鬼滅の刃・禰豆子が人間に戻るシーンや理由は?どうやって人間に戻ったのか?

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鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大ヒット作です。

2021年秋にはアニメ第2期も決定している鬼滅の刃ですが、今回は物語の目的である「禰豆子が人間に戻る時」をテーマに考察していきます。

禰豆子はどのようにして人間に戻ることが出来たのでしょうか?

今回はこの点を考察していきますが、原作をまだ読んでいない方はネタバレを含みますので、ご了承ください。

それでは最後までお楽しみください。

 

Contents

   
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鬼滅の刃・禰豆子はどうやって人間に戻った?


主人公・竃門炭治郎の妹・禰豆子は、本作第1話目に家族とともに鬼に襲われてしまいます。

親兄弟が命を奪われる中、禰豆子は鬼となりながらも生き延びる事が出来たのです。

初めこそは兄・炭治郎に襲いかかったものの、以後は鬼としては非常に特殊ですが「人間を襲わない鬼」として、炭治郎はじめ鬼殺隊の隊士として人々を守ることに務めていきます。

本作は冒頭でも触れたとおり、「鬼となった禰豆子を人間に戻すこと」が物語の目的となります。

そして結論から申し上げると、禰豆子は人間に戻ることが出来ます

では、どのようにして禰豆子は鬼から人間に戻ることが出来たのでしょうか?

その秘密は、鬼でありながら医者でもあった珠代(たまよ)の作った薬に秘密があったのです。

 

禰豆子に珠代の薬を使ったのは何巻何話?

さて禰豆子が人間に戻るきっかけとなった薬の投与は、原作17巻147話「小さな歯車」で描かれています。

その禰豆子は太陽の光を克服していましたので、鬼の始祖・鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)から狙われていました。

そこで産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は、禰豆子を産屋敷家にかくまって保護することにしました。

この産屋敷家の護衛には、音柱の宇随天元と元炎柱の煉獄槇寿郎(れんごくしんじゅろう)がついていました。

その産屋敷家で、珠代より薬を預かっていた炭治郎の師・鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)が、珠代の指示するとおり薬を投与する場面が描かれています。

禰豆子は薬を投与されてすぐに人間に戻った、というわけではなく、禰豆子はその薬を投与されてからしばらくは苦しみながら横になっていました。

しかし「鬼になったものは人間には戻れない」というのが常識の中で、鬼を人間に戻す薬が開発されて、禰豆子に使用に至ることになりました。

薬を託された鱗滝も、きっと気が気でなかったのではないでしょうか?

 

 
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鬼滅の刃・人間に戻る薬が完成したのはなぜ?

また人間に戻る薬はなぜこのタイミングで完成することができたのでしょうか?

ちなみに珠代は鬼でありながら、鬼舞辻無惨の血の呪いを自力で解いた鬼の1人でした。

血の呪いを解くために、自分自身をいじくったと公言しているため、自らを実験台として何らかの施術を行ったであろう事は想像にかたくないところです。

そんな珠代が人間の薬を完成させるまでにかかった時間は、おおよそ500年。

途方もなく長い時間を費やしてきた珠代ですが、なぜこのタイミングで鬼を人間に戻す薬を完成させることが出来たのでしょうか?

その理由となる事柄を考察していきます。

 

珠代が禰豆子と鬼の血を研究できたから

まず可能性として考えられるのは、禰豆子の血を研究することが出来たためと推測されます。

今までは珠代自身の血、および自分の従者である愈史郎(ゆしろう)の血液でしか研究が出来ていませんでした。

その愈史郎も珠代が鬼にした者のため、検体サンプルとしては少なかったのです。

そこに、人を襲わない特殊な鬼である禰豆子が珠代の前に現れました。

一般的に鬼は、食糧として人間を摂取しなければ衰退してしまう中、禰豆子は睡眠を取ることによって回復が出来るという、鬼としては前代未聞の性質を兼ね備えていました。

その特殊な鬼である禰豆子の血を研究することが出来たこと、それが珠代の薬の完成に近づけた要因ではないかと推測されます。

 

炭治郎が珠代に鬼の血を渡していたから

そして珠代は炭治郎にもある依頼をしていました。

これから戦うであろう鬼の血の採取です。

それも無惨の血が濃ければ濃いほど研究材料としては望ましいため、炭治郎は珠代から無惨の直下である十二鬼月(じゅうにきづき)の血の採取を依頼されたのです。

炭治郎は旅を進めるにつれ、十二鬼月とも戦い勝利を収めます。

その度に鬼の血を採取し、珠代に送り続けていたのです。

ちなみに炭治郎と珠代のやりとりは、珠代の猫・茶々丸を介して行われていました。

このそれぞれの努力によって、鬼の血は今まで以上に研究を進めることが出来たのです。

 

胡蝶しのぶと珠代が協力したから

また珠代は薬を作る上で、鬼殺隊の柱・胡蝶(こちょう)しのぶと協力をしていきます。

蟲柱(むし)でもあるしのぶは、「毒」を専門に扱う隊士ですが、「薬と毒は紙一重」という格言が指すとおり、薬学に関してしのぶは非常に長けていたと考えられます。

そんな2人で開発した薬は、鬼を人間に戻す薬だけではありませんでした。

禰豆子を人間に戻すというのは前提ではありましたが、珠代としのぶの共通認識は開発した薬を使って鬼舞辻無惨を倒すことにあったのです。

抗して完成した薬は、次の通りです。

  • 人間に戻す薬
  • 1分で五十年老いさせる薬
  • 分裂阻害
  • 細胞破壊

そしてそれぞれの薬が無惨に対しても効果を発揮することとなりました。

結果として2人の作った薬は、禰豆子を人間に戻し、さらに鬼舞辻無惨を倒すきっかけを作ったという意味では、最終決戦ではなくてはならない効果を発揮したのです。

 

 
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鬼滅の刃・人間に戻った禰豆子に後遺症はないの?

それでは、人間に戻った後の禰豆子には後遺症などは無かったのでしょうか?

禰豆子が完全に人間としての記憶を取り戻したのは、22巻196話「私は」となります。

鬼として生きてきた記憶もなくすこと無く、人間としての記憶も取り戻した一場面。

その後は、鬼舞辻無惨によって鬼化を余儀なくされた兄・炭治郎に立ち向かうなどの行動をしていた禰豆子。

五体満足で自我もあり、キチンと言葉を話せている所を見ると特に後遺症などは見受けられません。

珠代としのぶの作った薬は大成功だったといえるでしょう。

 

 
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鬼滅の刃・禰豆子が人間に戻ることが出来た理由は? まとめ

今回は鬼滅の刃の禰豆子が人間に戻ることが出来た理由を考察してきました。

以下がまとめとなります。

  • 禰豆子は珠代の作った人間化の薬を投与した
  • 禰豆子の血・十二鬼月の血が薬の研究を進めた
  • 蟲柱・胡蝶しのぶと協力して薬を完成させた
  • 後遺症は特に見当たらない

鬼滅の刃の禰豆子が人間に戻るシーンは物語のクライマックスとなるため、アニメなのか劇場版なのかはまだ定かではないですが、映像化も楽しみなところです。

それでは禰豆子がなぜ人間に戻ることが出来たのか?という点の考察はここで終了させていただきます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 
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