鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大人気漫画です。
2021年からはアニメ「無限列車編」と「遊郭編」が放送されることになって、連載が終了した今でも根強い人気を誇っています。
今回はそんな鬼滅の刃から、最強の呼吸と名高い「日の呼吸」に関して考察していきます。
「日の呼吸」の使い手が持つ日輪刀は、なぜ黒刀になるのでしょうか?
今回は「日の呼吸」と「黒刀」の関連性を深掘りしていきましょう。
それでは最後までお楽しみください!
Contents
鬼滅の刃・日の呼吸の使い手は日輪刀が黒刀になる?
#鬼滅の刃
「黒曜石」というワードは113話の回想で出てきた女の子が縁壱さんの日輪刀を評する時にも使ってましたが、うたさんの目がそのルーツだったのね。何か暗示めいた繋がりを感じるけどこれはどう解釈すべきだろう。日輪刀にはその人にとって印象深い色が反映されるってことだろうか。#wj02 pic.twitter.com/6Zp0zWoIjc— コウ✈️🇺🇸 (@s_g_hrak) December 9, 2019
さて鬼殺隊の持つ刀「日輪刀」は、持ち主の素質により色が変化する不思議な刀です。
その持ち主の素質の強弱によって日輪刀の色も強弱されており、色が濃いほど強い素質をもつという意味を持っています。
では「日の呼吸」の使い手の日輪刀は何色になるのでしょうか?
原作13巻113話「赫刀」では主人公・竃門炭治郎(かまどたんじろう)の祖先の記憶として、炭吉の妻・すやこが継国縁壱(つぐくによりいち)の刀は、普段は「黒曜石のように黒かった」と語っています。
また炭治郎も一番最初に日輪刀を手にした時の色は、黒色の刀となりました。
「日の呼吸」の素質を持つ者に関しては、日輪刀の色=黒刀になる傾向があるのかもしれません。
日輪刀と色の関係は?
さて先ほど書いた通り、日輪刀は持ち主の素質を色として読み取る性質を持っています。
基本的には、以下が五大要素になっています。
- 赤色→炎の呼吸
- 青色→水の呼吸
- 黄色→雷の呼吸
- 緑色→風の呼吸
- 灰色→岩の呼吸
またその持ち主の呼吸の素質が強いほど、色が濃くなる傾向があります。
ただ持ち主の素質によっては派生も行われる可能性があり、代表的なものでは伊之助の日輪刀は藍鼠色(風の呼吸の派生)です。
また恋柱・甘露寺蜜璃の日輪刀は桃色(炎の呼吸の派生)など、基本要素以外の色にも変化されることが確認されています。
日輪刀の黒刀は不吉だった?
日輪刀という物を
つくってもらった炭治郎君
1~2コマ目、そして色が変わる!
炭治郎君は黒色ね
鬼殺隊の人達の刀ってカラフル
だったのか今度注意深く見てみよ
炭治郎君推してた人は
RTして他の人に紹介してください#鬼滅の刃 #アニメ#漫画 pic.twitter.com/G1IfNToX9I— えくえくれあん (@ekuekurean) May 8, 2021
ちなみに炭治郎が初めて日輪刀を手にした時、師・鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)や刀鍛冶・鋼鐵塚蛍(はがねづかほたる)から黒刀の剣士はあまり存在しないことが知らされます。
黒い刃になる者は数が少なすぎて詳細が分からないために、出世できない剣士は黒い刃なのだと言われているようでした。
また炎柱・煉獄杏寿郎からも「黒刀の剣士が柱になったのを見たことがない」「さらにはどの系統を極めればいいのかも分からないと聞く」とも言われる場面も。
逆に言えば日輪刀の色は本人の素質であるため、日輪刀の色を見ればどの系統を極めれば良いかが分かるということでしょう。
鬼滅の刃・なぜ日の呼吸は黒刀になる?
炭治郎の日輪刀が黒刀な理由
現代の鬼殺隊は日の呼吸から派生した呼吸が主流。炭治郎は最終的には日の呼吸を使用して戦っていた→現代のどの呼吸にも属さなかった伏線
日輪刀の色を
炎→赤 水→青
と色分けし、それら全てを混ぜ合わせると黒色になるから pic.twitter.com/j9kntaHjXY— ぶぶぶ (@Chaliceveil) December 12, 2020
では、なぜ「日の呼吸」の使い手の日輪刀は黒刀になるのでしょうか?
他の属性の呼吸の場合、日輪刀が赤や青などの色に変わります。
そもそも「日の呼吸」は全ての呼吸の元となった呼吸であり、全ての呼吸は「日の呼吸」からの派生とされています。
全ての色を混ぜ合わせると黒になり、逆に黒からは全ての色が抽出されると言えるでしょう。
そのため「日の呼吸」に適した剣士の日輪刀は黒刀になるのではないでしょうか?
また「日の呼吸」は、使い手本人が日(陽)となります。
陽には必ず影(陰)が出来ます。
日(陽)を映し出す日輪刀は影(陰)を表現していて、そのため日の呼吸の使い手の日輪刀は黒に染まるのかもしれませんね。
鬼滅の刃・もしも竈門家の人々が日輪刀を握ったら
では、「日の呼吸」を代々ヒノカミ神楽として受け継いできた竃門家の人々が日輪刀を手にした場合、その色は何色になるのでしょうか?
ヒノカミ神楽=日の呼吸の使い手となる可能性が高いため、ヒノカミ神楽を正式に受け継いだ人物に関しては黒刀になる可能性が高いのではないでしょうか?
作中では炭治郎の父・炭十郎や、炭治郎の子孫である炭彦・カナタはヒノカミ神楽を継承しています。
最低でもこのキャラクター達は日輪刀を手にした場合黒に染まると考えられるでしょうし、他にも竈門家では炭吉以降もヒノカミ神楽は受け継がれてきましたので、竈門家の多くの人は日輪刀が黒くなった可能性は高いと思われます。
鬼滅の刃・日の呼吸の使い手は黒刀? まとめ
そういえば昨日鬼滅の刃の映画観ていて今更気付いたのだけど炭治郎の額は火傷だったのにこんな初期から縁壱みたいな痣になってた事に気付いた←
日の呼吸の使い手だからなのかな? pic.twitter.com/iWgUybfByn
— スタバじょし (@sutaba_0815) October 31, 2020
今回は、鬼滅の刃の日の呼吸と黒刀の関連性について考察してきました。
以下がまとめとなります。
- 日の呼吸の使い手は黒刀になる可能性が高い
- 日の呼吸は始まりの呼吸のため、全ての色が混ざり合った黒色になるかも?
- 日(陽)には影(陰)ができるため、日の呼吸の使い手は黒刀になるかも?
- ヒノカミ神楽を継承した竃門家の多くの人は、日輪刀を持てば黒刀になる可能性が高い
原作ではかなり冒頭に登場した黒刀でしたが、その黒刀の正体は終盤では非常に重要な要素となっています。
ここまでの話の展開を考えた鬼滅の刃の作者・吾峠先生には脱帽の一言に尽きるでしょう。
それでは以上で、鬼滅の刃の日の呼吸と黒刀に関する考察を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!