鬼滅の刃・冨岡義勇の過去とは?姉や錆兎との関係やなぜ鬼殺隊に入ったのか?

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吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作のヒット作・鬼滅の刃。

2020年公開の「鬼滅の刃・無限列車編」の興行収入が400億円を突破したことは記憶にも新しい出来事ですね。

今回はそんな鬼滅の刃から、作中最強の集団「柱」に所属する、水柱・冨岡義勇の過去に関して考察していきます。

水柱の冨岡義勇にはどんな過去のエピソードがあるのでしょうか?

こちらでは鬼滅の刃の冨岡義勇の過去に注目していきます。

それでは最後までお楽しみください!

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Contents

   
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鬼滅の刃・冨岡義勇の過去も悲しい?

さて鬼滅の刃では、敵味方問わずキャラクターの過去を描写しているシーンが多く描かれています。

過去を投影されたキャラクターは、鬼なら鬼になった理由を、鬼殺隊員であれば鬼殺隊士になった理由が描かれることが多く、その中には悲しい過去を背負っているキャラクターも数多く存在します。

水柱・冨岡義勇も、悲しい過去を持ったキャラクターの一人です。

では、冨岡義勇はどのような過去を持っているのでしょうか?

 

冨岡義勇の過去は何巻何話?

まず冨岡義勇の過去ですが、原作では何巻の何話に収録されているのでしょうか?

義勇の過去の話は、以下の場面で描写されていました。

  • 原作15巻130話「居場所」
  • 原作15巻131話「来訪者」

 

ここでは義勇が正式な鬼殺隊士になる前、つまり最終選別時の様子が描かれている回となっています。

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冨岡義勇は過去に姉を失った?

ちなみに冨岡義勇の幼少期には、義勇の両親は病気で帰らぬ人となっていました。

その後は、姉と二人で暮らしていたとされています。

義勇の姉の名は「蔦子(つたこ)」。

この蔦子に関しては本編ではほとんど触れられていません。

唯一触れられているのは、姉が鬼の手によって命を落としたという事実でした。

主人公・竃門炭治郎(かまどたんじろう)と同様に、水柱・冨岡義勇もまた鬼によって家族を奪われた鬼殺隊士の一人だったのです。

 

 
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鬼滅の刃・冨岡義勇と錆兎の過去の驚きの関係とは?

また冨岡義勇の過去に登場する重要人物として、炭治郎の最終選別前の修行でも登場したキャラクター「錆兎(さびと)」が深く関わってきます。

実は義勇と錆兎は、師・鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)の元で共に修行を行い、最終選別を受けた同志であり親友だったのです。

家族を失った義勇でしたが、錆兎の前では年相応の少年のように振る舞うことが出来る関係だったのです。

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冨岡義勇が後ろ向きな理由とは?

しかし錆兎と共に挑んだ最終選別で、その後の義勇に陰を持たせてしまう事件が起こってしまいます。

それは、錆兎の死です。

最終選別で義勇は、出現した鬼に怪我を負わされてしまいます。

その義勇を助けたのが錆兎でした。

錆兎の実力は非常に高く、その年の最終選別で出現した鬼を軒並み一人で撃破すること程の能力を持っていました。

その結果、義勇は7日間の最終選別で1体の鬼も倒すことなく試験を通過する形となりました。

しかし当の錆兎は、最終選別の時に出現した「手鬼」と呼ばれる強力な鬼によって命を落としてしまうのです。

最終選別で鬼を倒し命を落とした錆兎に対し、1体の鬼も倒すこと無く最終選別を通過した義勇。

この事実が冨岡義勇自身が鬼殺隊士として、ましてや自分には「柱」としての資格が無いと思い悩み、それが冨岡義勇の後ろ向きな発言や行動になっていたのです。

 

炭治郎が冨岡義勇に気づかせた大事なこととは?

