キングダム凱孟(ガイモウ)は史実に実在?最後は非業の死亡を遂げる?

キングダム 凱孟 がいもう 史実 実在 年齢 能力 武力 河了貂 かりょうてん 最後 死亡
   
スポンサードリンク
 

キングダムは秦の始皇帝の時代を舞台にした大人気中華歴史マンガです。

このキングダムには魅力的なキャラクターが多く登場してきますが、その中の一人に魏の凱孟(がいもう)という人物がいます。

ではこの凱孟という人物は史実に実在した武将なのでしょうか?

また凱孟の能力値や年齢はどのくらいで、河了貂(かりょうてん)との話し合いの結末はどうなったでしょうか?

そして気になるのは凱孟が死亡したのか?という点も気になるところです。

そこでこちらではキングダムの凱孟の史実や年齢、そして河了貂との話し合いの顛末(てんまつ)と最後の死亡に関する考察を行っていきます。

一部ネタバレを含みますが、それでは最後までお楽しみください!

>>信の討ち取った武将は誰?<<
 

Contents

   
スポンサードリンク
 

キングダム凱孟は史実に実在?

さてキングダムの凱孟(がいもう)ですが、この名前の人物は史実に実在していたのでしょうか?

この点を調べてみましたが、中国の戦国時代には凱孟という人物の名前は見当たりませんでした。

ですので凱孟は、史実に実在しないオリジナルキャラということになります。

またこの凱孟は、魏火龍七師と呼ばれる英雄たちの一人に数えられていました。

この「魏火龍」というのは魏の武将に与えられる称号で、特に魏火龍七師という英雄たちは秦の六将と同時代に活躍した魏の英傑たちのことです。

ちなみにこの魏火龍七師というのも史実には実在しておらず、こちらもキングダムのオリジナルの設定ということになっています。

 

 
スポンサードリンク
 

キングダム凱孟とは?

ではキングダムの凱孟とは、どのような武将なのでしょうか?

この凱孟は武力に秀でた武将で、しかもかなりの巨漢の持ち主です。

とはいえただ巨体に任せた力任せの攻撃をするだけではなく、廉頗(れんぱ)のように一撃に異様な重さを帯びている本物の武将で、そのことは信が矛を交えて感じたことでした。

(単行本36巻・第384話「一騎討ちの裏」)

また凱孟本人は、「廉頗(れんぱ)や王騎らと一対一(サシ)で互角に渡り合った過去を持つ」と言っていました。

ただ凱孟の軍師・荀早(じゅんそう)によると、本当は凱孟は廉頗や王騎たちとは一対一を一度もやっておらず、それは賢い廉頗たちは凱孟との一騎討ちを避けたようです。

というのも凱孟との一騎討ちは、死を意味したからでした。

(単行本36巻・第383話「呼びかけ」)

そんな凱孟の初登場は、単行本35巻・379話「新たな要所」の回でのことでした。

 

王騎たちに相手にされなかった凱孟

しかし本当のところは、王騎は凱孟との一騎討ちを避けたのではなく、凱孟を王騎たちに相手にされなかったことが明らかになりました。

王騎の評価では、凱孟は「赤ん坊のまま猛牛になってしまった困った人」というものでした。

凱孟は戦を「強者が欲望のままに弱者を屠(ほふ)る 単なる殺戮(さつりく)の場」だと考えていました。

そんな凱孟は、戦の意義戦の先にある夢を語るのは、無知な人々を集めるだけのごまかしにすぎないと考えていました。

しかし王騎は、秦王・昭王と一緒に「中華」を夢を見ていた将軍の一人です。

そして王騎将軍は、過去に戦って散った敵や味方の想いを背負って戦ってきました。

そんな王騎とって、凱孟はぶつけ合う熱いものが無い相手だったようで、そのために王騎は凱孟との一騎討ちを避けていたようです。

 

キングダム凱孟の能力値は?

さてでは、キングダムの凱孟の武力などの数値はどのくらいなのでしょうか?

