかない方法で戦(いくさ)を勝利に導く一面を持っていて、六将級とも評されています。
そんな桓騎はどのような最後の死亡を迎えるのでしょうか?
李牧は桓騎の弱点を見つけたと言っていましたが、その桓騎の弱点を突いた李牧の手によって桓騎が死亡してしまうことがあるのでしょうか?
ここではキングダムの中で桓騎がどのような最後を迎えるのか?
その最後の死亡について予想・考察していきます。
それでは最後までお楽しみください♪
Contents
キングダム桓騎(かんき)の最後は李牧に負ける?
キングダムの李牧は桓騎(かんき)の弱点を見つけたと言っていましたね。信に倒された慶舎(けいしゃ)も同じように桓騎の弱点を見つけていました。今後は李牧が桓騎の弱点を突いて反撃する場面が出てくるかもしれませんね。#キングダム #桓騎 #弱点 pic.twitter.com/R5qTz3ApkW
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ではキングダム桓騎将軍の最後を考察していきますが、まず考えられるのは桓騎の弱点を見抜いた李牧に敗北を喫して討ち取られるというパターンが考えられます。
史実でも桓騎将軍は宜安(ぎあん)を攻めた時に、李牧に敗北したと伝えられています。
そして一説には桓騎はここで李牧に討たれたとも言われています。
ですので史実と同じように、桓騎は李牧に敗北して討ち取られてしまうのかもしれません。
ではどのような形で、桓騎は李牧に敗北するのでしょうか?
李牧に趙軍の士気を高められてしまう?
まずは李牧は桓騎と対戦するにあたって、趙軍の士気を高めることに注力することでしょう。
特に平陽での戦いでの捕虜の虐殺は、すでに趙の人たちの怒りを増幅させる結果となっています。
また桓騎の残忍な所業を伝えれば、李牧とすれば「桓騎に負けたら趙がどうされるか分からない」と趙兵を鼓舞することも簡単です。
李牧は桓騎に敗北すれば「家族もろとも皆殺しにされてしまう」「だから趙のためにも桓騎に負けるわけにはいかない」などと檄を飛ばすことでしょう。
このようにしてまず李牧は桓騎軍を前にして、趙軍の士気を大いに高めることに成功すると予想されます。
李牧に包囲されて死亡?
また桓騎が軍事的に、李牧に完全に敗北するパターンも考えられます。
弱点を見抜かれた桓騎は、何らかの形で李牧に桓騎のいる本陣を包囲されてしまうかもしれません。
李牧にはあの王騎将軍も虚をつかれたことがあります。
情報を徹底的に統制することで桓騎に情報をつかませないようにして、その上で桓騎の予想を上回る立ち回りを李牧が行う。
要するに李牧が桓騎を出し抜いてしまう―――
そのことにより桓騎は李牧に完全包囲をされてしまい、その結果として戦場で露と消えるという最後を桓騎は迎えるのかもしれません。
味方に裏切られて死亡する?
李牧軍が南下して?に向かっていること分かった時、慌てる摩論に対して桓騎は落ちついていましたね。桓騎は王翦将軍に対して、負ける戦いは始めないと信頼を置いていましたから、そんな王翦に対する評価や信頼が桓騎に落ち着きをもたらしていたかもしれませんね。#キングダム pic.twitter.com/xG3MMqgt2K
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または李牧は桓騎軍を分裂させるという手法を取るのかもしれません。
桓騎軍は虐殺や略奪を行いますが、そうした虐殺や略奪を封じ込まれると桓騎軍はまとまりを欠いてしまう可能性が考えられます。
実際に六将となった桓騎は、一般人を虐殺することを禁止されていますし、平陽の戦いで多数の捕虜を虐殺した桓騎は、この点を秦王政に厳しく叱責されています。
そうなると今後の桓騎軍がまとまりを欠いてしまうことも考えられますし、キングダムの本編でも桓騎軍は忠誠心が乏しいことが描かれていました。
そしてまとまりを欠いた桓騎軍の内部分裂を狙って、離間(りかん)策をほどこして桓騎の部下に桓騎を裏切らせるように仕向ける。
結果として桓騎は桓騎の部下に殺害されるという末路を迎えてしまう可能性もあるのかもしれませんね。
桓騎の暴走して処刑される?
