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キングダム桓騎(かんき)の名言・かっこいい名シーンまとめ
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元野盗としての経歴を持つ桓騎は、過去の六将級の才能があると評される人物としてキングダムには描かれています。
桓騎は元野盗ならではの知恵を駆使しながら、驚きの手法で敵を打ち倒す場面を何度となく演出しています。
一部で残忍な手法も使いますが、それでも結果を残す桓騎。
かっこいいと感じさせる色気のあるキャラクターとしても描かれていて、名言や名シーンも多く描かれています。
そこでこちらでは私の独断と偏見で、桓騎のかっこいい名言や名シーンを取り上げていきたいと思います。
函谷関と黒羊での戦いの中で、順を追ってみていきたいと思います。
最後までお楽しみください!
>>キングダム桓騎(かんき)の史実の姿は?<<
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キングダム桓騎将軍とは?
まずキングダムで描かれている桓騎将軍の紹介です。
- 元々は秦の南方の山々を縄張りにしていた野盗集団の首領
- 秦の討伐軍は桓騎独自の兵法の前に一度も勝てなかったほどの戦いの天才
- 生まれが一代早ければ、六将に名を連ねたであろうという若き才能
- 性格は残忍で投稿兵もろとも殺しまくる
- 首切り桓騎という異名を持つ
- 蒙驁(もうごう)将軍の副将として登場
- 敵陣に自ら赴く度胸の持ち主
- 虐殺や略奪、凌辱を辞さない
- 相手の嫌がる戦い方をする
- 根っこには全てに対する怒りがある
キングダムの桓騎将軍にはこうした特徴がありますが、男が色気を感じる面も兼ね備えています。
ただ李信は桓騎に対する拒否感があるようです。
キングダム桓騎(かんき)名言・名シーン1
井闌車に火矢を放つ桓騎
それでは桓騎の名言・名シーンを見ていきたいと思いますが、まずは函谷関での出来事から振り返っていきたいと思います。
このシーンは桓騎が井闌車(せいらんしゃ)に火矢を放つ場面です。
単行本では26巻。第277話「桓騎、向かい合う」の回のことですが、函谷関での戦いで魏の呉鳳明(ごほうめい)が巨大な井闌車を使って函谷関に橋を架けることに成功。
この巨大な井闌車に向かって桓騎軍は大量の油を投げつけます。
その上で桓騎が火矢を打ち込む。
そして井闌車は派手に炎上してしまい、中にいる兵士は一網打尽となっていました。
ちなみにこの油は咸陽からかっぱらってきたものとのことで、元野盗ならではの手法と言えます。
このシーンはアメトーークでも紹介されましたが、桓騎が活躍した名シーンとして知られています。
国はクソ溜め
次は桓騎の名言です。
「国家なんて一枚皮をはぎゃ ごく一部の人間が好き放題やってるだけのクソ溜めだろうが」
これは単行本28巻・第299話「新たな攻略手」で桓騎が発した言葉です。
国家と権力に対する桓騎の考え方・価値観を表現していますが、これは桓騎が張唐(ちょうとう)将軍から国を背負って立つ武将になる覚悟があるかを問われた時に、桓騎の口から出た言葉でした。
それゆえに国を背負って武将になる覚悟もないと名言しており、国に忠誠を尽くすことにも意味を感じていないのかもしれません。
確かに国というものは、一部の人間が好き放題にやろうとすればできるものですし、それは独裁国家によくありがちなことだと思います。
現在でも世界を見渡せばそのような国はありますし、日本も場合によってはそうした国と言える面はまだあるのかもしれません。
そしてこの後でこう言い放ちます。
「秦が滅びようがどうしようが 俺の知ったこっちゃねェんだよ」
国という枠組みに縛られずに自由に生きたい。
元野盗の桓騎だけに、そんな想いも背景にあるのかもしれませんね。
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身を切るからでかい魚が釣れる
次の名言は、この発言です。
「身を切ってエサを差し出すから でけェ魚が釣れんだろうが」
これは単行本28巻・第300話「陥落の危機」での1シーンです。