公式ガイドブック戦国七雄人物録では、以下の数値となっていました。

  • 武力・・・97
  • 知力・・・80
  • 指揮力・・85
  • 経験値・・S
  • 欲望・・・99

キングダムでは14年もの間、凱孟は地下牢に繋がれていたため、外に出てからは多くの女性の肉体を求めていました。

そんな凱孟の様子から、欲望が99となっています♪

 
スポンサードリンク
 

 

キングダム凱孟の性格は?

またそんな凱孟の性格は、非常に単純明快です。

凱孟軍が信隊と戦うことになった時には、一騎討ちをしたいがために信を大声で呼びつけるような場面がありました。

それに付き合った信も単純すぎますが、大将自ら自分の居場所を大声で叫ぶという単純さが凱孟の魅力でもあり欠点でもありそうです。

また凱孟軍と飛信隊で人質交換をする場面になった時にも、凱孟は飛信隊をだまし討ちにしようと思えばできる局面でもそれをしませんでした。

この時には信も軍師の荀草に「何かしかけがあんのか?」と問いますが、荀草は「まさか凱孟様だぞ」と返すぐらいです。

それだけ凱孟は男らしく、策や仕掛けを好まない性格であることが分かりますね。

また凱孟は欲で動く姿勢を「悪くない」と評しますし、公式ガイドブックで欲望99となっていたように、自らも欲のままに動く面があると言えます。

 

凱孟の年齢は何歳?

さて凱孟の年齢は何歳なのでしょうか?

この点は公式には明らかにされていませんが、凱孟はかつての六将・王騎たちと対戦していた英傑「魏火龍七師」の一人でした。

そのため凱孟は、王騎たちと近い年齢だったと思われます。

ちなみに王騎が著雍の戦いの時まで生きていたら、以下のような年齢だったと推測されます。

  • 紀元前244年・・・王騎死亡(推定52歳)
  • 紀元前238年・・・著雍の戦い(推定58歳)

王騎の年齢も公式では明らかになっていないため推測値ですが、凱孟の年齢もこの王騎の年齢に近かったと思います。

凱孟は著雍の戦いの時に50~60歳頃だったのではないか?とこちらでは推測します。

 

キングダム凱孟の部下とは?

またキングダムの凱孟には、どのような部下がいるのでしょうか?

凱孟の部下としては、軍師としての荀早(じゅんそう)がいます。

この荀早は軍師としては優秀で、河了貂(かりょうてん)の軍師としての鋭さを感じた荀早は、河了貂本人を捕らえることに成功します。

 

その他に凱孟には、程備(ていび)という名前の部下もいますが、この程備はチョイ役で出ただけでした。

しかし荀早にしても程備にしても、三国志の登場人物が頭によぎってくる名前ではありますね。

 

 
スポンサードリンク
 

キングダム凱孟と河了貂の話し合いとは?

また凱孟の軍師・荀草が河了貂を捕虜にした一方で、荀草も羌瘣(きょうかい)にさらわれることになりました。

ここから河了貂が凱孟軍からどんな仕打ちを受けることになるのか?と思われましたが、凱孟は河了貂の欲望について質問をしてきます。

凱孟は河了貂が、女だてらに戦場で軍師をしている理由に興味があったようです。

凱孟もはじめは、河了貂が敵の大軍を殺戮することに欲を覚えているのか?と考えていましたが、河了貂はそうではないと言い切ります。

そして凱孟は、それなら河了貂が戦場にいる理由がだと見抜きます。

河了貂にとっての信がどのような存在で、河了貂は心の奥底で信に何を求めているのか?

凱孟はこの点を河了貂に問い詰めることになっていきます。

>>河了貂の最後はどうなる?<<
 

河了貂の出した答えとは?

さて凱孟から問い詰められた河了貂は、どんな答えを言ったのでしょうか?