または桓騎は、暴走して処刑されるという展開も考えられます。
これは史実から考察すれば考えにくい展開です。
というのも史実での桓騎は、李牧に敗北することになっているからです。
ただ李牧が桓騎を暴走に誘い込むことは考えられる展開かもしれません。
李牧は桓騎軍の武将のだれかを捕まえて虐殺して、桓騎はその報復に趙の捕虜や一部地域の住民を虐殺してしまう。
その桓騎の虐殺に対して、今度は秦王・政は桓騎を許さずに処罰をしていく―――
このような展開はあり得るのかもしれません。
果たして桓騎はどのような形で、李牧に敗北するのでしょうか?
桓騎の死は悲惨?!
桓騎の異常性を現している場面ですね。城を攻め落とした時に住人全員の首をはねたと言われ、首斬り桓騎という異名を取っています。何が桓騎にそうさせるのか?かっこいい反面で不気味な一面でもあります。#キングダム pic.twitter.com/lZX8rt6dCr
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またこれまで桓騎は、様々な残忍な手法を駆使して戦に勝利を挙げています。
そんな桓騎の最後は、同じような残忍な死に様が待っているのかもしれません。
李牧が率いるであろう趙軍の中には、これまで桓騎が残忍な方法で殺害した人の家族がいます。
特に平陽での戦いで捕虜となったのに無惨に殺害された趙兵の家族は、その怒りを桓騎軍に向けてくることでしょう。
このように過去の桓騎軍の犠牲者の遺族は桓騎に対する怒りをぶつけ、これまで桓騎が行ってきたような手法で桓騎自身を殺害することを考えるのかもしれません。
そしてキングダムの中で、桓騎は凄惨(せいさん)な最後を迎えることも予想されます。
キングダム桓騎(かんき)の最後は李牧に負けても戦死しない?
キングダム読んでから寝よって思ったら
あれこれなんか、桓騎死ぬフラグ立ってね?
いやいや史実通り書くんかね? pic.twitter.com/ZH7FNvHtWU— けんつ (@k_e_n_t_u) April 14, 2021
または桓騎は李牧に敗北しても、戦死しないパターンも考えられます。
というのもキングダムは史記を元に物語が作られています。
実際にキングダムの35巻の巻末では「成蟜のここでの死は史記に記されているのでMUSTです。」と原先生が書かれていましたし、そのタイミングでキングダムの成蟜も死亡していました。
この点からも、原先生が史記に書かれている史実を元にキングダムを描いていることは明らかですよね。
そして桓騎に関する史記の記述を確認すると、史記には桓騎は李牧に敗北したことは書かれていますが、桓騎は敗走したと書かれているものの「戦死した」とは書かれていません。
ですので桓騎は李牧との戦いで戦死しないパターンも考えられるのです。
ただ史記では、その後に桓騎の名前が出てくることはありません。
もしも桓騎が李牧との戦いで死亡しない場合、その後の桓騎はどうなるのでしょうか?
桓騎は樊於期(はんおき)になって燕に逃亡?
毐国(あいこく)の反乱の時に反乱軍の指揮を取っていた樊於期(はんおき)将軍は、息子が処罰される時に顔を隠していました。史実ではこの樊於期将軍は燕に逃げて、秦王・政を暗殺しようとした荊軻(けいか)に自ら首を差し出したと言われています。樊於期はこれから燕に亡命するのかな?#キングダム pic.twitter.com/qO4fq3tEXc
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また史実をひも解くと、一説には桓騎は敗戦の処罰を恐れて燕に亡命して樊於期(はんおき)と名前を改めていた、という説もあります。
そして燕に逃れた樊於期は、荊軻(けいか)という政への刺客に首を差し出したと伝えられています。
ちなみにキングダムでは毐国(あいこく)の反乱の時に、毐国の将軍として樊於期が出てきたことがありました。
そして毐国の反乱は失敗。
樊於期の息子は処刑されましたが、父親の樊於期は顔を隠して処罰を逃れています。
キングダムでは別人物として描かれている桓騎と樊於期。
ですのでキングダムでは桓騎が樊於期と名を変えて亡命することは無いのかもしれません。
桓騎は樊於期を殺害して燕に亡命?!
ただ桓騎は樊於期を殺害して、その上で樊於期を名乗って燕に亡命するというパターンも考えられます。
燕や秦以外の国では、樊於期という武将の名はそれほど広まっていないかもしれず、また武将の名は分かっていても顔の情報は現在とは違って出にくいことは充分に考えられます。
実際に著雍(ちょよう)の戦いで、信は呉鳳明(ごほうめい)の顔が分からず、信は呉鳳明と間違って霊凰(れいおう)を討ち取っています。
ですので樊於期の名を桓騎が語ることは可能かもしれず、桓騎が樊於期を殺害して燕に亡命するケースも考えられるのかもしれませんね。
燕に逃亡した桓騎は荊軻に首を斬られる?!