魏の呉鳳明の作った巨大な井闌車(せいらんしゃ)と巨大な床弩(しょうど)を使われて、函谷関が陥落の危機に陥りそうになった場面。
戦いの流れが完全に相手に傾いた状況で、この流れを変えるためには「でけェ手」を打つ必要があると桓騎は言います。
そして「でけェ魚」を釣るためには、身を切ってリスクを背負う覚悟が必要であることを桓騎は上記の言葉で表現しています。
物事の本質を突いた発言ですね。
>>キングダム桓騎(かんき)の最後は?<<
全部上手くいく
次はあまりにも有名な桓騎のこの名言です。
「全部 上手くいく」
これはキングダムの単行本28巻・第301話「敵の海原」で出てきた名言ですね。
函谷関の陥落の危機に、桓騎は敵の井闌車(せいらんしゃ)を使って地上に降り立って、韓の将軍・成恢(せいかい)を討ち取りに行く作戦を立てていました。
そして地上に降り立ってから一部の敵陣を突破。
ただ目の前にはまだ敵の海原が広がっていて、ここに入るんスかという雷土の部下の言葉に対して、
「心配すんな雷土 全部 上手くいく」
全体の流れとしてはこうした流れの中で、この名言が誕生しています。
そして次のシーンのように、確かに桓騎たちは悠々と敵陣の大海原を堂々と渡っていくことになります。
敵の海原を堂々と渡る
この名シーンも、先ほどと同じく単行本28巻・第301話「敵の海原」で出てきた1シーンです。
「全部 上手くいく」
この言葉を実際に目に見せることで、言葉の説得力が増していました。
そしてその後に韓の大将である成恢(せいかい)を討ち取ることに成功。
討ち取ったのは張唐将軍でしたが、桓騎の描いた作戦があったればこそでした。
そして張唐将軍から桓騎は最後に次のような言葉をかけられることになります。
「秦国一の武将となれ 桓騎 秦を・・・頼むぞ」
これは単行本28巻・第303話「武将の矜持」の話ですが、それだけ張唐将軍に才能を認められた証(あかし)でもありました。
それに対して照れ隠しなのか?はたまた自由を望んでいたのか?桓騎はこう言います。
「寝言は死んで言えよ ジジイ」
悪ふざけ、悪ノリが好きそうな桓騎にとっては、こう期待を示されたことは少し小恥ずかしい場面だったのかもしれませんね。
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キングダム桓騎(かんき)名言・名シーン2
助かる逃げ方
次は黒羊での戦いについて、桓騎の名言・名シーンを見ていきたいと思います。
まず一つ目は「何だかんだであの逃げ方が一番多く助かるんだよなァ」
これはキングダム単行本42巻・第450話「野盗の意地」で出てきた桓騎の名言です。
黒羊の戦いが始まって間もなく、桓騎がゼノウや雷土に中央丘のふもとにいる趙軍を攻めさせた時のこと。
趙の総大将・慶舎(けいしゃ)は秦軍の二列目を狙って、真横から攻撃。
ゼノウと雷土を孤立させて討ち取るという作戦を慶舎は実行しました。
包囲されたことを知った雷土は逃げることを選択。
雷土とゼノウは火兎(かと)という笛を鳴らしますが、この笛は絶体絶命・完全包囲の合図。
他の人には全く構わずに、我先に全ての兵士は逃げていくことになります。
無秩序に逃げる秦兵を見てあざ笑う岳嬰(がくえい)でしたが、この逃げについて桓騎は上記の言葉を発することになります。
なぜそうなるのか?
まずは味方を一切気にしないので、逃げるスピードが速くなること。
そしてもう一つは将すら守ろうとしない逃げのため、殿(しんがり:逃げる時の軍の最後尾の部隊)もなく、そのため追撃している方向に将がいるのかも分からないこと。
この2点が理由としてキングダムの中でも挙げられています。
これは野盗としての知恵が出た場面と言えますね。
手ぶらじゃ帰らない
また先ほどの場面のすぐ後で、雷土とゼノウは中央丘で砦を作っていた趙軍に狙いを定めます。
その趙軍を攻撃し、砦も焼き尽くすことに成功。
そして雷土はこう言います。
「元野盗の桓騎軍は どんなに下手うったとしても ぜってェ手ぶらじゃ帰らねェんだよ!」
これは先ほどと同じく単行本42巻の第450話「野盗の意地」のラストで出てきます。
桓騎軍の意地を見せつける名言であり、名場面であったと言えます。
>>キングダム桓騎(かんき)の弱点とは?<<