凱孟は河了貂の答えによっては、河了貂を殺すか返すかを決めると言っていました。

そして河了貂が答えることをためらっていると、凱孟は河了貂の首をはねようとします。

そこで河了貂は次の2点を口にします。

  • 信の夢がかなって欲しいと願っていること
  • 河了貂も信と一緒に幸せになりたいこと

特に2点目が気になりますが、これは河了貂は信と結婚したいということなのでしょうか?

ここは微妙なところですが、これは信と結婚したいという意味ではなく、信の夢がかなうことに河了貂も力を貸して、勝利の喜びを信と分かち合いたいという意味にも取れなくはありません。

ちなみに信にとっての河了貂は、家族のような存在でのような存在ということでした。

河了貂にとっての信も、同じように家族のような兄のような存在なのかもしれません。

また河了貂の答えを聞いた凱孟は、河了貂の発言を好きな男(信)と共に戦場にいて、信と結ばれたいと思っていると解釈していました。

果たして河了貂は、信に対する恋心があるのでしょうか?

これがいつ明らかになるかは分かりませんが、この点は今後の見所の一つと言えます。

 

 
スポンサードリンク
 

キングダム凱孟は死亡している?

またキングダムの中で凱孟は、途中で戦場から消えてしまいました。

凱孟軍は飛信隊と戦っていましたが、秦軍は作戦のために羌瘣(きょうかい)隊が戦場から離脱して、呉鳳明の本陣を狙いました。

しかしそのために信たちは凱孟軍から狙い撃ちされることになりますが、河了貂は隆国軍に援軍を要請していました。

そして信たちが追い詰められそうな絶妙なタイミングで隆国軍が登場。

逆に危機に陥った凱孟は、隆国軍めがけて突進していき、その姿を消してしまいました。

果たして凱孟はこの著雍の戦いで死亡したのでしょうか?

 

凱孟は死亡していない?

さて凱孟は死亡したのか?

この点についてですが、結論としては凱孟は死亡していないと思われます。

というのも凱孟が戦場で死亡した場面は描かれていませんでしたが、著雍の戦いの後で隆国(りゅうこく)がこの戦いの戦果を明確に語る場面がありました。

それは次の3つでした。

  • 著雍
  • 霊凰(れいおう)
  • 紫伯(しはく)

この3つが著雍の戦いにおける秦の戦果ということが明らかになっています。

(単行本37巻・第401話「これからの戦国」)

そしてこの中に凱孟の名前はありませんので、凱孟はまだ死亡していないということになります。

 
スポンサードリンク
 

 

キングダム凱孟の最後の死亡はどうなる?

さて生き残っている凱孟ですが、今後の凱孟はどうなるのでしょうか?

史実では魏は秦によって滅ぼされますので、このタイミングで凱孟が再登場してくることでしょう。

そこで凱孟の今後としては、以下の可能性が考えられます。

  • 魏が滅びる時に戦死する
  • 魏が滅びる時に他の国に逃亡する
  • 魏が滅びた後は秦の武将として活躍する
  • 魏が滅びる前に病死する

それではそれぞれを詳しく見ていくことにしましょう。

 

凱孟は魏が滅びる時に戦死する?

まずは凱孟が戦死するという可能性についてです。

まず魏は秦によって滅ぼされることが史実で決まっていますので、キングダムでもこの魏を滅ぼす戦いが描かれることでしょう。

そしてこの戦いで凱孟が再び登場することが予想されます。

ちなみに凱孟は、強い武将と一騎討ちで決着をつけたがる性質があります。

ですので秦と魏の最終決戦でも、凱孟は誰かとの一騎討ちを行うことが予想されます。

その相手の筆頭として考えられるのは、やはり李信でしょう。

著雍の戦いでは、凱孟と信の一騎討ちは途中で終わってしまいます。

そしてこの時の2人は戦に光や夢があるかどうかで言い争いをしていました。

信は王騎たちと同じように戦に光や夢があると考えていますが、凱孟は戦に光や夢はないと断言しています。

そんな凱孟を納得させる答えを李信が語る場面が、凱孟と信との一騎討ちで描かれることでしょう。

その信の答えに納得した凱孟は、心から納得した上で信に討たれるのかもしれません。

 

凱孟は魏が滅びる時に他国に逃亡する?