また史実では樊於期が燕に逃亡してからは、荊軻(けいか)という刺客の訪問を受けて秦王・政を暗殺することを伝えられます。
とはいえ荊軻が秦王・政に会うのは簡単ではありません。
そのために荊軻は秦王に会う機会を作るために樊於期将軍の首を持って行くことを考えます。
そのことを荊軻は樊於期自身に伝えると、樊於期は自ら首をはねたと伝えられています。
樊於期としても秦王に対する恨みがあるために自ら首をはねたのかもしれませんが、桓騎が樊於期に名前を変えるとすれば、桓騎の性格からして自ら首をはねるのか?
この点は個人的には少し疑問を感じます。
どちらかといえば元悪党として生きてきた桓騎は、生き抜く知恵を悪党の時期に身に着けていたように思います。
ですのでこういう場合でも、桓騎は生き抜くことを考えるようにも思います。
そのためキングダムの中で桓騎が樊於期と名前を変えて燕に亡命したとして、そこから樊於期の首を秦王に届けることになったとすれば、樊於期は荊軻に首を斬られる展開になるのかもしれません。
そしてキングダムの中では政は光ある王として描かれていますので、荊軻は秦王・政を暗殺しようとする悪者として描かれていくことも予想されます。
ただこの展開は史記の記述とは異なってしまいます。
(史記では樊於期は自ら首をはねたことになっていますので。)
そうなるとキングダムでは、この説(桓騎が樊於期と名前を変えて燕に亡命する説)は採用されない可能性が高いのかもしれません。
キングダムのラスボスは桓騎?ラスボス桓騎説を考えてみた
桓騎ってキャラ的に死ぬ時の描き方が難しそう。 pic.twitter.com/LsyXTkHKiJ
— さくら塾 (四日市) (@sakurajuku2) July 16, 2021
また中国の歴史書の史記では、桓騎は李牧に敗走させられたことは書かれていますが、ここで桓騎は死亡したとまでは書かれていません。
ですので史記を元に物語が進んでいるキングダムでは、桓騎は李牧との戦いで戦死いない可能性が考えられます。
ただその後の史記には桓騎の名前は出て来なくなっています。
そうなるとキングダムでは、桓騎は比較的自由に動かせるキャラクターとなります。
ですので桓騎が、キングダムのラスボスになる可能性も考えられるところです。
王翦ですら桓騎は何を考えているか分からない武将です。
もしも桓騎が秦の前に立ちはだかる存在となれば、秦も苦戦することになることでしょう。
また実は私の中でのキングダムのラスボスは、いくつかの可能性を考えています。
- 桓騎
- 司馬尚
- 太后の2人の子供
司馬尚も史記には死亡までは書かれていません。
ですので、司馬尚も史実以降は比較的自由に動かせるキャラです。
そして太后の2人の子供は、史実では殺されたことになっているものの、キングダムでは政が生かしたことになっています。
その2人の子供が優れた才能の持ち主で、秦の中華統一を阻む存在となることも考えられます。
果たして桓騎は、キングダムのラスボスになるのでしょうか?
キングダム桓騎(かんき)の最後は戦死で死亡? まとめ
白亀西の命を奪う場面では、何度も刀を抜き差しした上で命を奪っていました。命乞いをすれば助けるつもりだったと桓騎は言っていましたが、武人の誇りで命乞いをしなかった白亀西。元野盗だけに武人とは異なる感覚の持ち主なんでしょうけど・・・ #キングダム pic.twitter.com/4uZCt1kBKt
— comic-search (@search_comic) December 8, 2019
ここまでキングダムの桓騎の最後の死亡を予想・考察してきましたがいかがでしたか?
様々なケースが考えられますが、弱点を見つけたという李牧の手によって軍事的に負けて死亡するというケースも考えられます。
また桓騎の最後には、これまで桓騎が行ってきたような残忍な方法が待っているのかもしれません。
そして史実を見ていくと、説ではありますが樊於期と名前を変えて燕に亡命した可能性も指摘されています。
キングダムでは樊於期という武将はすでに別人として出ていますので、桓騎が樊於期と名前を変えて燕に亡命することは無いのかもしれません。
または桓騎は史記では李牧との戦いで死亡したとまでは書かれていませんので、桓騎は李牧との戦いでは戦死しない可能性もあります。
その場合には桓騎は、キングダムのラスボスになる可能性まで考えられるのかもしれません。
果たして桓騎の最後はどうなるのでしょうか?
さて今後の展開が楽しみですが、それではこれで桓騎の最後の死亡に関する予想・考察を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!