鬼滅の刃は吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)先生原作の大ヒット漫画です。
2021年からはテレビアニメ「無限列車編」と「遊郭編」が放送されて、今後も目が離せない作品です。
そんな鬼滅の刃に登場する主人公は竃門炭治郎(かまどたんじろう)という少年です。
この炭治郎は当初「全集中の呼吸・水の呼吸」を会得・使用していました。
なぜ炭治郎は水の呼吸を習得するに至ったのでしょうか?
今回は鬼滅の刃の炭治郎が、なぜ水の呼吸を使うのか?に関して考察していきます。
それでは最後までお読みください!
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鬼滅の刃・炭治郎はなぜ水の呼吸を使いこなすのか?
水の呼吸のエフェクトが綺麗すぎる。そして何気ないけど背景の空の光というか明るさ?も綺麗。すごい #鬼滅の刃 pic.twitter.com/CipUadcdJt
— リモコン (@ri_mokonn) April 6, 2019
さて鬼滅の刃の主人公である竃門炭治郎が、作中で使用する呼吸は「水の呼吸」です。
では、なぜ炭治郎は水の呼吸を会得する事になったのでしょうか?
その理由は、竃門炭治郎の師である鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)が大きく関係しています。
炭治郎の育手の鱗滝さんが理由?
#けものフレンズ3 #けもフレ3
けものフレンズ3 けもフレ3#けもフレ3は2周年 #天GM#鬼滅の刃
不墝!テング列伝
セルリアンを普通に倒せる人
鬼滅の刃の鱗滝左近次。 pic.twitter.com/4drPQydp9s— らいじん (@vE17z9uFAnnljFg) October 28, 2021
まず炭治郎の師である鱗滝左近次は、鬼殺隊士を育てる役割を持つ「育手(そだて)」という役割を担っていました。
この育手には、弟子が鬼殺隊士になるための最終選別を生き残らせるため、育手自身の能力と経験を弟子へと継承していく役割をもっています。
そんな育手である鱗滝左近次ですが、現役の鬼殺隊士だった頃は、鬼殺隊の中でも最高位の称号を持つ「水柱」として活躍をしていました。
そして鱗滝さんは現役を退いてからは育手として若き隊士達の育成に回り、炭治郎の他にも富岡義勇(とみおかぎゆう)も鱗滝左近次が育てた鬼殺隊士の1人なのです。
富岡義勇は現・水柱として活躍している隊士です。
つまり、「鱗滝左近次の弟子は等しく水の呼吸を継承される」ということになりそうです。
炭治郎が作中で一番最初に出会った鬼殺隊士が富岡義勇であり、その富岡義勇が紹介した育手が鱗滝左近次だったことから、炭治郎は鱗滝によって水の呼吸を継承する運びとなったと考えられます。
ですので最終選別で炭治郎は、水の呼吸を使ったのだと思われます。
水の呼吸の使い手は多い?
ちなみに水の呼吸は、使っている剣士が多くいます。
水の呼吸を教えている育手は、鱗滝さん以外にもいます。
また水の呼吸は初心者にも易しいため、一番多くの剣士に使われていることが、単行本17巻・第147話の前のページに書かれています。
ちなみに村田さんも水の呼吸の使い手です。
ただ村田さんの水の呼吸は薄すぎて、剣をふるっても水が見えないことが、同じく147話の前のページに描かれています(^-^)
炭治郎に水の呼吸が合っていないことが判明!
鬼滅の刃77話。強敵に追い詰められた状態で、鬼殺隊に入る為に身に付けた水の呼吸よりも幼少の頃から身に付けていた呼吸を選ぶ。「水の呼吸を使いこなせない」と。これを見て職務経験を優先して仕事を選んでいたら、それを極めきれる事は出来ないと思った。 pic.twitter.com/uokXtvQDMw
— 仲村 萌 (@Moyuru314) September 13, 2017
こうして炭治郎は、鱗滝さんから課される過酷な修行に耐えて水の呼吸を会得しました。
そして炭治郎は水の呼吸の使いこなしながら、数多の鬼と戦い勝利を収めてきました。
しかしながら「遊郭編」にて上弦の陸・堕姫と対峙したとき、思うように戦えていない自分自身を見て、炭治郎は自分の身体には水の呼吸が合っていないことに気付きます。
炭治郎が思う「水の呼吸が合っていない」という表現は、水の呼吸が使いづらいという表現では無く、「鱗滝左近次や富岡義勇のようにしっかりと使いこなすことが出来ない」という意味だと推察されます。
では炭治郎が自分で思う、身体に合った呼吸とは一体何だったのでしょうか?
炭治郎に合っていたのは日の呼吸=ヒノカミ神楽!
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炭治郎の身体に合う呼吸、それは竃門家に代々伝わる呼吸・ヒノカミ神楽でした。
ヒノカミ神楽は、遠い過去に日の呼吸の使い手である継国縁壱(つぐくによりいち)が竃門家に継承した呼吸法で、竃門家は代々ヒノカミ神楽という舞に変えて子孫に受け継いでいったものなのです。
炭治郎は幼少期より、父からヒノカミ神楽を受け継いでいたため、その呼吸法が自分自身にとって最良の呼吸法である事に気付いていたのです。
しかしこのヒノカミ神楽にはある弱点がありました。
ヒノカミ神楽は体の負担も大きい!
このヒノカミ神楽は、威力が絶大である代わりに身体への負担も大きく使いどころが制限されてしまう諸刃の剣だったのです。
初めて使用した那田蜘蛛山編での下弦の伍・累戦では、ヒノカミ神楽を使用した後に身体が痙攣(けいれん)して動けなくなるほどの反動を引き起こしたほど。
そこで炭治郎は、ヒノカミ神楽単体で技を磨くのではなく、最初に会得した水の呼吸を使った歩き方や体捌(さば)きを併用することで、ヒノカミ神楽を自分なりに使用しやすくするように改良していったのです。
鬼滅の刃・炭治郎はなぜ水の呼吸を会得した? まとめ
呼吸のエフェクトめちゃくちゃカッコイイのにあれは『イメージだけで実際に水は出てない』ってゆうのをコミック17巻のおまけで読んでショックだったの思い出した、、、#鬼滅の刃 #水の呼吸 pic.twitter.com/ENwEcomgZ4
— mangaaaaaaaaa (@mangasai_3010) September 11, 2021
今回は、鬼滅の刃の主人公・竃門炭治郎はなぜ水の呼吸を会得したのかを考察してきました。
以下がまとめとなります。
- 炭治郎が水の呼吸を会得したのは、師が鱗滝左近次だったから
- 水の呼吸は初心者にも易しく、一番多くの剣士に使われているから
- 炭治郎には水の呼吸は使いこなせなかった
- 炭治郎に合う呼吸はヒノカミ神楽だった
- ヒノカミ神楽は威力は強いが反動も強いため、水の呼吸の体捌きと併用した
本編が進むほど、水の呼吸の使用頻度は低くなっていった炭治郎でした。
ただヒノカミ神楽を使う上でも水の呼吸を応用していたというのは、鱗滝左近次への敬意も評しており、実に炭治郎らしい行動だと感じました。
鱗滝との修行も無駄にならなくて良かったですね。
それでは以上で、鬼滅の刃の炭治郎がなぜ水の呼吸を会得したのか?に関する考察を終わります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!