鬼滅の刃・不死川玄弥はなぜ鬼を食べる?死ななければ鬼になっていた?

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鬼滅の刃は伍峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。

この鬼滅の刃では個性あふれる様々なキャラクターが魅力の一つとなっています。

そこで今回はその中から主人公・竃門炭治郎(かまどたんじろう)の同期入隊となる不死川玄弥(しなずがわげんや)にスポットを当てていきます。

不死川玄弥の「鬼を食べる」能力とはどの様なものなのか?

また、鬼を食べる能力はいつから身に付いたものなのか?

そして玄弥は生きていたら鬼になっていたのでしょうか?

こちらでは不死川玄弥の鬼喰いについてのご紹介や考察をおこなっていきます。

それでは最後までお楽しみください!

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Contents

   
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鬼滅の刃・不死川玄弥は鬼を食べる特異体質の持ち主!

さて不死川玄弥は鬼を食べるという特殊能力を持っています。

そんな玄弥は鬼を食べると短時間ですが鬼化が可能になり、食べた鬼の能力の一部を使用できるという能力を持っています。

この能力は鬼殺隊の中でも異質ですが、なぜこのような能力を身につけるようになったのでしょうか?

 

不死川玄弥はなぜ鬼を食べるようになった?

そもそもなぜ不死川玄弥は鬼を喰らう能力を身につけたのでしょうか?

それは玄弥自身の「弱さ」がきっかけとなっています。

不死川玄弥は、全集中の呼吸を使うことが出来ません。

また鬼殺隊の隊士それぞれの特性によって色づけされる日輪刀も灰色のままです。

つまり玄弥は呼吸を扱う素質がそもそもないのです。

しかし玄弥は自身の兄で目標でもある風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)に少しでも近づこうと必死にもがきます。

追い詰められた玄弥が行き着いた先が「鬼を喰うという特性だったようで、公式ファンブックにも玄弥は剣士としての才能がないため、精神的に追い詰められて鬼を食べてしまったことが明らかになっています。

呼吸が使えない玄弥がたどり着いたのは、「鬼を倒すために鬼の力を使う」という皮肉で苦肉の能力といえるでしょう。

 

不死川玄弥はいつから鬼を食べるようになった?

では、不死川玄弥はいつから鬼を食べる能力を身につけたのでしょうか?

鬼滅の刃の本編では、玄弥がこの鬼喰いの能力を発現させたタイミングは明かされておりません。

ですが作中で玄弥自身が「悲鳴嶼さんもなんだかんだでいい人だから、俺が鬼喰いしてるの察して弟子にしてくれたし」と発言していました。

また鬼滅の刃の公式ファンブック弐でも、玄弥が悲鳴嶼行瞑(ひめじまぎょうめい)の継子になる前に、玄弥が鬼を食べて暴走したところを悲鳴嶼さんから助けられたことが明らかになっています。

ですので、少なくとも玄夜が岩柱・悲鳴嶼行冥に弟子入りする以前から玄弥は鬼を食べていたようです

人は追い詰められれば追い詰められるほど突飛(とっぴ)な発想をするものなので、もしかしたら「鬼が人間を食べるほど強くなる性質を逆に試したらどうなるのか」を実行したのかもしれないですね。

 

不死川玄弥は蝶屋敷で定期検査をしている?

そんな異常体質を持つ不死川玄弥ですが、鬼を食べることの出来る鬼殺隊士は今まで存在していないこともあり、定期的に蝶屋敷にて検診を受けている様です。

そもそも鬼を喰らって鬼化する能力は鬼殺隊の中でもあまり認められていないため、鬼化をする度に蝶屋敷の長・胡蝶しのぶには説教を受けている模様。

鬼化に伴う危険性が実証されていない以上、あまり多用するのは危険と判断されているためでしょう。

ただ柱になるための力を求める玄弥にとっては、非常に耳の痛い話なのだと思います。

 

 
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不死川玄弥はなぜ鬼を食べられる?味覚異常発達か?

また不死川玄弥が鬼を食べられるのは、異常なまでの咬合力(こうごうりょく)と異常な消化器官があって可能となっています。

ちなみに炭治郎の同期は、以下のように一部の感覚が研ぎ澄まされているという特徴を持っています。

  • 炭治郎・・・異常に鼻が良い(嗅覚)
  • 善逸(あがつまぜんいつ)・・・異常に耳が良い(聴覚)
  • 伊之助(はしびらいのすけ)・・・皮膚感覚が異常(触覚)
  • カナヲ(つゆりかなを)・・・動体視力が異常(視覚)
  • 不死川玄弥・・・顎(あご)が異常(味覚)

 

その中で、不死川玄弥が味覚異常の特性があるため、鬼を喰らうことが出来るという見解があります。

特に味を感じるための機能の発達というわけでは無く、あくまで「食べる」という行為に対しての異常であると考えます。

簡単に言うと、「常人よりも顎(あご)と胃が強い」。

某料理漫画のような神の舌を玄弥が持っていたわけではなく、鬼の血肉を「かみ切れ」て「飲み込め」て「消化できる」ほど顎と胃が発達したものだと思われます。

 

不死川玄弥は鬼なのか?人間なのか?

