キングダム晋成常(しんせいじょう)は史実に実在?歯が無い理由は?

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キングダムは古代中華を舞台にした大人気漫画です。

このキングダムには様々なキャラクターが登場してきますが、趙という国の将軍に晋成常(しんせいじょう)という武将がいます。

さてこの晋成常は、史実に実在した武将なのでしょうか?

またこの晋成常は歯がありませんが、その理由は何なのでしょうか?

そしてこの晋成常はどのような形で死亡したのでしょうか?

こちらではキングダムの晋成常が史実に実在したのか?という点や歯が無い理由、そして死亡シーンをご紹介していきます。

一部ネタバレを含みますが、最後までお楽しみください。

 

Contents

   
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キングダム晋成常は史実に実在?

さてキングダムの趙将・晋成常(しんせいじょう)ですが、この人物は史実に実在したのでしょうか?

晋成常という人物は戦国策にその名が記録されていて、史実に実在した人物であることが知られています。

ちなみにこの晋成常の史実での記録は、1つしかないようです。

それは建信君という趙の人物との話し合いの記録で、晋成常は建信君に対して国と国との交わりに虚偽を捨てるべきだと忠告しています。

その内容は次のようなものでした。

 

「天下の諸侯は合従しておりますのに、ただ趙だけが秦から憎しみを受けるのは、どうしてでしょうか。

魏が呂遼(秦の重臣)を殺したところ、天下の諸侯は(これを快挙として)魏と好(よし)みを通じました。

ところで(趙が秦に割譲した)河間の地を取り戻そうとなさるのは、(魏が)呂遼を殺したのと、何の違いがありましょうか。

(それなのに、天下の諸侯は魏の場合のように趙と好みを通じません。)

君にはうそで丸め込むようなことはもうお止めなさい。

文信侯(呂不韋)はそれに気が付きかかっております。

合従して効果が挙がれば、河間を取り戻せなくても、何もくよくよなさることはありません。

合従して効果が挙がらなかったら、よし河間を取り戻したとて、何の足しになりましょう。」

(引用:戦国策 中 明治書院)

 

ちなみに史実での晋成常は、説客(ぜいかく=諸国をめぐって自分の意見を説きまわる人)か、と書かれていて、武将ではなかったようです。

 

 
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キングダム晋成常はどんな人物?

ではキングダムの晋成常は、どのような人物なのでしょうか?

晋成常は好戦的な人物であると公式ガイドブックに書かれていますが、蕞での戦いで敗北が決定的になった時には、李牧に引き際を誤らないように忠告した人物でもありました。

また晋成常はしんがりに残ろうとした李牧に対しても、敗北した合従軍戦の落としどころを示す責務があるとして、李牧の代わりにしんがりを引き受けることを決断した人物でもありました。

そして全軍を退却させる時には龐煖(ほうけん)に対しても退却するように説得していて、これらの点は史実で説客(ぜいかく)であった点と共通しているように思えます。

また晋成常の初登場は、李牧軍の副将としての登場で、これは単行本31巻・第332話「蕞(さい)に告ぐ」のことでした。

さてそんな晋成常の武力や知力などの数値は、どのくらいなのでしょうか?

 

キングダム晋成常の武力などの能力値は?

さてキングダムの晋成常の武力や知力などの能力値についてですが、公式ガイドブックによると次のようになっています。

  • 武力・・・83
  • 知力・・・85
  • 指揮力・・・85
  • 経験値・・・A
  • 備考・・・歯がない

 

武力や知力などは飛びぬけた数値はなく、武将としてはあまり目立たない程度ですね。

とはいえ山民族を数人倒すなど、武力の高さを見せた場面はありました。

また気になるのは備考です。

晋成常に歯が無い理由はなぜなのでしょうか?

 

晋成常の歯が無いのはなぜ?

さて晋成常に歯が無い理由ですが、これには2つの説があります。

  • 若い頃から猛将の晋成常は歯を食いしばりすぎて全て砕けてしまったという説
  • 甘いものを食べすぎたという説

これはキングダムの32巻の巻末漫画で描かれていますが、どちらの説が正しいのかまでは書かれていません。

できれば、歯を食いしばって砕けた説であって欲しいですね。

(甘いものを食べすぎたのでは、武将としてちょっとなと思いますので・・・)

 

 
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キングダム晋成常の最後はバジオウに討たれて死亡?

またこのキングダムの晋成常ですが、キングダム本編ではすでに死亡しています。

それは単行本33巻・第352話「不抜」の回のことでしたが、ここでバジオウに討たれています。

晋成常も蕞の戦いでは、秦にとって憎たらしい存在感を発揮していましたが、蕞攻防戦の最後では李牧や龐煖を退かせたこともあり、個人的には最後になってやや評価が変わった印象を持ちました。

ただ楊端和との舌戦は完全に敗北していて、負け惜しみを言っていた点はマイナス3億点の評価と言ったところでしょうか?

(減点ポイントがひどい!)

 

 
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キングダム晋成常は史実に実在?歯が無い理由は? まとめ

ここまでキングダムの晋成常が史実に実在するのかという点や歯が無い理由、そして最後の死亡についてご紹介してきました。

晋成常という人物は、史実にその名が残っていて実在する人物であることが分かりました。

ただ史実の晋成常は説客か、と書かれていて武将ではなかったようです。

また晋成常の歯が無い理由は、32巻の巻末に書かれていますが、歯を思いっきり食いしばって砕けたのだと予想します。

そして晋成常はすでに最後の死亡を迎えていますが、これはバジオウに倒されたものでした。

李牧や龐煖を退却させた時にはしっかりと役割を果たしている印象でしたが、最後の楊端和との舌戦は完全に敗北して負け惜しみを言っていた点は、やや残念な点でもありました。

それでは以上で、キングダムの晋成常が史実に実在したのか?という点や最後の死亡、そして歯が無い理由についてご紹介してきました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 
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