鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。
2021年10月からアニメ「無限列車編」も放送されていて、その後に「遊郭編」の放送も続くということで、大きな話題になっています。
今回はそんな鬼滅の刃・無限列車編に登場した下弦の壱・魘夢(えんむ)に関して考察してまいります。
映画・無限列車編にて魘夢は無惨の名前を口にしますが、魘夢は呪いを受けませんでした。
なぜ魘夢は無惨の名前を口にしたのに、無惨の呪いが発動しなかったのでしょうか?
今回は映画・無限列車編で無惨の名前を口にした魘夢に、なぜ無惨の呪いが発動しなかったのか?を検証していきます。
それでは最後までお楽しみください!
Contents
鬼滅の刃・無限列車編の映画では「無惨様」と言った魘夢
鬼滅の刃を知らない人の為に私の推しの説明をしますね
名前:魘夢(えんむ)
性別:男
身長:168
体重:62
左手に口がついていて、催眠術をかけれます
気まぐれにあーお腹すいたーって無惨に食べられて死にかけてたところに
鬼って死なないの?すげー!!って褒めまくったら気まぐれに鬼にしてもらえた鬼です pic.twitter.com/p0lVQgcANT— 凛としてしいたけ (@camera_lingtake) September 19, 2021
さて2020年に上映された劇場版・鬼滅の刃無限列車編では、下弦の壱・魘夢(えんむ)が「無惨様」と鬼舞辻無惨の名前を言う場面がありました。
しかし魘夢が、無限列車編にて「無惨の名を口にしていても無事」とネットでも話題になっています。
問題のシーンは無限列車の上で魘夢と炭治郎が戦い始めた時のことでした。
炭治郎の耳飾りを見た魘夢が「これでもっと無惨様の血を頂ける」と口を開いて声に出して言っていました。
ちなみに原作漫画では吹出し台詞では無いため、心の中で無惨の名を告げていました。
ではなぜ魘夢は無惨の名前を口にしてなお、呪いが発動しなかったのでしょうか?
無惨の呪いをおさらいすると
最凶の性格のところの『名を口にしただけで死ぬ呪い』って書いてあるけど映画で魘夢が『無惨様の血が〜』みたいなこと言ってたんだけどそれはそれでいいの?🤔
映画見てる時に違和感感じたんだけど
#鬼滅の刃 #鬼滅の刃無限列車 #鬼滅の刃無限列車編 pic.twitter.com/hvhm10Ptvg— どりみっく(Dolly55)⚓️🦋 (@Love_Aqua3710) November 4, 2020
では考察の前に、鬼舞辻無惨の呪いについて今一度おさらいしてみましょう。
鬼舞辻無惨の血によって鬼になったものは、以下の呪いがかけられます。
- 位置の特定をされる
- 心を読まれる
- 無惨の名を口にすると身体が破壊される
今回の魘夢は、3のルールに抵触している状態です。
ちなみに無惨の呪いに関しては、ファンブックにも以下のように記載されています。
- その名を言ったもの、自身の情報をもらすと見做された者は、体内にある鬼舞辻の細胞によって身体を破壊される(公式ファンブック1より)。
- 鬼舞辻の名を口にしたり、鬼の情報を漏らしたと判断された場合に呪いが発動。体内に残留する鬼舞辻の細胞が暴走し肉体を破壊、消滅する(公式ファンブック弐より)。
やはり無惨の呪いの発動条件は、「無惨の名を口に出したもの」ということになっています。
朱紗丸(すさまる)が呪い殺されたのはなぜ?
なお家康さんは朱紗丸にもダメ出ししてます(おい) pic.twitter.com/qtmYRF1sO5
— SSあーるあーる大隈 (@HPZERONOABESAN) October 17, 2021
ちなみにこの鬼舞辻無惨の呪いによって実際に呪い殺された鬼がいましたね。
それが「浅草編」に登場した手鞠使いの鬼・朱紗丸(すさまる)でした。
原作では単行本3巻・第18話「呪縛」で問題のシーンが描かれています。
この場面で朱紗丸は、珠世(たまよ)から白日の魔香という血鬼術を受けていました。
この白日の魔香は自白剤のようなもので、脳の機能を低下させるので虚偽を述べたり秘密を守ることが不可能となるものです。
朱紗丸はこの珠世の血鬼術の発動に気付かず、珠世の誘導尋問により無惨の名を口にしてしまいます。
この状況下では、朱紗丸は無惨の名を告げただけで無く、珠世の血鬼術により「更なる情報をもらす可能性あり」とみなされても不思議では無い状況でした。
つまり朱紗丸は、口封じのために呪いが発動された可能性が高いと考えられます。
魘夢が呪い殺されなかったのはなぜ?
では朱紗丸の状況と比較した上で、魘夢が無惨の名を口にしても呪いが発動しなかった理由を考察していきます。
魘夢が無惨の名を口にした状況は、魘夢が炭治郎を発見した時でした。
そして「花札のような耳飾りを付けた鬼狩り」を無惨が気にしていたことは、無限列車編が始まる前のパワハラ会議で、無惨は魘夢に伝えていました。
その「花札の耳飾りを付けた鬼狩り=炭治郎」が無限列車に乗車したことを確認した魘夢は、興奮のあまり無惨の名を口にし、更なる血をわけてもらう期待を抱きます。
つまりこの時点で無惨の名を口にしたとて、魘夢が無惨の情報を漏らすとも漏らしたともみなされてはいなかったのではないでしょうか?
また魘夢は無惨に心酔しており、件のパワハラ会議においても今まさに無惨によって殺されそうになっていた所で、「私を最後にしてくれてありがとう」と狂気とも言える一言でその場を生き延びていました。
無惨もそんな魘夢の狂気的な部分を気に入り、更なる血を分けたという経緯があります。
そういった状況もあり、魘夢は無惨から多少のひいきはされていた可能性もあったかもしれませんね。
鬼滅の刃・魘夢は無惨の名を口にしてなぜ無事だった?まとめ
魘夢(えんむ)。
パワハラ会議を見事に生還。#鬼滅の刃 #鬼滅の刃イラスト #魘夢 #イラスト #イラスト好きな人と繋がりたい #絵描きさんと繋がりたい pic.twitter.com/m5BQh41yga— Kenji (@kenji_artwork) August 7, 2021
今回は、鬼滅の刃・無限列車編にて「魘夢は無惨の名前を口にしてなぜ無事だったのか」を検証してきました。
以下がまとめとなります。
- 原作では心の声だったが、劇場版では無惨の名前を口にした魘夢
- 無惨の呪いは、名前を口に出すほか、情報漏洩の可能性がある場合に発動の可能性あり
- 朱紗丸は珠世の血鬼術により思わず口に出したことから情報漏洩を疑われ呪いが発動した
- 魘夢の件の場面では情報漏洩の可能性は薄いと判断された
- もしかしたら魘夢は無惨のお気に入りだったのかも
現在はテレビアニメとしてリメイクが絶賛放送中の鬼滅の刃・無限列車編。
こういった場面を一つ一つ考察し、比較できるのもリメイク放送の楽しみですね。
それでは以上で、鬼滅の刃の映画・無限列車編で、魘夢が無惨の名を口にしたのに呪いが発動しなかったのか?に関する考察を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。