鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。
2020年公開の劇場版「鬼滅の刃・無限列車編」は興行収入400億円を上回る大記録を残したことは記憶にも新しいでしょう。
今回はそんな無限列車編に登場した、上弦の参・猗窩座(あかざ)に関してご紹介していきます。
武術を得意とする猗窩座が使用する術式展開と呼ばれる技がありましたね。
この猗窩座の術式展開の模様には、どのような意味があるのでしょうか?
今回は鬼滅の刃の猗窩座の術式展開の雪のような模様や、構えや意味についてご紹介していきます。
それでは最後までお楽しみください!
Contents
鬼滅の刃・猗窩座の術式展開の意味とは?
術式展開 pic.twitter.com/9MBG8OgVEB
— ガタイ・ヒューバート (@gataikz) September 30, 2021
さて猗窩座は、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の直属の部下である十二鬼月でした。
その十二鬼月の中でも上位に位置する、上弦の参の地位に猗窩座は君臨しています。
無限列車編で猗窩座は炎柱・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)と対峙し、その強さを見せつけましたが、そんな猗窩座の使う術式展開とはどのような意味があるのでしょうか?
まず猗窩座の術式展開とは、自分を中心に十二方向へ針を指した陣を展開したものです。
猗窩座はこの陣によって相手の闘気を感知して、多方面の攻撃に対応することが可能となります。
ちなみにこの術式展開は、「破壊殺・羅針」とも呼ばれています。
猗窩座の術式展開が雪のような模様の由来とは?
今更で申し訳ないのですが
猗窩座の術式展開が何で雪の結晶❄️なのだろう?と思ってたら
恋雪のかんざしだったなんて、
煉獄さんの敵なのに、
どうしても泣けてしまう😢#気滅の刃#猗窩座#術式展開#煉獄杏寿郎 pic.twitter.com/ZVtzXW04Tt— 天音桃華 (@hiro7haniel) September 30, 2021
また猗窩座が放つ術式展開による陣は、一見すると雪の結晶のように見受けられます。
ではなぜ、猗窩座の術式展開は雪のような模様なのでしょうか?
ちまにみ猗窩座の技は、人間の頃の思い出が反映されているとされています。
術式展開の雪の結晶のような模様は、猗窩座が人間の頃に好きだった女の子・恋雪(こゆき)の髪飾りが土台になっているようです。
この情報は、原作18巻156話の手前のページの「設定こぼれ話」にて記載されている内容となります。
猗窩座の術式展開の構えの意味とは?
また武術において「構え」の持つ意味は様々あり、流派や行動原理により個々で型が変化するものです。
猗窩座にとって術式展開(=破壊殺・羅針)は、戦闘様式の根幹となっています。
陣から感知される敵の闘気をいち早く察知し、攻撃に繋げる事を最重要としています。
相手の攻撃に対応しつつ、自らはその他の技(破壊殺)を繰り出していく事で、自身への被害を最小限に、相手へのダメージを最大限にすることが可能となります。
猗窩座自身が極めた自身の型の最適解が、今の構えとなったのだと推測されます。
鬼滅の刃・猗窩座の術式展開の破り方とは?
無限城で上弦ノ参猗窩座と再会
猗窩座「よく生きていたものだ」
「お前のような弱者が」
闘ってみてこの言葉を撤回するんだ
そして煉獄杏寿郎の言葉を思い出す→#この少年は弱くない侮辱するな!!
杏寿郎の言葉は正しかったと認めよう
お前は確かに弱くなかった
竈門炭治郎に敬意を表する猗窩座😭✊ pic.twitter.com/yLyQ7VrGZ2— posanblack炎 (@52p15GrsQA0isbP) May 16, 2021
さて猗窩座の術式展開は、相手の闘気を察知することの出来る陣です。
それは相手に戦う意志があれば、猗窩座のテリトリーに入った瞬間に気付かれてしまうという、なんとも恐ろしい能力です。
ではこの術式展開は、どのように破ることが出来るのでしょうか?
猗窩座の術式展開を破る方法、それは自らの闘気を消すことです。
闘気に反応する陣であれば、闘気そのものが消せれば猗窩座に近づくことが出来るということになります。
しかし死闘の中、相手に闘気を見せずに戦うということ自体、非常に困難な事である事は間違いありません。
ただ炭治郎はこの闘気を消すという難題を、猗窩座との実践で突然実践できるようになりました。
この少し前に、炭治郎は「透き通る世界」を見通すことができましたし、この「透き通る世界」は始まりの呼吸の剣士・継国縁壱も生まれながらに使えた能力でした。
炭治郎は猗窩座との対戦の時に、この「透き通る世界」が見える領域に入れることになりましたが、この領域は自らの闘気も消せる領域だったのかもしれません。
闘気を消すのは猗窩座の求めていた「至高の領域」?
またこの闘気を消すというのは、猗窩座の求めていた至高の領域と呼ばれるものでした。
それは”無我の境地”とも呼ばれ、猗窩座が最もこだわっていたものでもありました。
これは単行本18巻153話「引かれる」の回で、猗窩座自身が語っている場面が描かれていました。
無限城にて炭治郎と対峙した猗窩座でしたが、炭治郎が見ることの出来た「透き通る世界」は、猗窩座の求めた至高の領域に近い状態だったのでしょう。
鬼滅の刃・猗窩座の使う領域展開の意味は?まとめ
鬼滅の刃〜無限列車編〜で煉獄さんを殺した猗窩座が嫌いな奴へ
猗窩座のことが好きになるポイント教えてやろう。
① 猗窩座の髪色は小雪の着物の色
②術式展開に出てくる紋様は小雪のかんざしと同じ雪結晶
③破壊殺の技名は全て花火からきている。
④最後まで女を食べた事ない。
妻を愛するが故に pic.twitter.com/hWhQec23Th— やみりんご (@anatanoringo21) October 1, 2021
今回は鬼滅の刃の無限列車編に登場する、上弦の参・猗窩座の術式展開に関して考察して参りました。
以下がまとめとなります。
- 術式展開とは相手の闘気を感知する陣を展開すること
- 陣の模様は猗窩座が生前に好きだった女性の髪飾りがベース
- 術式展開の構えは、現在の猗窩座の最適解である可能性が高い
- 術式展開は闘気を消すことで破ることが可能
無限列車編では、炎柱・煉獄杏寿郎の命を奪い去った猗窩座でしたが、最終決戦場である無限城では、そんな因縁の相手である猗窩座と炭治郎が激突します。
こちらも早く映像として見たいところです。
それでは以上で、鬼滅の刃の猗窩座の術式展開に関するご紹介を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。