鬼滅の刃・時透無一郎と兄の泣ける過去を徹底紹介!壮絶な悲しい生い立ちとは

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鬼滅の刃は伍峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。

また鬼滅の刃には非常に魅力的なキャラクターも多く登場してきます。

そんな鬼滅の刃のキャラクターに霞柱の時透無一郎(ときとうむいちろう)がいて、無一郎には双子の兄として有一郎がいることが分かっています。

そういえば鬼滅の刃のキャラクターには、敵味方問わず悲しい過去があるケースが多くあります。

それでは時透無一郎と兄・有一郎には、どんな過去があるのでしょうか?

今回は鬼滅の刃の時透無一郎と兄・有一郎の過去についてご紹介していきます。

それでは最後までお付き合いください!

>>無一郎の強さの秘密とは?<<
 

Contents

   
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鬼滅の刃・時透無一郎と兄の過去も悲しい?

鬼滅の刃にて、最年少で柱となった少年・時透無一郎。

無一郎は、若干14歳でありながら霞柱として鬼殺隊の前線に立つ程の実力の持ち主ですが、実はある過去がきっかけで記憶喪失となっています。

その過去とは、唯一の肉親であった兄を鬼によって殺されたこと。

無一郎には双子の兄・時透有一郎(ときとうゆういちろう)がいました。

二人は、姿見はほぼ変わらないのですが性格が真逆。

例えば「情けは人のためにならず」という言葉の解釈も、

  • 無一郎:人のためにすることは巡り巡って自分のためになる
  • 有一郎:誰かのために何かしてもろくなことにはならない

といった考えの食い違いがあるほど。

また有一郎は無一郎には厳しい言葉を投げかけるため、無一郎は有一郎の事を冷たく厳しい人だと認識していたようです。

そんな二人が11歳の時、突如鬼に襲われます

有一郎は腕を切断されるほどの重傷を負い瀕死の状態に。

そんな兄の姿を見て、無一郎は我を忘れて鬼に立ち向かいます。

そして明け方と共に鬼は消滅するのですが、家に戻ると無一郎は息を引き取る寸前でした。

有一郎は息を引き取る前に「弟だけは助けて欲しい」とつぶやきます。

そこで息を引き取る兄の姿を見たショックで、無一郎の記憶は閉ざされたのでした。

 

産屋敷家に助けられた無一郎

時透無一郎と産屋敷家の接点は、実は鬼に襲われる前にありました。

産屋敷家当主・産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の妻・あまねが、有一郎と無一郎に鬼殺隊への勧誘に赴いていたのです。

二人は、日の呼吸の使い手「継国縁壱(つぐくによりいち)」の子孫であるため、その才能を期待され勧誘されたのでした。

しかし、兄・有一郎はその勧誘を一蹴し、あまねを追い出すのです。

そしてある日二人は鬼に襲われます。

兄・有一郎の死後、力を使い果たし茫然自失だった無一郎のもとへ再びあまねが現れます。

あまねは直ぐさま産屋敷家へ連れていき、無一郎は手厚い看病を受けたのです。

一命を取り留めた無一郎でしたが、兄の死による記憶喪失更に見たこと・聞いたことをすぐに忘れてしまう後遺症を患いました。

ただ唯一、鬼に対しての憎悪だけは消えることは無かったようです。

そんな中でお館様・産屋敷耀哉(うぶやしき かがや)と会った時に、「記憶は戻る」と後押しされたことで、時透無一郎は産屋敷家へ忠誠を誓って鬼殺隊士として剣を振るうことになるのでした。

 

 
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鬼滅の刃・時透無一郎の家族関係は?

そんな凄惨な過去を持つ時透無一郎ですが、彼の家族関係はどの様なものだったのでしょうか。

まずは前述記載の通り、双子の兄・有一郎。

無一郎と兄・有一郎は「うり二つ」なので、一卵性双生児なのでしょう。

2人は木こりである父と母の元に生を授かります。

またこの2人は日の呼吸の剣士・継国縁壱(つぎくによりいち)の子孫ですが、この継国縁壱(つぎくによりいち)も双子の弟として生まれています。

継国家-時透家は、双子が出やすい家系なのかもしれませんね。

また無一郎と有一郎は剣の道には進まず、木こりとして慎ましく生活をしていたようです。

ちなみに父の目は赤い瞳だったことは、原作14巻118話無一郎の無」で明かされています。

そんな幸せな家庭で育った有一郎と無一郎ですが、11歳の時には兄弟二人だけの暮らしを余儀なくされることになっていきます。

果たして2人の両親には何があったのでしょうか。

 

時透無一郎の父親と母親は?

