キングダム龐煖(ほうけん)が求める答えとは?人々が争いを止めるには

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キングダムの武神こと龐煖(ほうけん)ですが、この龐煖は武を極めるために山にこもって修行に明け暮れていました。

また龐煖たちは求道者であり、求道者が人の救済を求める存在であることが明らかになりましたね。(623話 模を示す)

そんな求道者たちが目指すのは「人の救済」でした。

その答えを求めるために、龐煖は武神になる道を選んでいますが、そんな龐煖との戦いは熾烈(しれつ)を極めることでしょう。

そして龐煖は李牧と初めて会った時、李牧のことを龐煖の道を答えに導く者だと言っていましたが、その答えを持つ者が信であることも明らかになってきました。(624話 人の代表)

それでは龐煖の求める「人の救済」に対する答えとは何なのでしょうか?

キングダムの中からその答えを紐解いていきたいと思います。

それではどうぞ!

 

Contents

   
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龐煖の求める答えを持っている者は?

答えに導く者・李牧

朱海平原の戦いに突如として現れた龐煖。

この戦いでは秦左翼の蒙恬(もうてん)陣営にも龐煖が姿を現して、その後の中央軍同士の戦いで現れた時には、龐煖は李牧に答えをもらいに来たと伝えます。(612話「答えを持つ者」)

二人の出会いは約20年前だったようで、その時にかわした約束を果たす日が今日・朱海平原の戦い15日目だと李牧は言っていました。

そして623話「模を示す」では、龐煖と李牧の初めての出会いが描かれていましたね。

戦いにおぼれて多くのものを失っていた李牧は、深い山の中で龐煖と遭遇(そうぐう)することになります。

もうろうとした意識の中で龐煖を見た李牧は、龐煖の道を答えに導く者だと龐煖自身から言われます。

そしてその人物の名が「”求道者”龐煖」であることも―――

龐煖に救われた形になった李牧。

その後に李牧は龐煖たち「求道者」のことを調べると、求道者とは文字通り「”道”を求める者」であること。

そしてその道が「人の救済」であることが李牧の口から語られることになります。

ただ李牧は答えに導く者であって、答えを持つ者は別にいることが判明します。

 

答えを持つ者・信


さて李牧は答えを持つ者は別の人間だと伝えました。

その場面で答えを持つ者として描かれていたのは信でしたね。(612話「答えを持つ者」)

そして李牧の口から、答えを持つ者として信の名前がハッキリと語られてもいました。(624話「人の代表」)

ところでご存知のように信は以前に一度、龐煖と対戦しています。

その時には龐煖は藨公(ひょうこう)将軍に左腕を折られた状態ではありましたが、万全の状態で戦えばどうでしょうか?

近いうちに再びこの二人の一騎打ちが見られるのかもしれませんし、その時に信は龐煖の求める答えを語る場面があるかもしれませんね。

それでは龐煖の求める答えとは、一体何なのでしょうか?

 

 
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龐煖が求める答えとは?

龐煖の求める「人の救済」とは?


それでは龐煖(ほうけん)の求める答えについて考察していきましょう!

まず考えられるのは、龐煖たち求道者は「人の救済」を目的としていました。

求道者たちは争いを繰り返す人の世を見て、その愚かさを心配して、人の世を救おうと考えていた人たちでした。

ですので「人の救済」というのは、人々が争いを止めて苦しみの世から完全に解放されること。

それが龐煖の求める答えということになります。

これに対して信はどう答えるのでしょうか?

 

信が中華統一を語る?

まず考えられるのは、信が中華統一を語ることですね。

人々が争いをするのは、中華が分裂していることにある。

そう考えている政こと始皇帝は、武力による中華統一を旗印に掲(かか)げています。

そして武力によって中華統一が果たされたその時―――

国同士の戦いは無くなる訳ですから、人々は争いを止めることになります。

この答えに対して龐煖が納得するのかどうか?

その点は今後の展開の楽しみの一つになりますね。

受け継ぐ思いがあること

王騎の言葉は?