または凱孟は秦と魏との最終決戦で戦死することはなく、他国に逃げてしまうかもしれません。

個人的には秦の中華統一の最終局面では、強力な武将が敵陣営に集まるのでは?という想定もしています。

ストーリーを盛り上げるなら、その展開はあり得るのかな?と。

そうなると高い武力を持つ凱孟が他の国に逃亡していき、秦の中華統一の最終決戦の時にも登場してくるという可能性も考えられるところです。

果たして秦と魏の最終決戦で、凱孟は逃亡に成功するのでしょうか?

 

凱孟は秦の武将になる?

また秦と魏の最終決戦の後で、凱孟は秦の武将になることも無くはないかもしれません。

というのも凱孟は単純明快な武将ですし、凱孟は戦場を強者が弱者を屠(ほふ)る場だと考えています。

そして凱孟はその巨体と持ち前の武力を背景に、その戦場での殺戮を楽しんでいるかのような場面もありました。

久しぶりに戦場に立って敵を倒していた凱孟は、「やはり戦は良いのォ」と言っていたからです。

そんな凱孟は、秦という強国にいて弱国を滅ぼすことに興味を持っても不思議はありません。

また凱孟としては秦に対する憎悪が強いわけではなく、どの国で戦うことに対しても特にこだわりも無いように思います。

そんな凱孟であれば、秦に降って秦の武将として活躍していくという可能性があると思います。

とはいえ単に殺戮を好むだけの武将を、秦王・政が求めないという可能性はあるのかもしれませんが・・・

 

凱孟は魏が滅びる前に病死する?

または凱孟は魏が滅びる前に病死してしまう可能性も考えられます。

というのも凱孟は王騎将軍たちと同世代で、著雍の戦いがあった紀元前238年に王騎将軍が生きていれば58歳ほどだったと推定されます。

ちなみに魏が滅びるのは、紀元前225年のことでした。

王騎将軍がこの年まで生きていたとすれば、王騎将軍の年齢は次のようになります。

  • 紀元前238年・・・著雍の戦い(推定58歳)
  • 紀元前225年・・・魏が滅びる(推定71歳)

ですので魏が滅びる頃には、凱孟も70歳前後の年齢になっていることになります。

この時代の平均寿命は分かりませんが、日本の明治・大正時代の平均寿命でも43歳前後と言われています。

ですので魏が滅びる頃には70歳前後を迎える凱孟は、すでに病死などで死亡している可能性も充分に考えられることです。

年齢的に凱孟は、魏が滅びる前に病死や他の戦いで戦死してしまう可能性が高いのかもしれませんね。

 
スポンサードリンク
 

 

キングダム凱孟の史実と最後の死亡は? まとめ

ここまでキングダムの凱孟(がいもう)の史実や年齢、そして河了貂との話し合いの顛末(てんまつ)と最後の死亡について紹介・考察してきました。

キングダムの凱孟は、かつての六将・王騎将軍たちと戦った経験を持つ武将ですが、史実には名前が記録されておらずキングダムのオリジナルキャラとなっています。

また最後の死亡については、魏が滅びる時点まで生きていて戦って散る可能性を最初は考えてみました。

ただ魏が滅びる頃には、凱孟はすでに70歳前後となっていますので、さすがにこの時代の70歳前後では高齢過ぎて、この頃の凱孟は戦える状態ではないのでは?とも思いました。

ですので凱孟は、魏が滅びる前の段階で病死などの形で死亡することが考えられます。

またはその前にどこかで魏と秦の戦いがあって、そこで凱孟と李信の一騎討ちが行われて、李信が戦場の夢や光を語る場面を見たいな~とも思いますが、どんな展開が待っているのでしょうか?

それでは以上で、キングダムの凱孟が史実に実在したのか?という点や凱孟の年齢、そして河了貂との話し合いの結末と最後の死亡に関する考察を終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 
スポンサードリンク