まず有一郎と無一郎が10歳の頃、二人の母親は風邪をこじらせて肺炎となります。

作中の時代背景では、医療はしっかりと発展しておらず身分の高い人が優先的に施しを受けるようなものだったため、ただの風邪であっても薬は無く悪化したのでしょう。

そんな状態の母のために、二人の父は薬草を採りに山に向かいます。

しかし、その時外は大嵐だったのです。

有一郎と無一郎の父は、薬草を採りに行った山で崖から転落し、そのまま帰らぬ人となったのです。

そして母親もその後を追う様に、肺炎を患ったまま息を引き取るのでした。

 

時透無一郎の父親の仕事は何?

また有一郎と無一郎が育った家は、木こりを営む家庭でした。

杣人(そまびと)とも呼ばれる職業で、木を育て採取し、造材して運搬することを生業としていたようです。

大正時代には今ほどコンクリートや瓦などが主流では無かったため、木材の需要は非常に高かったと考えられます。

そんな杣人だった父だからこそ、嵐の中でも母のために薬草を採取しに山に登れるという自信があったのだと思います。

ただそんな職業の人ですら命を落としてしまうほど、嵐の山は脅威であるといえるでしょう。

 

時透無一郎が過去に双子の兄さんに言われたキツい言葉は?

両親の死後、有一郎は無一郎に厳しく当たることが多くなりました。

特に有一郎は、母のために山に出て亡くなった父に対して、こんなことを言っていました。

  • 「人のために何かしようとして死んだ人間の言うことなんてあてにならない」
  • 「あんな状態になってて薬草なんかで治るはずないだろ、馬鹿の極みだね」
  • 「嵐の中を外に出なけりゃ死んだのは母さん1人で済んだのに」

このように有一郎は両親の死でさえ悲しまず、現実を突きつけるような発言をしています。

ただ本当はお父さんお母さんがいなくなって、とても寂しくて悲しかったんだろうと思います。

この発言はそんな寂しさや悲しさの裏返しのように私には思えます。

そしてそんな中、有一郎が無一郎に放った言葉で一番厳しいと思われれる言葉がこちらです。

  • 無一郎の無は”無能”の無
  • 無一郎の無は”無意味”の無

 

自分を全否定されるような言葉に、無一郎は有一郎に対して冷酷さを感じていました。

しかしこういった有一郎の厳しさは、無一郎に対してのある想いの裏返しだったのです。

 

時透無一郎が双子の兄さんに最後に言われた言葉は?

産屋敷あまねが最初に2人の元を尋ねた日に2人はケンカをしました。

あまねが2人に鬼殺隊の勧誘をした時に、無一郎は剣士になることに心を躍(おど)らせていました。

しかし一方の有一郎は、「お前に何が出来る?」と一蹴。

その後も感情的に怒鳴り散らす有一郎と無一郎は、遂に口を利かなくなってしまいました。

自分に冷たく厳しく当たる兄に、無一郎は自分はいらない存在なんだと思っていたことでしょう。

そして事件の日、つまり鬼に襲われた日。

無一郎が鬼を倒して家に戻った時、有一郎の口から放たれた言葉は次のようなものでした。

  • 「どうか弟だけは助けてください」
  • 「弟は俺と違う心の優しい子です」
  • 「人の役に立ちたいというのを俺が邪魔した」
  • 「無一郎の無は”無限”の無なんだ」

 

実は有一郎は無一郎を嫌ってなどいなかったのです

両親を早くに亡くし、優しさだけでは生きていけないことを有一郎は身をもって知っていたからこそ、無一郎に厳しくし生きて欲しかったのです。

11歳の若さでそこまで弟の事を考え、厳しくする有一郎を思うと胸が痛くなります。

 

 
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鬼滅の刃・時透無一郎の過去が悲しい? まとめ

今回は、霞柱・時透無一郎の過去にスポットをあてていきました。

以下がまとめとなります。

  • 時透無一郎には双子の兄・時透有一郎がいた
  • 2人は10歳の時に両親を亡くしている
  • 有一郎は無一郎に厳しかった
  • 11歳の頃に有一郎は鬼の手によって命を落とした
  • 兄の死によって記憶喪失となった
  • 有一郎は無一郎のためを思って厳しくしていた

 

鬼滅の刃のキャラクターの中でも上位に位置する切ない過去エピソードとなった、霞柱・時透無一郎。

さらに無一郎自身、兄が殺されたことで記憶喪失となっていました。

そのために無一郎が兄の気持ちを汲(く)むことが出来たのもかなり先になってからというのも、物語の深みを与える一つとなります。

そんな時透無一郎の過去の話は、鬼滅の刃の「刀鍛冶の里編」で明かされます。

映像化としては少し先になるかと思いますが、この切ないエピソードは是非映像で拝見したいですね。

それでは以上で、鬼滅の刃の時透無一郎と兄の過去のご紹介を終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 
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