ただ義勇の過去を聞いた炭治郎は、自身も家族を鬼に殺害されていることもあり、義勇の後ろ向きな状況に共感を覚えます。

しかし炭治郎にはどうしても義勇に聞きたいことがありました。

それは、「錆兎から託されたものを繋いでいかないのか」という事でした。

この問いかけを聞いた義勇はハッとします。

そして錆兎からの言葉を思い出します。

  • 「自分が死ねば良かったなんて二度と言うなよ」
  • 「お前は絶対に死ぬんじゃない」
  • 「姉が命をかけて繋いでくれた命を、託された未来をお前も繋ぐんだ義勇」

 

これは義勇は姉の蔦子が自分を守ったために鬼に殺されてしまったとき、錆兎に「自分が死ねば良かった」と漏らしたのですが、この冨岡義勇の発言に対して錆兎が厳しい言葉で義勇を諫(いさ)めた時の光景です。

炭治郎から問われた「繋ぐ」という言葉をキーワードに、冨岡義勇は記憶を封じてしまっていた大切な記憶を思い出しました。

それは冨岡義勇が最愛の姉と親友を共に亡くし、その過去を塞ぐために一緒に閉じ込めていた大切な記憶でした。

また冨岡義勇は、錆兎から頬を張り飛ばされた痛みや衝撃も思い出しました。

その記憶と共に、義勇は自分の未熟さを自覚しつつ、前に進む決心を抱くのでした。

 

 
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鬼滅の刃・冨岡義勇が鱗滝さんの元に行ったワケは?

では冨岡義勇はどういったいきさつで、師・鱗滝左近次の元に向かったのでしょうか?

公式ファンブックにそのいきさつが記載されておりました。

ファンブックによると、

  • 両親が病死した後、姉・蔦子と共に生活
  • 姉が鬼に襲われ他界
  • その事実を周囲に告げるも妄言だと一蹴されてしまう
  • 心の病気と言われ、親戚の医師の元へ連行されそうになる
  • その途中脱走するも、山中で力尽きる義勇
  • そこに通りかかった猟師が鱗滝左近次の知人であった

 

こうした経緯を経て、義勇は鱗滝左近次の元で修行をする運びとなったようです。

 

冨岡義勇が鬼殺隊に入ったのはなぜ?

こうした奇跡的な出会いを経て、冨岡義勇は鱗滝左近次の元へと辿り着きました。

では義勇は、なぜ鬼殺隊に入隊する事になったのでしょうか?

残念ながら、冨岡義勇の鬼殺隊への入隊経緯は公式では未発表となります。

考えられる理由としては、

  • 鱗滝左近次と出会ったこと
  • 剣の素質があったこと
  • 鬼の存在を信じてくれる人がいたこと

上記の理由で鬼殺隊の入隊を決心したのではないか?と思われます。

もちろん姉を殺害された復讐心もあるのでしょう。

ただそれよりも義勇が周りに言っても誰からも信じてもらえなかった鬼の存在が現実である事がハッキリしたことが、冨岡義勇の鬼殺隊入隊のきっかけになったのではないかと推測されます。

 

冨岡義勇と同時に最終選別を受けた人は?

また冨岡義勇が最終選別を受けた年、義勇の他には誰が最終選別試験を受けたのでしょうか?

この年に最終選別を受け、作中に登場しているキャラクターは2人です。

1人目は前述でも記載している「錆兎」。

そしてもう1人は、原作・那田蜘蛛山編で登場し以後もサブキャラとして度々登場している「村田さん」でした。

この年は、錆兎がほとんどの鬼を討伐したこともあり、錆兎以外の受験者が全て先行通過したことが本編でも描写されていました。

 

 
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鬼滅の刃・冨岡義勇の過去とは?まとめ

今回は鬼滅の刃に登場する、水柱・冨岡義勇の過去に関してご紹介していきました。

以下がまとめとなります。

  • 冨岡義勇は過去、姉を鬼に殺害された
  • 姉が鬼に襲われた事実は周囲から妄言とされた
  • 医者に連れて行かれそうな所を逃げ出し、鱗滝左近次の知人と知り合う
  • 鱗滝左近次の元で修行をして錆兎と出会う
  • 最終選別時に錆兎によって命を救われ合格した
  • その事実が冨岡義勇の心を後ろ向きにさせていた

 

他者へなかなか心を開かない義勇ですが、炭治郎の猛プッシュに折れ過去を語り始めた事がきっかけとなった義勇の過去編でした。

結果として炭治郎に聞かせ共感し問いかけてもらった事で、義勇が前を向くきっかけとなったエピソードとなった重要な回でした。

それでは以上で、鬼滅の刃の冨岡義勇の過去編のご紹介を終了します。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 
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