また王騎たちのように以前に龐煖と戦った将軍たちと同じような内容の発言を信はするのかもしれません。

単行本16巻の165話「強さの根源」では、王騎も龐煖に対してこう語っています。

数万の戦友(とも)を失い 数十万の敵を葬(ほうむ)ってきました

命の火と共に消えた彼らの思いが 全てこの双肩に重く宿っているのですよ

しかし龐煖は、この答えに納得していませんでした。

いつの時代もお前達は同じ思い違いをしている

死人の思いを継ぐなど 残されたお前達の勝手な夢想

人は死ねば土くれと化す

敗者は地に落ち 勝者は天に近づく

在る理(ことわり)は ただそれだけだ

人は死ねば土にかえる。

ただそれだけだと龐煖は言い放ちますが、しかしこの王騎の力の源(みなもと)を知るために、この後も龐煖は戦場にたびたび現れることになります。

 

藨公の言葉は?

そして龐煖は藨公(ひょうこう)将軍を倒すことになりますが、ここで藨公は龐煖の抱える矛盾に気づきます。

これは単行本30巻の325話「前進」でのことになりますが、戦いながら龐煖と藨公は語り合い、そこで藨公が語った以下の言葉は龐煖が求める答えのヒントになると思います。

何も分かっておらぬな このど阿呆(あほう)が!!

龐煖 やはり貴様は 全く何も感じておらぬのだのォ

わきあがってくる力を

つむがれていく炎を!

じゃから貴様は王騎に勝てなかった

言葉は違いますが、「思いが受け継がれていく」ことを藨公も語っています。

そのことを龐煖はこの時にはまだ理解できないでいるようです。

河了貂の言葉にヒントも?


そして618話での河了貂(かりょうてん)が語った言葉も、龐煖の求める答えに関係してくるものでしたね。

金毛に倒されそうになった河了貂は、弓矢兄弟に救われますが、ここで金毛との口論が行われます。

貴様らに 我らの思いが 分かってたまるか…

そう言う金毛に対して、河了貂はこう明言します。

分かるよ

ちゃんと分かるから 信は強いんだ

そして飛信隊も…

こう語る河了貂は、真っすぐな目で描かれていましたね。

いつか信と龐煖が一騎打ちをするときに、その信の矛の重さに龐煖が何を感じるか?

そして信は何を龐煖に伝えるのか?

この点は今から楽しみですね♪

 

守るものがあること

もう一つ、龐煖が求める答えとしては、守ることがあることもその力の源と言えるかもしれません。

これは608話「中央軍の勝ち目」で李牧が語っていたことでしたが、王翦(おうせん)との話し合いで以下のような発言がありました。

私はある時から 守るものがあった方が 燃えるようになりましたので

とはいえ李牧は、自分自身を龐煖の求める答えに「導く者」と言っていました。

その答えを持つ者は別の人間であると。

そうするとこれは一つの答えではあるのかもしれませんが、亡くなった仲間や敵から受け継いだ思いがあること、その思いを抱えていることが、龐煖の求める答えになると思います。

 

龐煖が求める答え まとめ

ここまでキングダムの龐煖が求める答えについて考察してきましたが、いかがでしたか?

武神と自らを称する龐煖(ほうけん)ですが、王騎には実質的に敗れていて、信にも矛をはじき返されることになりました。

武を極めるために情を排除し、強さを求めるためにあらゆる欲求を切り捨てている、と羌廆(きょうかい)も王騎vs龐煖の戦いで語っていました。(単行本16巻 166話「相容れず」)

それなのに王騎はそんな龐煖を切り伏せる直前までいきましたし、魏加の矢がなければ龐煖に勝っていただろうと思わせる戦いぶりで、この強さについては羌廆も不思議に思っていましたね。

王騎は強さの根源として、亡くなった仲間や敵の思いが双肩(そうけん)に宿っていると龐煖に語っていましたが、龐煖はその答えに納得していませんでした。

ただ龐煖は求道者であり、人の救済を目的としていることも明らかになってきました。

彼ら求道者が求める人の救済とは、人々が争いを止めることであり、そのためには中華を統一する必要があると信が語るのかもしれません。

そんな信の言葉に龐煖は納得するのかどうか?

そんな道があったのかと龐煖が気づく場面があるかもしれませんが、どのような答えが用意されているでしょうか?

以上、キングダムの龐煖の求める答えについて考察しました!

 
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