そんな不死川玄弥は鬼なのか?人間なのか?ですが、これは推測になりますが「鬼」でも「人間」でも無い状態だと思われます。

鬼としての考察ポイントは、次の点が挙げられます。

  1. 鬼には鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の呪いがかかっている
  2. 鬼は頸(くび)を斬られない限り再生できる(但し限界はあり)

 

まず1点目の鬼舞辻無惨の呪いについてですが、鬼化にあたっては特殊な例を除いては鬼舞辻無惨の細胞を取り込む必要があります。

この時鬼舞辻無惨の呪いがかかるのです。

具体的には、以下のような状態になります。

  • 自分の思考を読み取られる
  • 自分の居場所が特定される
  • 鬼舞辻無惨の名前を呼ぶと消滅する

 

不死川玄弥は鬼舞辻無惨の細胞を持った鬼たちを食らいましたが、作中で鬼舞辻無惨に思考を読み取られる事や居場所が特定される事もありませんでした。

ですので不死川玄弥には鬼舞辻無惨の呪いはかかっていないと推測出来ます。

この時点で鬼化は出来るにせよ、鬼になることは出来ないという予測が立てられます。

しかし、不死川玄弥が純粋な人間かというと、それも難しいと思います。

なぜなら玄弥は、胴体を切られてもすぐに死ぬことはありません。

これは、鬼化による身体能力の向上に加え、鬼の特性を吸収してしまっているからだと考えられます。

ただもちろん純粋な鬼ではないので、回復力が無くなれば死に至ってしまう事もあります。

ですが、この時点ですでに玄弥は普通の人間では無いことは明らかでは無いでしょうか。

いわば不死川玄弥は人間と鬼の亜種のような存在といえるでしょう。

 

不死川玄弥は鬼になる素質がある?

では不死川玄弥自身は「鬼」になる素質があったのでしょうか?

これも推測になりますが、玄弥は鬼を食べて鬼の能力の一部を使えますので、もしも玄弥が無惨から血をもらったら強い鬼になった可能性が高いのではないでしょうか?

玄弥が上弦の壱である黒死牟(こくしぼう)の肉体を取り込んだ時には、玄弥には無惨の声が聞こえるようにもなりました。

ですのでかなり鬼になる耐性を玄弥が持っている可能性は高いと思います。

ただ玄弥は母親が鬼になってしまい、家族をその母親から殺されてしまいましたので、玄弥自身が鬼になることを受け入れることはなかったでしょう。

 

 
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鬼滅の刃・兄の不死川実弥も鬼を食べることができたのか?

では不死川玄弥の鬼喰いの能力を、兄である不死川実弥(しなずがわさねみ)も使用することが出来たのでしょうか。

こちらも正式な回答があるわけでは無いですが、もしかすると兄の実弥も鬼喰いの能力があった可能性があると思います。

やはり実の弟の玄弥が鬼喰いの能力を持っていましたので、兄の実弥の体も鬼喰いを受け付けた可能性があると思います。

ただ兄の実弥が弟の玄弥のように噛(か)む力が強いのかは微妙ですので、兄・実弥が鬼喰いを完成させるには足りないピースがある(嚙む力が弱いなど)かもしれません。

また兄の実弥の場合には呼吸の才能がありましたし、柱となって活躍するほどなので、そもそも鬼を食べる必要がなかったとも言えます。

 

 
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鬼滅の刃・不死川玄弥は死ななければ鬼になっていた?

また能力の詳細に関しては謎の多い不死川玄弥ですが、彼は上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)との闘いで敗れて死亡します。

では不死川玄弥が仮に黒死牟戦で死ななかった場合、鬼化してしまったのでしょうか。

玄弥の最後の亡くなり方は、鬼のように体が消滅していきました。

玄弥自身も自分の体に不安を見せる描写もあったため、あの時点では既に玄弥は完全な鬼になっていたのかもしれません。

つまりあのまま玄弥が生き延びていた場合は、鬼化した玄弥を実弥が倒さなければいけなくなっていたことでしょう。

そう考えると、玄弥と実弥が最後に兄弟愛を確認することができた上で玄弥が消滅した流れは、ある意味では良かったと言えるのかもしれません。

 

鬼滅の刃・不死川玄弥の鬼喰いの能力について まとめ

今回は炭治郎の同期に入隊した不死川玄弥の「鬼を食べる」能力に関して考察しました。

作中でも謎の多い能力ですが、本日のまとめは以下となります。

  • 不死川玄弥は呼吸の才能がなかった
  • その代わり身につけたのが鬼を食べる事により鬼化する能力
  • 鬼喰いは鬼殺隊では好まれた能力では無い
  • 鬼喰いは、不死川玄弥の異常な顎の力と消化器官があってこその能力
  • 玄弥は死ななければ完全な鬼となっていた可能性は高い

 

登場当初は評価の低かった不死川玄弥ですが、鬼化や過去の話などが描写された「刀鍛冶の里編」以降、読者からのイメージも良くなってきたように思えます。

そんな不死川玄弥の活躍する「刀鍛冶の里編」の映像化は少し先の話になると思いますが、精一杯頑張る不死川玄弥の活躍を心待ちにしたいと思います。

それではここで不死川玄弥の鬼喰いの考察を終わります。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

 
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